2009年12月31日木曜日

柚子のマーマレード

先日学校でスタッフ会議があり、講師が集まった際にT先生から戴きました。



T先生には展示会の際等に代講をお願いしたり大変お世話になっているので、本来ならこちらからなにかお礼しなければいけないのですが・・・。
去年も戴き大変美味しかったので、私も妻も大喜びです。
いつものベリーのマーマレードが無くなったので、今朝開封する事にしました。





素晴らしい!


柚子の香りが瑞々しく残っていて、冬の縁側でのひなたぼっこをイメージさせる香りです。


ここで偶然、元生徒のN君からも「柚子ママレードいりませんか?」のメール。


きっとあちこちのお宅の庭の柚子が一斉に実を付けて、みんな同時期にマーマレードを作りだすんでしょうね。
通りを歩いていて、あちらからもこちらからも柚子の香りがしてくる・・・そんな街っていいですね。


昔の村はそんな感じだったのかな。


イヤ、今でも農村はきっと同じでしょうね。
沢山採れた季節の旬の物を保存食にするのは、古今東西同じでしょうから。


・・・と言う訳で、今年も終わりです。


今夜はTNTのメンバーで年越し蕎麦を食べに出かけます。
来年もこのブログはポツポツ書いて行きますので、どうぞヨロシク!



2009年12月26日土曜日

面白いCM

今年面白かったCMというと、最近やってる東京ガスのCMが浮かんできます。


 家でくつろいでると突然観光バスが停まり、旗を持ったバスガイドを先頭に観光客が入って来てしまう。
最後にバスガイドが『ではここで自由行動で〜す!』と言われて大慌てする、というCM
せっかく焼いたホットケーキを食べられそうになって大慌て、というCM
これ見て東京ガスを使おうとか、ガスコンロ買う人も少ないと思うのですが・・・。
オール電化住宅が流行りですが『料理はガスで炎が見えないと』と言う、私みたいなアナログな人間には良いのかもしれませんね。


 どうも最近子供や動物の可愛さに頼ったCMばかりでつまらない中、あり得ない設定がもし起きたら・・・という楽しさがありますね。


古くは筒井康隆のSF小説に始まる『もし・・・・だったら』という妄想好きな私にはピッタリ。
そう言えば、織田信長とか千利休が出て来るのもこのシリーズでしたね。


 たまに海外面白CMYouTubeで見たりするけど、言葉がわからなくても笑えるものが多いですね。
何のCMか最後まで解らなかったりするのもあります。
多分無名の俳優ばかりで、日本の様にTVで認知度の高いタレントやお笑い芸人を使った物も少ない様にも思えます。


 いろんなところで国民性が出て来てしまうものですが、比べてみると日本は『今、内輪でうければ良い』って感じかな。
日本の今現在の流行やトレンドを知らない外国人が見ても、面白さが解らないでしょうね。


残念なのは日本の会社が海外で流しているCMが、なかなかレベルが高い事。
どうして、日本でも使わないのか不思議です。


どうせこの作品は日本じゃうけない・・・と、日本の消費者はなめられてるんでしょうか。

2009年12月25日金曜日

人の振り見て・・・・

 昨日の首相の記者会見、やれやれこの人もか!って感じでしたね。


検察が不起訴にしたと言う事は、違法行為への明確な認識も共謀、教唆も確認出来なかったと言う事でしょうが、だからといって公人として最高の地位にいる首相の道義的責任は免れ得ないと思います。


 全く秘書を信頼して任せていた、というのも多分本当なんでしょうが、他の議員が秘書の不始末で辞職したりしている時には『秘書の不始末は議員の責任だ』と主張していたのに、その時自分の事はチェックする気にならないんでしょうかね。
仮にチェックしたとして今の今まで秘書に嘘をつかれていた訳で、そんな懐の甘い人に首相が勤まるんでしょうか。


まして、見つからなければ6億円脱税していた訳ですよね。
お金払うからゴメンナサイで済む話では無いと思います。


首相も言う『友愛を基にした社会』は、まずお互いを尊敬するところから始まると思いますが、このように自分の発言は都合よく棚に上げて、責任は全部秘書と母親に押し付けた上に出処進退を自分で決めないで『国民の声が高まったら』なんて言ってる様では、彼の理念も口だけだったのだと言う証明にしかならないですよね。


そんな人が高い理念を説いて首相をやり続けると言うのは、その国の国民の程度が知れると言う物で世界の恥さらしです。


さっさと議員辞職すべきでしょう。


それにしても、今までさんざん自民党議員を同種の事件では糾弾していた民主党は、何故党首や幹事長の秘書絡みの不始末を自分たちで処断出来ないのでしょうか?


これでは民主も自民もまさしく『同じ穴の狢』と言う事になるけど、そうなると今回の政権交代も茶番劇ですよね。



ローストビーフ

 昨夜は妻のリクエストに応えて、私が夕食のメインを料理しました。


結婚するまで殆ど料理しなかった妻も、いまでは料理上手になり私の出る幕は殆ど無いのですが、肉を焼くのとパスタは私の担当になっていて、サラダやスープは妻が作っても肉を焼く段になると、


お肉大臣、お願いします!」


と声がかかります。


 まあ、私が焼いたからと言ってそんなに違いはないでしょうから、体よくおだてられてやらされている訳ですね。


と言う訳で、去年は鶏もも肉のロースト、今年はローストビーフです。


ローストビーフと言っても、二人分ですから500グラム位の小さなもも肉の固まりを焼く訳で、我が家ではオーブントースターで焼いてます。


焼くときにオーブンに刻んだ野菜を敷いておいて、焼けた肉を取り出した後にそれでソースを作ります。
後は薬味にホースラディッシュ(これは欠かせません)を添えて出来上がり、という簡単な物で、料理したと言うにはおこがましい様な物です。


今回はそれに、野菜スープと妻が買って来たスモークサーモンが加わりました。





ローストビーフは何度か作っていて、お客様がいらっしゃる時にお出ししていますが、簡単な割りに好評です。


 初めて作った時は焼き上がって直ぐ切ってしまい、肉汁が流れ出てカスカスになって失敗したりしました。
やはり、焼き上がったらしばらく置いて落ち着かせないとダメなんですね。


料理の本にもそう書いてあったんですが・・・・。


せっかちなんですねえ。


残念ながら夫婦してお酒がダメなので、お子様用のシャンパンで乾杯しました。


格好ワル〜イ!


使った食器を洗い(今日は私の担当です)食後はいつものカフェのクリスマスケーキ。





タルト生地にカスタードクリーム、イチゴやベリーがてんこ盛りです。
カスタードが甘すぎず、ベリーが爽やかで後口サッパリです。


美味しいケーキを食べて満足したのか、妻はソファでうたた寝しています。


皆さんはどんなイブをお過ごしでしょうか。









2009年12月24日木曜日

titanium earring

 九月に大阪に行った際に、お客様から頼まれていたイヤリング。

以前耳にピッタリ着くタイプのピアスをお創りしましたが、フォーマルなお出かけやドレッシーなファッションには少しカジュアルだから・・・というお話でした。

 いつもお目にかかる時はスポーティーでアクティブな装いだったのでなかなかイメージが湧かなかったのと、佐倉での展示向けの作品作りで忙しかったのでなかなか手がつけられなかったのですが、今回ようやく形にしてみました。



例に依って全てチタニウム製です。

2009年12月23日水曜日

カラーで見る戦争

NHK総合TVで三夜連続で放送されている番組ですが、興味深いです。


 どうやら、BSで放送されたものの再放送らしいのですが、第二次大戦の白黒フィルムの画像を最新のデジタル処理でカラー化したものを使って第二次大戦を時系列にそって解説しています。


フランスの放送局との企画のようで、そのせいか再現された色彩がリアルというより、ほんのり絵画的です。
もっとも、これは最近寿命のせいか時々色がおかしい我が家のブラウン管TVのせいかもしれませんが・・・。


 それにしても、ドイツ軍の侵攻にイギリスが参戦、兵士達が駅で妻や家族と抱き合ったりしてるのを見ると、無事に帰国出来たろうか、それとも戦地で命を落とし悲報が家族に届いたのか・・・等とこの人達の行く末に思いが巡ります。


 戦闘のシーンでも弾に当たったのかバッタリ倒れる兵士が映されますが、彼にも二十数年の人生があり、故郷に父母、妻子、友人がいてその皆が悲しむわけです。


 戦争って、それが兵士のみならず犠牲者の数の分だけ積み重なってる訳ですよね。


もし自分が出征するような事になり、駅で妻や両親と別れるなんて立場になったら妻はどんな思いだろうか、等と想像すると本当に


『戦争なんてゴメンだ!』


という気持ちになります。


これはカラー化がもたらした効果なのか、それとも結婚して『家族が共に暮らす』と言うシンプルな幸福を知ってしまったからなのか・・・・。


是非これからの世界を創って行くはずの若い人に見てもらいたいです。



2009年12月22日火曜日

マニフェスト

ガソリンに掛けられている所謂『暫定税率』維持が発表されて、世間は騒々しくなってきました。
首相も抱える諸問題について、様々な声を聞かなくてならないから決断するのも大変でしょうね。


どっちに決めても誰かから批判される、あんな立場には成りたく無いものです。


 それにしても高速無料化とガソリン税に関しては、人やも物の移動にかかるコストが大幅に低下して社会構造がガラッと変わり、景気の下支えと地方経済の活性化による内需拡大の可能性が在るのではないかと思って期待していたので、これが後退するのは残念です。
かつて、石炭から石油へエネルギーシフトしたとき以来の大改革になると思ったんですけど・・・。
今の日本で、今後持続的に景気を浮揚させる可能性がある名案が他に今の政府に在るのでしょうか。


 加えて、政府は休日の取り方を平準化して休日や盆正月に集中するのを防ぐ方策を考えるそうですが、今の様に高速料金が土日祝日しか安くならなかったら、効果も薄いでしょうし不公平感まで生んでしまいます。


 いつ乗っても降りても高速道路が無料(もしくは千円)だったら、土日祝日に行かなくても平日休みを取って行こうと思う人も増えるでしょうが。


 先の選挙で民主党に投票した人は、自民党に嫌気がさした事もあるでしょうが、民主党のマニフェストに自民党には出来そうに無い、なにかドラマティックな社会変革を期待していたのでは無いでしょうか。
斯く言う私もその一人でした。


もっとも、私は民主党には投票しませんでしたが。


 どうも二大政党制がそんなに良いとは思えないんですよね。


物事AB、白か黒だけでは決まらないし、少数意見が全く反映されなくなるのも不安です。
最低三党があって、議案ごとに是々非々で合議して戴きたいと思います。


そう言う意味で、今の連立政権にはちょっと不満です。
国民の指示を得ていない政党の党首が裏でどんなやりとりが在ったかしれませんが、内閣で重要な役職に就いてるのは解せない。
野党として、正々堂々国会の場で政府を批判したり協力するなりして欲しいですね。


 それにしても暫定税率の”暫定”を取り払い、これを固定化して税額を維持するというなら、せめて税金に消費税をかける税の二重取りは是非とも是正してもらいたいものです。
どうして、マスコミもこれを問題にしないのか本当に不思議です。



2009年12月21日月曜日

お客様のご注文で・・

新作を一点製作しました。


こちらのお客様は去年TNT三人展を始めた頃からのお客様で、佐倉での展示でも何点かお買い上げ戴きました。

以前からご主人様用にワイングラスのモチーフで何か出来ないかしらとおっしゃってたのですが、シルバー製やメタル製の量産品で安く市販されているものも多い上に、チタニウムで手作りするとお値段も張るしどうしようか考えあぐねていたのですが、今回雪ダルマシリーズをご覧になった上でのご注文だったのでこんな形に作ってみました。





ワインボトルとグラスだけでは市販品も有りそうなので、コルク抜きを加えてアレンジしてPINにしました。



ボトルは立体にすると厚みが出過ぎるのでレリーフ状になってます。


メールで画像をお送りしたところ、どうやら気に入っていただけた様です。
クリスマスになんとか間に合いそうで、ホッとしています。

2009年12月18日金曜日

はまってます。

国土地理院のホームページを開くと空中写真のコーナーがあります。
これがなかなか面白くて、戦後(モチロン第2次大戦)すぐに米軍が日本全土を撮影したものから、国土地理院が地図製作の為に撮影したものまでが閲覧出来ます。


 戦後直ぐの焼け跡が広がる街がだんだん復興して都市化してゆく様子や、田園地帯や丘陵地帯が宅地化されて行く様子が、何年かおきの写真を見比べる事で解ります。


 私の母は昭和7年生まれで、戦時中は兵庫県の甲子園球場のすぐ傍に住んで居ました。


昭和20年8/6の空襲で命からがら逃げ延びて、おかげで今私がいる訳ですが、その辺りの1948年の画像が見つかりました。


画像を見せると、腰の曲がった曾祖母を連れて火の海の中を逃げた道筋等、記憶がよみがえって来る様でした。


 当時女学校に通っていた母が叔父と暮らしていた家は全焼してしまい、母は岡山県津山市の実家に戻り、跡地には今ではホテルが建っています。


 他にも東京オリンピック前後の東京や阪神淡路大震災前後の神戸等比較してみると、興味深いものです。


子供の頃住んでいた町も見ていると楽しいですよ。








新作です。

 先日の佐倉のイベントでデビューした雪ダルマシリーズですが、新作がまた一つ加わりました。




h21×w16mm           CRAFTSMAN



これは非売品で私が自分で着けるつもりです。


例に依って全てTitaniumで出来ています。


持っている(手は無いんですけどネ)のは糸鋸とバーナー。


バーナーの炎は軽く加熱して褐色にしました。


 本来はブルーにしたいところですが、加熱と発色のデータが無くて・・・まあ試作ですね。
うまく色を出せたらアクセント・ポイントに使いたいと思いますが、やはりあくまでTitanium本来の色にこだわりたいと思ってます。


2009年12月13日日曜日

オリーブの塩漬け

 先日、親友のO君から瓶詰めのオリーブを戴きました。


社会人になって最初に入社した会社に私と同期で入社した同年齢の彼は、幼少時瀬戸内海の小豆島で育ったそうで、これについては不思議な偶然があります。


 小学生当時兵庫県西宮市に住んでいた私は、夏休みにYMCAの主催する子供キャンプに参加したのですが、そこが小豆島の入江に浮かぶ余島という小島。


 本当に小さな島で(多分無人島だったと思いますが)干潮になると本当と砂州でつながり、歩いて渡れたそうです。


実はこの島は当時O君のテリトリーだったそうで、彼も良く島に渡って遊んだそうです。


 後年この話を彼にした時、


そのころ会ってたら、街から来た子供なんていじめてやったのに!


なんて笑ってました。


その彼からは以前も美味しい出汁醤油を戴いていて、料理に重宝させてもらってます。

今回のオリーブは彼が子供の頃食べた味を思い出した、という一品だそうです。







 もとより今の様に街の食料品店でオリーブの瓶詰めなんて手軽に買えない時代でしたが、
彼の話では昔はオリーブは買う物ではなく、島中至る所にオリーブの実が成っていて落ちた実を拾って帰り、それをアク抜き処理して貰って食べていたそうです。


どうやらアク抜きだけは自家処理出来ないそうです。

今回試しに取り寄せたところ、その時の味に近いと言う事でお裾分け戴きました。


 昨夜は久しぶりにラム肉を焼いたので、封を開けて食べてみました。





瑞々しい翡翠色の実が薄味の塩ゆでになっているのか、アクも渋みも無く、種は在るけれど実は軟らかくてサッパリしています。



これならいくらでも食べられそう!


ただ、薄味なので保存期限も短くて二ヶ月位。


O君によると小豆島の季節の味だそうです。


枝豆みたいな感じですかね。


そう想って一粒食べると、なんだか波静かな瀬戸内海の穏やかな陽光が眼に浮かびます。


O君に感謝!





2009年12月12日土曜日

ノーベル平和賞

 今年のノーベル平和賞については賛否が渦巻いていましたが、今日の授賞式でのオバマ大統領のスピーチを聞いて、ノーベル委員会の皆さんは何を思ったのでしょう。


大統領周辺が話す様に寝耳に水の受賞が本当なら、私はオバマ氏の事だから当然辞退すると思ってました。


しかし謙遜するポーズはしたものの当然の様に受賞して、加えて今日のスピーチ。
これはアフガン増派正当化を世界にアピールする絶好のチャンス、自身の再選にもいい材料、ぐらいに思ってるように見えてしまいます。


どんなに理由を正当化しても、兵を送れば血が流れるのは明らか。


ガンジーやキング牧師の様な非暴力平和主義は理想論で現実的ではない、アメリカ国民を守る大統領にはその道は選択出来ない、等とうそぶくならば百歩譲ってそれは<アメリカ人の選択>として認めても、賞は辞退するのが筋じゃないでしょうか。


ノーベルの理念への冒涜になりはしませんか?


世の中には避けられない戦争があるから、アメリカはジュネーブ協定を遵守してルールを守って戦う・・・。
それで、巻き添えになる一般市民への被害者にはアメリカ人の訴訟弁護士でも付けてくれるんでしょうか。


核を廃絶します、使用した責任がある、と言いながら被爆者へ何のメッセージも無い、ヒロシマにもナガサキにも行かない。


初めての黒人大統領、ということで期待しているアメリカ国民は大勢いることでしょうが、今私には彼は肌の色は関係なく、口のうまいダブルスタンダードのアメリカ人政治家にしか見えません。


アメリカ人だったらこんな時こう言うんじゃないかな・・・


SHAME on YOU!





2009年12月8日火曜日

千回!

気がつくとこのブログへの訪問回数が、開始から千回を越えました。
ちょっとビックリです。
題名どおりどうでも良い事ばかり書いているのに。

チタニウム作品の話も製作風景等もう少し書かなきゃ、と日々反省はしているのですが、いざ書くとなると画像も準備しなくてはならないしでなかなか大変なので・・・・。

まあ、ぼちぼちやりましょう!

なんてったってブログが仕事じゃ無いですから。
あくまでタイトル通り『独り言』ですから・・ハイ。

でも、内容について皆さんからのご質問等ありましたらご遠慮なくコメント戴きたいと思います。

これからも細く長く続けて行きたいと思いますので、ご贔屓の程をお願い申し上げます。

風邪ひきました。

 日曜の散歩がいけなかったのか、すでに前日からひいていたのか解りませんが、夕方実家に寄って両親と夕食をした後ゾクっと寒気がして、月曜は朝から熱があり、昼過ぎには38度代に突入。

日曜に出かけた散歩で、乾燥した冷たい空気で呼吸器系を痛めたのかもしれません。
この時期、マスクはしたほうが良い様です。

 時節柄インフルエンザを疑いましたが頭痛や咳など喉の痛みもないし、筋肉や関節痛もあるにはあるがさほどでもない・・・上あごの奥の方がヒリヒリするだけなので、きっとふつうの風邪だろうと厚着して布団にくるまっていました。

 夕方、残っていたご飯をお粥にして食べたりして、ようやく八時頃から熱も下がりだしました。
そうなると食欲も出て来て、お粥の残りで塩鮭、卵焼き、カブのみそ汁なんかを食べ、まだ食べたりずにどら焼き、ブランデーケーキ、とどめに寝る前に納豆ご飯

ハイ食べ過ぎですね!

おかげで今朝は平熱に下がりました。

でもまだ上あご奥のヒリヒリ感は残ってます。おそらく空気の乾燥が原因してるんでしょう。
これはマスクとウガイでなんとかなるかもしれないですね。

皆さんもご注意を!




2009年12月7日月曜日

雨降って地固まる。

昨日は北鎌倉で学校のスタッフの結婚披露パーティーに出席しました。


 16時30から受付開始ということで電車の乗り継ぎを調べたところ、15時50渋谷発の湘南新宿ラインに乗らないと間に合わないとわかりました。
授業は15時30までなので、生徒諸君に訳を話して少し早めに片付ける用意をはじめ時間きっちりに学校を出て渋谷駅まで大急ぎ!
気持ち悪くなるまで急いだのに、なんと電車は七分遅れ!


でもどうやら16時45には北鎌倉駅まで到着して、大雨の中レストランの送迎車で無事会場に到着しました。

ところが、午後降り出した雨のせいで道路が大渋滞、結婚式を行った鶴岡八幡宮からゲストが到着出来ず、受付係すら居ない状態でした。
どうやら式の最中から雨が降りだして大変だった様です。


・・・とまあ、始まりは遅れたものの幸せな新郎新婦、両家のご家族、親しい友人と親戚ばかりの和やかで気取らない宴席に、着飾った若い女性、美味しい料理にワイン・・・結婚式って良いですね!






打って変わって今日は快晴!あまりのお天気に久しぶりに妻と散歩に行く事にしました。
行き先は九品仏。


前から気になっていた場所でしたが今回行ってみると紅葉の真っ盛り!






都内には珍しいイチョウや楓の大木古木が黄色や赤に色づいてあたりにカーペットの様に散り敷いて、まるで極楽浄土に来た様です。


境内には三つのお堂にそれぞれ三体の阿弥陀仏が計九体。
これが九品仏の名前の由来だそうです。


こんな立派なお寺だとは知らなかった自分が恥ずかしい!


小腹が空いたので、門前の蕎麦屋で食事する事に。
私は鴨せいろ、妻は柚切り蕎麦。どちらも美味しかった!
妻は柚切りが初めてだったので、「美味しい!美味しい!」と喜んでました。


大雨の後は快晴。


まさに『雨降って地固まる』昨日の二人の前途もきっと明るい物に違いありません。











2009年12月5日土曜日

平山郁夫画伯

 高校時代の美術の教科書に載っていた、福田平八郎の『雨』の絵のモダンさに魅せられて近代美術館に現物を観に行って初めて日本画という存在を認識して以来、油絵の具で描かれた西洋画より岩絵の具を膠で紙や絹地に定着させる日本画のマットな質感が好きになってしまいました。


 以来、10代の終わりから20代前半は日本画を集中的に見る様になり、近代美術館だけでなく当時兜町にあった山種美術館なんかにもよく通いました。


 そんな時、平山画伯のシルクロード展が開催され観に行ったのを覚えています。


 吹く風に舞い上がった細かい砂で霞む荒漠たる砂漠の景色が穏やかな色調で描かれて、今まで見て来た伝統的な日本画とは一線を画す壮大な風景、テーマと画風に感動しました。


 シルクロードには興味があったのですが、それまで写真やテレビで見ていた凶悪な程じりじり照りつける砂漠の日差し・・・現場でスケッチされる画伯には容赦なく降り注いだ日差し、それとはまた違った日差しが画伯というフィルターを通して絵の中に、そこに住む人々にも降り注いでいるのです。


画伯の絵の中にさす光は、なんだか仏様の光背から注す後光の様に感じるのです。
おそらくそれは人々や、今は廃墟となった遺跡に向けられた画伯のまなざしなんでしょうね。


若い頃広島で被爆されて惨状を目の当たりにされた画伯の画業のテーマは「平和への祈り」だったそうです。


生きながら地獄を見た人だからこそ描きたかった光だったのかもしれません。
ご冥福をお祈りします。


合掌








2009年12月4日金曜日

やっぱり疲れた・・・。

佐倉でのイベントの最中は、気が張ってたのでそれほど疲れてないなあ、なんて思っていたのですが、終わって二日目位から緊張が解けたのかドッと疲れが・・・・。
イベント前の作品の作り込みに始まって、会期中毎日往復150キロ走行。
会場では立ちっぱなしだし、お客様への説明で話しっぱなし・・・。


そんな疲れが時間差で出て来て、ダル〜い!


やらなければイケナイ事が沢山あるのに、気力が湧いて来なくて気がつけばもう金曜。


近所のイチョウもすっかり色づいてました。





これはイカン!と散歩がてら近所まで買い物に出て、本屋で楽しみにしていた本を購入。




以前から好きで単行本が出る度に買ってる作家のコミックです。
といってストーリー展開がある訳でもない、ゆる〜い作品。
関西出身らしい作者の描く主人公達は、皆大阪人。
東京が舞台なのにハハ、ノンキだね〜!な日々が流れてゆきます。


また、作者はWRCが好きらしく、前作『大阪豆ゴハン』でも登場人物にラリードライバーを彷彿とさせるキャラクターが出て来たり、主人公の車がデルタ・インテグラーレだったり・・・。


読むと元気が出る、訳ではありませんがぬるめのお風呂にのんびり浸かってる感じですかね。
ちょっと凝りがほぐれた様な気がします。


さて、明日は学校で三時半まで授業して、押っ取り刀で北鎌倉へ駆けつけて学校のスタッフの結婚披露夕食会です。


2009年12月3日木曜日

ホームページ作成中

 今回のイベントの作品や、今まで作品展で発表して来た作品をまとめて皆さんにご覧戴こうと思い、この際ホームページを作ってみる事にしました。


 今このブログを書いているPCは今秋購入したMacbookProなんですが、ホームページ作成ソフトのiWebが最初から入っているので、まずはそれを使ってページを作っています。
なにしろ素人なので、ページを作るところから試行錯誤ですが、今度は公開するのにどうするのかまた頭をひねりそうです。

 .Macでの公開なら簡単みたいですが年間一万円近くかかるので・・・・。

 完成して無事公開出来たらご報告します。



2009年11月30日月曜日

札ビラで頬を・・・

お金の使い方ってなかなか難しいものですね。

 何に使うかはもちろんですが、どんな風に使うかで人柄、ひいては人格まで現れてしまう様で、だから『札ビラを切る』『札束で頬をたたく』なんて言い回しがあるのでしょう。
多分に金の無い方から見た金持ちのお金の使い方を言っている訳で、やっかみも入っての表現ですね。
でも今回のイベントで、札ビラで頬をたたくまでは言わないまでも、驚きあきれ腹立たしくなる事がありました。

 今回は私達TNTだけでなく、イラストレーターの杉井画伯のペン画も展示し、DMにも使った絵を入り口から見た正面中央に展示しました。
土曜にそれを買われたお客様がいらしたのですが、なんと今直ぐもって帰ると言われるのです。

 お客様の事情を私は直接聞いていないし、画伯がそれをお許しになった以上私がそれをとやかく言う事は無いのですが・・・・・。
お客様の奥様が隣のギャラリーで趣味の陶芸をグループ展示されている方なので、会期を一日残し画伯も事を荒立てたく無かったのかもしれませんが・・・。

 でもしかし、メインの絵が無くなると言うのは会場全体のディスプレーデザインのことを考えても、またDMを見て御来展下さる方の事を考えても困ってしまう出来事です。

 私は作品展での展示作品は、会期中は展示して皆さんに見てもらい会期終了後に受け渡しするのが、常識というかマナーなのだと思ってました。
モチロン私の作品の様に同じテーマのモノが沢山あって、補充が効くなら話は別ですが。

 世界に二つとない作品展のメインの作品を早く我が物にしたい、今夜お客様が来るから見せたい・・・気持ちは解りますが、「現金で今直ぐ払うから持って帰って良いでしょ」と言うのはいかがなものかと思うんですが皆さんはどう思われますか?

 翻って、初日か二日目に別の絵をお買い上げになった老夫婦は最終日まで待って下さり、わざわざ閉展前に改めていらして何度も感謝のお辞儀をされて作品を受け取って帰られました。
おそらく題材になった飛騨白川郷に思い出がおありなのでしょう。
加えて画伯への敬意が感じられました。

こんなお客様に買われた絵の方が幸せだろうなあ、と思わずにはいられない出来事でした。

 どちらのお客様が経済的に裕福なのか見た目で判断は出来ませんが、そのお金の使い方一つとっても老夫婦の方が謙虚で心豊かな方に見えます。

 まあお金の使い方だけでなく、人間の全ての行動にはその人間の全人格が現れる・・・今更ながら当たり前の事に気がつかされた出来事でした。


2009年11月29日日曜日

イベント終了

とうとう、今日が佐倉でのイベントの最終日。

 昨日は朝7時半に家を出ていつも通る湾岸線ではなく京葉道路を通り、渋滞に遭わずに九時前に到着。
良いお天気であたたかかったせいか、開館と同時に途切れる事無くお客様がいらっしゃいました。


 
佐倉駅からの送迎バスも三十分おきに増便されているし、バスツアーの団体さんも来られる等、なかなか忙しかったです。


 とはいえ、やはり買っていただくまでにはいたらず・・・と言う事で最終日に期待したのですが・・・。


 今朝も七時半に家を出ると、日曜の朝とあって道路は空いていて、首都高も全くスムーズに流れていました。
おかげでなんと八時半に到着!

一時間で来たのは初めてです。

 昨日の事があるので、今日も朝から大にぎわいかと思って待ち構えていたのですが、朝から冷え込んで寒かったからか、お天気が崩れるとの予報のせいか、お昼前晴れ間が出てくるまで暇でした。

 午後からは持ち直したのですが、やはり、私の作品はなかなか売れませんでした。

それでも四点程お買い上げ戴きました。

 やはり、プレゼントを買いに来ようと思って来ている訳では無いお客様に買っていただくのは、難しいですね。

 ちょっと落ち込んでいたのですが、午後になってTさんご夫妻がわざわざ御来展下さいました。

Tさんは私の教えている専門学校に、土曜だけいらしている生徒さんです。
本業は某メーカーの自動車のデザイン。

 旦那様も家電製品のデザインに携わってらっしゃるとうかがってます。

 その現役のプロのデザイナーのお二人に見ていただいて、お褒めの言葉を戴き勇気が湧いて来ました。

雪ダルマのシリーズ、これからも展開していこうと思います。

また新作を発表する機会を探したいと思うので、乞うご期待!


2009年11月26日木曜日

デルタ・インテグラーレ16V


車の話が出たついでに、思い出の車の話を。

 そもそも免許をとったのが27歳と遅く、それまで車に興味は無かったのですが、運転を始めると自分が運転好きだった事に気づかされました。

 はじめは親の車を運転していたのですが、初めて買った車はジェミニ・イルムシャーDOHC

レカロ社のシート、モモ社の革巻きステアリング、軽快なエンジン、すっきりしたデザインで、お気に入りでした。三年ほどで7万キロ近く走ったでしょうか・・・。

次に買ったのが、表参道で停まっていた車を見て一目惚れしたLANCIA



当時世界ラリー選手権WRCで常勝中。

清水の舞台から飛び降りたつもり!で新車を購入してしまいました。

今思えば、バブルの波は私も翻弄したのですね。

それ以来、本当にいろんな所に行きました。
週末は夜になると箱根や伊豆スカイラインへ。
伊豆半島日帰り一周、日光や上高地に日帰り。

楽しい思いでと共に、『イタリア車は壊れる』という伝説も体験。

イヤ〜、本当によく壊れる!

でも不思議と嫌いにならなかったですねえ。

2000ccインタークーラー・ターボエンジンから200馬力と30キロのトルクを絞り出し、フルタイム4WDが路面をガッシリ掴んでコーナーを加速しながら抜けて行く感覚は、今思い出しても『血湧き肉踊る』ものでした。

 かといって、市街地を普通に走っている時も5速マニュアルを操って車を『操縦している』実感がエンジン音の高鳴りで感じられる・・・。
つまり何時乗ってもアドレナリンが普段より分泌される、スポーツカーでした。
だから、ちょっとした加減速でもダブルクラッチを踏んでアクセルあおって・・・楽しかったですねえ!

 今の『ベンちゃん号』はオートマチックトランスミッションのFR車なのですが、リアサスペンションが優秀なせいかどんなコーナーでも安定しているのが流石です。
とは言え『運転を楽しむ車』ではなく、運転を意識させない車ですね。

だから長距離が楽なんですね。

 デルタで京都大阪まで往復するなんて考えただけで疲れます。
夏はエアコンが殆ど効かないし、ロードノイズ、風切り音、エンジン音、は遠慮なく入って来るし、路面の凹凸は胃袋を揺さぶるし・・・・。渋滞にはまると水温が上昇してエンジンが不調になってアイドリングが乱れて止まってしまう事も。

 だから、常に水温、油圧、エンジン音に気をつけていないといけない車でした。
逆に気温湿度気圧でエンジンのふけ上がりが違う事もよく判りましたね。
好調の日はアクセルより先にエンジンが気持ちよく回転を上げて、まるで羽が生えた様でした。

・・・・とまあ、こんな風に書いてると切りがないですねえ。

街で走ってるのを見かけるとつい見入ってしまいますが、最近は殆ど出逢う事が無くなったのが寂しい限りです。