2010年1月31日日曜日

国際宝飾展

土曜は有明までIJT国際宝飾展に行って来ました。
最終日で五時までで着いたのは二時半頃。
結構な人出でした。
TNTメンバーのN氏と合流、例によって海外ブースに直行。
ドイツ、オーストリア、イタリア、フランスの出品を見学しました。
昔は毎回新しい風を感じて刺激を受けて帰って来ましたが、こちらがそれに馴れてしまったのか、感性が摩滅したのか・・・やっぱり、年々展示メーカーが減って来てるような、力の入らなさと言った物を感じました。
きっと、日本市場はもう魅力的ではないのでしょうね。


工具のブースでは気になる物を発見。
家庭用電源で使用出来る低価格(といっても小型車一台分くらいします)なレーザー溶接機。
小売店での簡単な修理向けなんでしょうが・・・使ってみたいですね。


それにしても、あの広い会場で元生徒はじめ仕事関係の知人とバッタリすること数度。

業界は狭い。

2010年1月28日木曜日

品格

モンゴル出身の力士の行状が、最近また話題になってます。


曰く、酒に酔って深夜の街で暴れ警官まで出動、挙げ句にマネージャーに暴行・・・だったのが今日に成って身内の人間でなく一般人が殴られたと判明、協会への虚偽申告まで明らかに・・・。


事ここに至っては、私は引退しかないと思いますが。
それにしても、今までにも散々問題を起こしていただけに、もっと早く厳しく処断していれば”横綱の”不祥事では無かったものを・・・。


そもそもの発祥が神事であり、国技の相撲。


その最高位の横綱は、実力人格ともに人から尊敬される物でなければならないと言うのは理解出来るし、今までの横綱もそうあろうと苦労して来たわけです。


圧倒的な強さ、しかし勝っておごらず謙虚さと敗者への配慮を併せ持つ、<強者のみが持ち得る優しさ>というのが求められる品格だと思います。
それは日本人のメンタリティーに深くしみ込む”求道”の姿勢でもあり、究極の目標だと思います。
長く厳しい修行の果てにその境地に達したからこそ、周囲から尊敬されるのです。


それなのに、強けりゃ何やってもお咎めなしと言うのは論外。
 横綱の歴史を汚した訳ですから、それをしめる資格は無いと思います。


彼だけでなく、ここまで甘やかして来た協会に責任はあるのだから、事件が事実ならさっさと横綱資格を剥奪するのみならず、解雇すべしだと思いますがいかがなものでしょう。

ショップにて展示販売中!

今週からTitanium Pinのシリーズを15点程、コラソン・コラソンに置いてもらっています。
このブログで公表したものも何点か、展示販売しております。


コラソンは私が講師を勤める専門学校に併設されたショップで、在学生や卒業生、講師などが出品できます。
恥ずかしながら私も卒業生なので・・・・。


場所は渋谷区神宮前。
地下鉄千代田線明治神宮前駅と渋谷駅の中間(クリックで地図)くらいにあります。


ブログをご覧に成ってご興味がおありの方は覗いてみて下さい。
尚、ただ今ホームページも準備中です。



2010年1月27日水曜日

♫梅は〜咲いたか〜♫

 今日はお天気も良く、妻もお休みで家に居たので、久しぶりに散歩に出かける事にしました。
本当は四月の作品展に出品する作品のデザイン考えなきゃ、とかいろいろやる事はあるのですが・・・・。
なかなか、二人揃ってのんびりすることが最近無かったので、気分転換に万歩計をつけて出かけました。


風は少々冷たかったものの日差しは眩しいくらいの快晴。
まずは普段車で通り過ぎるだけの大きな通りを目指します。途中で神社があります。
コチラは裏口の様です。



表通りには立派な鳥居があるのを車で通りかかる度に見ているのですが来るのは初めて。
神社の境内を通り抜けて表通りに出ます。
いきなり眼に飛び込んで来たのがコレ。



輸送中のスーパーカー。
この通りは外車屋さんがたくさん並んでるので、どこかに運ぶんでしょうね。





しばらく歩くとマンションの入り口に満開の梅の木が。
ここ数日寒かったりあったかかったりでしたが、季節はしっかり進んでるんですね。
梅の花は私の大好きな花です。香りも良いしね。


さらに歩くと古いタバコ屋さん。






昭和の雰囲気たっぷりのレトロな店構え。
子供の頃はこんなお店にお婆チャンが座っていてタバコ売ってましたねえ。
父のお使いで買いに行かされた記憶があります。
大通りにあって車で通るだけでは気がつかないけど歩くと、やはりいろいろ眼に入って来ますね。



最後はまた別の神社の紅梅。
この後、カフェでお茶飲んで、また別の道を歩いて帰宅しました。


三時間程で13000歩のお散歩でした。


2010年1月26日火曜日

楽しいニュースって無い?

最近テレビも新聞も、楽しいニュースが無いですね。


 先日のイギリスのホテルの話題みたいな、笑えるチョット変わったニュースがあると良いのに・・・。


 テレビを見れば、政治家の醜聞、行き詰まりそうな普天間問題、巨額の税金が投入されるという日航の問題、保護責任者遺棄致死、児童虐待、ハイチの地震被害・・・こう書いてるだけでうんざりして来ます。
報道されてるだけでこの状態だから、現実にはもっともっと嫌なニュースが巷に満ちあふれているんでしょうね。


 それとも、ホンワカ笑えるニュースも沢山あるのに、ニュースバリューが無い、視聴率が稼げないから報道されないだけなのか・・・。


 それにしても、東京首都圏でこれだけのチャンネル数がありながら皆取り上げる話題が同じってのは能が無さ過ぎませんか?
ニュースバリューの在りそうなネタは絶対取り上げないニュース番組、なんてやる奴は居ないのか?
・・・と思ったら、居ました!。


東京MXTV.


ローカル局ならではのいい加減さ、かつ放送コードギリギリスレスレを楽しんでるかの様な番組があります。
 平日午後五時からやってる『五時に夢中』、午後九時からのゴールデンアワー』は、MCと言いゲストコメンテーターと言い、かなり言いたい放題で普通じゃ無い!
お上品でインテリな評論家とは全く違った視点からのコメントが痛快です。
よくスポンサーがつくなあ、と感心します。


 もっとも、大放送局が知名度だけで品のないタレントや芸人を、金かけたセットでごまかして内容の無い下品な番組を垂れ流してる中では、彼らの姿勢は反骨にも見えてポリシーすら感じます。
視聴率よりやりたい事やる、ってとこですかね。







2010年1月25日月曜日

イギリス人って、不思議! その2

案の定、このニュースを読んだ人がそれぞれのブログでいろんな感想を書いてるようです。


 昨夜ふと思い出したのですが、日本には布団乾燥機なるものがありました。(今も在るのでしょうが)
我が家にも弟家族が使わないからとくれたのがしまいこんであります。
イギリスには同様の製品が無いのかな?
日本と違って梅雨がないので、その気になればいつでも布団なり毛布なり干せるから不要なんでしょうか。


 我が家は機械を貰ったものの、変に温風乾燥すると匂いがこもりそうだしお日様に干した方が気持ちよいので使ってません。
温風を送り込む大きなエアバッグを出したりしまったりも面倒だし。


まあ仮にイギリスにもその手の機械があっても、きっとイギリス人は使わないんでしょうね。
機械の温風の匂いより人肌の残り香の方がマシ、と思うんでしょうね。
 
確かによけいなCO2を出さない点ではエコ・コンシャスです。



2010年1月23日土曜日

イギリス人って、不思議!

昨夜ネットでニュースを拾い読みしていて、驚くと同時に笑えるニュースを発見!


 イギリスに在るホテルチェーン、ホリデイ・イン。
その英国内の三カ所のホテルで、従業員が客室のベッドを温めておいてくれるサービスを始めた・・・とありました。


 フリースのパジャマを着て、髪の毛を覆った従業員がお客様のベッドを20度以上に温めてくれるそうなんですけど・・・。
いったいどのタイミングで来るのか、体臭は残らないのか、そもそも湯たんぽとか電気毛布じゃダメなの?と疑問がどんどん湧いて来ます。


 まあ湯たんぽは火傷の可能性、電気毛布は火災の危険性が在る、と言えばそうですけど・・・・そもそも、英国のホテルは客室がそんなに寒いのか?と言う疑問も湧いて来ます。
日本のホテルで部屋に入って寒かった経験が無いですし。


 チェックインして部屋に落ち着いて、着替えて夕食に。
部屋に戻って寝る前、シャワーかお風呂に入る時にフロントに電話してサービスを頼むとパジャマの従業員がドアをノック。
『じゃあ、頼むね』
で私はバスルーム、彼(彼女?)はベッドへ・・・。


 お風呂でサッパリしたら彼はベッドの温度を確かめて、
『どうぞ、お客様』
私もベッドの温かさを確認して
『GOOD JOB!』
でチップを手渡し彼は
『Good Night ,Sir』
と出てゆき
私は程よく暖まったベッドに潜り込んでグッスリ、良い夢を見られる・・・・・かなあ?


ぱりっと糊の効いた清潔なシーツやマクラがホテルの売りだと思ってましたが、人肌で暖まったくしゃくしゃのベッドで商売するなんて奇想天外。
このサービス、多分有料なんでしょうけど皆さん払います?


 それに、例えば温めにいった従業員がグッスリ寝込んで起きなかったり、温めてる最中にお客がベッドに潜り込んできたり、いろんなトラブルも想像出来るけど、大丈夫なんでしょうかね


私だったら、小型〜中型犬を朝まで湯たんぽ代わりに借りたいですね。

2010年1月20日水曜日

ビックリ顔!

 昨日、自宅で新作の写真撮りしていたのですが、フト気がつくと窓の外で何やら動く物が・・・・!


もしや、不審者?と思って良く見ると、野良猫。


どうやら窓辺のプランターの上に乗って、日向ボッコしようと思ってた様です。
外が明るく中が暗いのでガラスが反射して中が見えにくいのか、直ぐ傍にいるのに気がつきません。
カーテンをソーッとすかして、デジカメでパチリ。


フラッシュが光って何事かと振り向いた所で更にパチリ!

フラッシュで眼がくらんでるのか、何が起きたのか解らない様子でなかなか逃げません。


 ここのプランターでは以前からハーブや花等育てていたのですが、どうやらこの子が上に寝たりするせいで育たない様です。
うまく育ってもバッタが無農薬の野菜を食べに来る様で、葉もの野菜はあっという間に惨憺たる有様になります。


彼にとっては冬場は日当りの良い特等席の様だから、野菜は我慢してあげようかな。




ガソリン税暫定税率

政府がまたおかしな事言い出しましたねえ。


ガソリンの全国平均価格が三ヶ月連続して160円を越えたら課税を中止、価格が下がって130円を三ヶ月下回ったら課税が復活、だそうです。
しかも現行のガソリン税に変わる新たな環境税(?)が決まるまで
の一年程度の、これまた暫定だそうな。


これが実現したら現場のスタンドは大変な事が眼に見えてるんだけど、今のガソリン価格低迷では実際に稼働はしないんでしょうね。
まさに架空の設定の為の税制。


で、これでガソリン価格が下がるならともかく、何も変わらない。
だったら次善の策が決まるまで現状の暫定税率のままにしておいた方が、市場も混乱しないし、経費もかからないでしょうに・・・。
政府税調の頭のいい人達は一体何考えてるんでしょうか。


加えて、消費税の二重課税には一言も触れてません。


マニフェスト詐欺と言われても仕方ないですね。

プロフェッショナルな発言

 先日、小林繁氏が57歳で急逝されました。
プロ野球巨人、阪神で大活躍された投手だったそうです。


 実は私、子供の頃からプロ野球には殆ど興味がなく、彼が大活躍していたのも全く知りません。子供の頃父とキャッチボールくらいはしましたが。
プロ野球との接点はTVアニメ『巨人の星』くらい。


 写真アルバムに、住んでいた団地の少年野球チームのユニフォーム姿の写真もありますが、これは当時の流行りで仲間につきあって入団しただけで、練習なんか殆どしなかったし。


 そんな私ですから、彼の経歴や歩んだ人生について、亡くなってからの報道で初めて知りました。
江川選手の巨人入団時のドタバタは当時ニュースでも報道されていたので知ってましたが、引き換えに巨人から阪神に交換トレードされた彼については当時全く知りませんでした。


私が一番感動したのは、阪神にトレードが決まった彼の記者会見
チームの優勝に貢献したのに一方的に言い渡されたトレード。


『やってられない!』
とくさるか、ヤケに成るか、誰かを批判したりしがちだし、そうしてもみんな許してくれるでしょうし、取材陣もそんな彼を期待していたはずです。


『プロとして乞われて行くんです、これからを見てくれ、同情は買いたく無い!』
本当に立派な発言だったと思います。


それから二十数年、お酒のCMで江川氏と共演されましたが、その時の開口一番の発言も素晴らしかった。


『しんどかったやろなあ!』


自分に対して負い目を感じ続けているだろう江川氏の心情に配慮してのこの発言、張りつめた氷を融かすような温かさを感じてジーンと来ました。
おそらく、この境地に至るまでに長い時間が必要だったでしょうが、二人ともお互いのせいでは無い周囲の事情で、心の底に刺が刺さっていたんでしょうね。


世の中不景気で一生懸命仕事していても、一方的に職場を追われたり仕事を失うこともある時代。


誰かを責めたり、ヤケになったりせず、彼の様に前向きに頑張って生きたいものです。
そして、同時に人を許せる人間でありたいものです。


難しいなあ〜!小人には!


成人式

 毎年成人式の頃には荒れる若者達、が定番の様にテレビで放送されるんですが、その時期にはこんな絵を撮ってこいと上司に指示されたテレビクルーが会場で待ち構えてるんでしょうか。
実は問題なく粛々と式が進行する会場が殆どで、にもかかわらず問題があった箇所だけが報道されているから、まるで全国で当たり前の様に荒れてる、と思ってしまうのでしょうか。
最近ではもう珍しく無いせいかニュースでもあまり取り上げなくなってるみたいですね。


 いつもこのニュースを見る度に思うのは、
『黙って人の話を聞けないならなぜ会場に来るのか?』・・です。


そもそも、自治体が主催する成人式なんて、ちょっと考えても退屈な人が退屈な話をするに決まってるじゃないですか。
大体が市長や議員の挨拶、良くて地元出身の有名人の祝辞。
新しく有権者になる新成人に顔を売るにはもってこいの場です。
先輩達から『つまらなかった〜!』と聞いてないのかな。


 『会場に行けば昔の友達に会えるから』と言うのを聞きますが、だったらそのまま会場を出て友達同士でどこか行けば良いんじゃないのかな。
そもそも現代のネット社会で、同窓生に集合をかけるのはさほど難しくないでしょうに。
最初から自分たちで集まるパーティーにすれば良いと思うんですけど。


私は成人式には行きませんでした。


 大人がやる官製の式典なんかに着飾って嬉しそうに出席して、しょうもない記念品を貰って帰るなんてバカバカしいし恥ずかしい事だ、と思ってました。


当時の私達の世代にはそんな考え方するのが多かったと思うんだけど。


 大人が敷いた矛盾だらけの既成のルールや社会体制に反発し、それに唯々諾々と組み込まれまいとするのが若者だ、という考え方です。
現実の不条理に眼を向け、現状に満足しない所からしか理想実現のエネルギーは湧いて来ないでしょう。


モチロン、法を犯したり他人に迷惑をかけるのは論外だけれど、だから参加しない事で自己主張していたわけです。
それなのに、最近の若者はお役人や政治家という体制側の主催する式典に、呼ばれたからって出かけて行くとは・・・。
そこで、
こんな事に市民の税金を支出するな!
と主張でもするならともかく、ただ酒に飲まれて騒ぐとは。


他人に迷惑をかけない、というのは大人の社会人としての第一歩ですよね。


 今、自分がすっかりオジサンになってみると、親は苦労して育てた娘の晴れ着姿を見たいんだろうな〜とは思いますが、もし息子が成人式にスーツや紋付袴で出たい、と言い出したら、かなりガッカリするでしょうね。

2010年1月18日月曜日

手作りお弁当

土曜は学校で授業でした。


休み時間が30分しかないので外食は難しく、普段は妻がお弁当を作ってくれます。
妻も仕事で早い時もあるので、早起きしてお弁当を作ってくれるのは有り難いなあと思いながら、いつも食べているわけです。


 ただ、妻はプチトマトが好きなので栄養のバランスを考えて入れてくれるのですが、50歳過ぎた私はチョット恥ずかしい・・・というのが困った所ですが、作って貰って贅沢は言えません。


 土曜はお弁当の蓋を開けたら、妻の手作りミニハンバーグが入っていて、なぜか思わず心の中で
やったあ!ハンバーグだ!』
と喜んでいる自分が居て、なんだか笑えてしまいました。


 確かに妻のハンバーグは美味しいけど初めてではないし、特別ハンバーグが大好きでもないのに・・・。


『わーい、ハンバーグだあ!って・・・・、
まるで小学生みたいじゃないですか!
これまでの人生でそんな事無かったのに・・・。


 思い返せば高校生の頃部活の朝練で早朝家を出てゆく私に、母は暗い内から起きて毎日お弁当を作ってくれてた訳ですが、今妻に感謝してる様には感謝してなかったですね。
 後年聞いたところ、毎回違うメニューを作ってたそうなんですが、母には本当に申し訳ないんですが、これといって記憶に残っていないんですよねえ。
モチロン不味かった訳ではないですよ。


でも二時間目の終わりには早弁してしまうので味わってなかった、という訳です。
今みたいにパッキング付きの弁当箱なんて無かったし、学生鞄に入れて持ってゆくとご飯にオカズの汁が混ざってしまう・・・冬は煮こごり状態、というのも一因。


小学生の頃遠足のお弁当に、マリネーしておいた骨付き鶏モモ肉をまるごと揚げたフライドチキンが入っていて、これは嬉しかった記憶は残ってるんですが・・・。
そんな私がなんで土曜はハンバーグで『やったぜ!』なんて思ったのか・・・・不可思議!


でも、おかげで昔の母の労苦を思い出したので、今度実家に帰ったら改めて感謝の言葉でも送りたいと思います。

2010年1月13日水曜日

雪ダルマと言えば・・・

この姿がポピュラーなのではないでしょうか?
新しく作ってみました。

2010年1月12日火曜日

TNTの初詣

昨日1/11はTNTのメンバーで神田明神に初詣でした。
商売繁盛のご利益があると聞いては行かない訳に行きません。
12時お茶の水駅聖橋口で待ち合わせ。

まずは神田明神に参詣。





恒例のおみくじは妻が大吉、私が末吉でホッと胸を撫で下ろしました。
去年妻がだったので、ドキドキしてたんです。


お詣りを済ませて、冷えきった身体を名物の甘酒で温めます。



何軒か甘酒屋さんが在る様ですが、一番有名なのは鳥居の脇の『天野屋』さんの様です。


姪が今年高校受験なので、来た道を戻って湯島聖堂で学業成就のお守りを戴いて行こうと言う事に。




塗りに金彩の鮮やかな神田明神と比べると、黒一色の孔子廟は世俗から隔絶された”学びの場”。
雰囲気や装飾も中国を感じさせます。
本当に好対照な寺院が直ぐ隣り合わせの様に存在するのが面白いですね。
今回は行きませんでしたが近所にはニコライ堂も在ります。
様々な文化の殿堂が集まるこの地は、大学が集中する”学問のメッカ”の様な土地に成るべくして成ったわけですね。


さてお守りも戴き、小腹も空いたので、ちょっと足を延ばして『神田薮蕎麦』へ向かいます。
途中の昌平橋から秋葉原方向を眺めるとなんだか”昔予想した未来都市”の様です。
看板の文字が英語だったらNYみたいだなあ〜なんて感じました。




『神田薮蕎麦』はビルの裏にひっそりあるお蕎麦屋さん。
有名なので今回も20分程並びました。



こちらの天ぷら蕎麦は芝えびのかき揚げです。
濃いめの汁と言い、胡麻油の香りと言い、麻布十番の『更級堀井』とはこれも好対照。
こちらが下町町人風とすると麻布十番は御屋敷町の山の手風。




量はそんなに多くは無いのでお酒のつまみ代わりにする人も多いのが頷けます。
でも、こちらも美味しいけど私は麻布十番派ですね。

さて、量も少なくまだ食べ足りないので、妻のリクエストで『万惣』でホットケーキ!
以前から一度は行ってみたいと思っていたのですが・・・休業でした。


残念!


仕方なく神保町界隈をそぞろ歩き、見つけたカフェでケーキとお茶で休憩。
このあと、外苑前に場所を変え知り合いの個展を拝見。
夕食はベルコモンズ近くのパニーニ屋さんPANINO GIUSTOへ。



ここは本場の生ハムが美味しいパニーニのお店で、トリュフオイルの香りの香しいパニーニを戴きました。

でも久しぶりに来たらスタッフが殆ど女性に成っていたり、パンが変わっていたり、テーブルチャージが付いたりと微妙に昔の良さが無くなっていてちょっとガッカリ。

経営者が変わってしまったのでしょうか・・・・。

とは言え、皆で冗談言ったり美味しいもの食べたり楽しい一日でした。

集まって話してると一人では湧いて来ないアイデアが出たり、作品つくりのモチベーションが湧いて来たり・・・。

仲間って有り難いですね!


2010年1月10日日曜日

新作です。

年明け2日から作っていた新作です。


最初の三点は”いつものカフェ”でお世話になっているオーナーや店長さん、スタッフに感謝の気持ちを表したくて作りました。


いつも若輩の私達夫婦に明るく豪快な笑顔で接して下さるオーナーさん。
新人を優しく厳しく指導しながらコーヒーをドリップし、きめ細やかなサービスで居心地よいお店を作ってくれている店長のKさん。
男性モデルか俳優かと見まごう引き締まったイケメンにして、イタズラ小僧の様な笑顔が優しいT君。
三人以外にもスタッフ皆が気持ちよく接して下さるこのお店は、私達夫婦の日常にキラリと光る時間や疲れを癒す時間をもたらしてくれます。


今までの感謝と、これからもヨロシクの気持ちをこめて・・・


ワインをテイスティングするオーナー

コーヒーをドリップする店長さん

ケーキをサーブする市川海老蔵似のスタッフ






そして、コチラはクラシックギター奏者の義父に。


義父は過去にスペインまで勉強に行かれた程のアーティストで、自宅で生徒さんに個人レッスンをしておられます。


海外では高倉健に間違えられるそうで、帽子やパイプが似合う伊達男です。







2010年1月8日金曜日

生者必滅、会者定離

とはいうものの、なかなか受け入れるのが難しいのが俗人の常ですね。


正月も松が明けたので書く事にしますが、今年の正月はこれまでになく悲しい正月になってしまいました。
家族同様のペットの犬が二匹も相次いで死んでしまったのです。


今回妻の仕事のシフトもあり元日に実家には戻らなかったのは前にも書きましたが、弟家族はペットの犬エルとジェイの二匹を連れて大晦日から帰省していました。


二日の深夜にそのうちの一匹ジェイ君が急死したのです。


皆が驚き、悲嘆にくれて火葬の手続きを決めた5日朝、今度は実家で飼っていたパールが冷たくなっているのを起きて来た父が見つけました。


パールは以前このブログでもご紹介しましたが、もう14歳でした。



母犬ルビーが産んだパールとエメラの姉妹として家族皆に可愛がられたのですが、秋頃から咳が続き年末には食欲も無くなって痩せてしまったので、両親もこの冬乗り切れるか心配していたくらいなので、『寿命が尽きた』と諦めが付くのですが・・・・。
ジェイが亡くなって急に食欲が戻った様に食べだしたそうで、落ち込んでる両親を元気づけようと思ってるのかなと話していた矢先の事でした。


ジェイはまだ4歳でした。





 もともとペットショップにエルを買いに行ったとき目が合ってしまい、身体が弱いのを承知でおまけに付けてもらったような犬だったので、長生きは出来ないだろうと弟達も解っていた様ですが、亡くなる寸前まで元気に跳ね回っていたのが実家の父の膝の上から滑り落ちた時にはもう意識が無かったそうです。


 動物病院の医師の話では脳梗塞だった様で、一瞬で意識がなくなり痛みも何も感じなかったろうというのがせめてもの慰めです。


二人の姪のうち妹は、元日夜には用事があって自宅に母親と戻っていたので臨終には立ち会えませんでした。
エルとジェイはそのまま姪達そっくりで、自分の分身の様に思って可愛がっていたジェイの突然の死を、彼女はなかなか受け入れる事が出来ない様でした。
火葬して真っ白い骨になったパールとジェイを見て、ようやく諦めが付いた様でした。


ペットを飼えばいずれその死に立ち会わねば成らないのは解っていたし、可愛ければ可愛い程別れがつらいのは、今まで何匹も飼って来た犬の死に立ち会っているので体験済みだけど、フトした拍子にパールが居ない事に気づかされて、悲しいというより寂しい。


英語で『I MISS YOU!』と言うのはこんな感じかな。


でも、二匹とも天国で先に逝ったルビーやエメラと仲良く駆け回っている事でしょう。
今まで私達家族に笑顔を呉れた二匹に


合掌


 そんなこんなでこの正月は悲しい事の連続でしたが、まだ若い姪達には傷ついた心を修復する時間も体力気力もあるし、他に関心を注ぐ事も沢山あるから心配は無いのですが、両親は急に二人だけに成ってしまったのでペットロス症候群が心配です。


2010年1月4日月曜日

ガードレールって・・・

NHK-TVの番組に『世界ふれあい待ち歩き』というのがあってよく見るんですが、普通の観光番組では行かない様な普通の路地とかにも入って行くのが面白いですね。


 その番組やグーグルアースのストリート・ビューを見ていて気がついたのですが・・・。
パリでもロンドンでもそうですがヨーロッパの街には車道と歩道に殆ど段差が無いだけでなく、それどころか車道と歩道を区切るものが無い所が多いんです。


 片側2車線で日本なら、というか東京なら車道と歩道にはかなりの段差が在り、ガードレールかパイプ製の柵で仕切られて植え込みなんかがありそうなところですが、等間隔に腰の高さ位の石か鋳鉄らしきポールが在ればまだ良い方で、殆どフラットなんです。
歩車道分離だけでなく、アムステルダムの運河沿いの道にも柵は在りません。


車は落ちないんでしょうか?


 雨が日本みたいに沢山降らないから側溝との段差が低くて済むのかもしれませんが、それにしても歩車道の分離と歩行者の安全確保はどうなってるんでしょうか。
もしかしたら、あえて区切らない事で車側が用心する・・・と言う思想なんでしょうか。


 東京と違って、都市を囲む環状道路が整備されていて幹線道路が都市の内側に無く、大型トラック等の交通量も平均速度も低いと言う事も一因かもしれませんね。


 確かにガードレールもガードパイプも無い方が街の景観はスッキリ広々するし、在る事で違法駐輪を誘発したり落書きやビラを貼られたり、植え込みにはゴミを捨てられたり・・・と、景観の観点からはネガティブな存在ですよね。


 歩行者の安全と言う面では、路肩に駐車している車が防壁になってるみたいな街も在ります。
もし柵が無い事で歩行者が危険、と言う事なら彼の地でも付けてるでしょうし、実際の所どうなんでしょう。
そう思って東京の都心部を見直すと、ガードレールやガードパイプが無くポールになってるところが結構ありますね。
これは景観を重視した、と言う事なんでしょうけど・・・・。


深く突き詰めて行くと


『人間の自由と権利』


なんてとこまで行きそうです。


 何故彼の地の街の構造が斯くも違うのか、それはどんな思想故なのか誰か教えて下さいませんかね。



2010年1月3日日曜日

ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート

お正月恒例のニューイヤー・コンサート。
例年私の実家に弟家族も集まって食事しながら見るのが習わしなんですが、今年は自宅で年賀状の返事を書きながら見ました。


 ウィーンフィルの優雅な演奏以上にいつも楽しみにしているのはバレエのシーン。
ウィーン国立歌劇場、ウィーンフォルクスオーパーのバレリーナ達が王宮や庭園でこれまた夢の様に美しく舞い踊るのですが、その衣装も毎回楽しみにしています。
今年はバレエの衣装はヴァレンティノ・ガラバーニ氏がデザインしたそうですが、素敵でしたねえ!


 それにしても、日本でバレリーナというとチョット痩せ過ぎじゃないか?と言う感じの、鎖骨の浮き出て骨張った女性が多い様な気がするのですが、TVの中で踊っている彼女達は普通に均整がとれた体型に見えるんですが・・・リフトする男性の体格が大きいからそんなに痩せなくても大丈夫ってことなんでしょうか?


今回の放送で気になったのは、カメラアングル。


いつも楽団員側から演奏中のアーティストを撮影したりしているのに、カメラがほとんど見えないくらい計算され尽くしたカメラアングルに感心していたのですが、今年はリモコンカメラは写るは天井から吊られたマイクは写るは、配線は見えまくり・・・・。


オーストリア放送協会、いったいどうしちゃったの?


日本でこんなコンサートやるとしたらどうなるかなあ・・・・。
到底まねは出来ないから・・・・。


ヤッパリ、新春大歌舞伎ですかね!
花形役者を一同に揃えて!


世界遺産の姫路城とか清水寺の舞台、桂離宮、京都御所、二条城と舞台はたくさんありそうだし・・・。
合間に能や狂言、太神楽なんか入れてもいいですね。
三味線50人くらいでの一大セッションなんて華やかでしょうねえ〜!


2010年1月2日土曜日

あけましておめでとう御座います。

なんだかなし崩し的に2010年になってしまったような日本ですが、皆さんどのようなお正月をお過ごしでしょうか。


 今年の大晦日はTNTのメンバーで麻布十番更級堀井まで年越し蕎麦を食べに行きました。
以前は良く行っていたので女将さんとも顔なじみ、蕎麦もつゆも美味しくて雰囲気も気の置けないいいお店です。


私の中では蕎麦屋の基準原点となっています。


 沢山並んでいたので早く着いたN氏が並んでくれたのですが、思いのほか回転が速かった様で、私達夫婦が着いた時にはもう店内で着席してました。
『まだ仲間が来てないから』というN氏を気兼ねして女将さんが席に着かせて下さった様です。
並んでらしたお客様には申し訳ないのですがお言葉に甘えさせてもらいました。
帰り際、忙しく立ち働く女将さんのお礼が言えなかったので、日を改めてお礼に伺わないと。


 私は鴨南蛮に盛り蕎麦、N氏はお銚子に板ワサ、天盛りなんて通な誂え。
普段は飲まない私も妻も、加えてT女史までお猪口に二杯お酒をいただきました。


ちょっとお酒が回って来た所で冷たい盛り蕎麦が美味しかった!



例に依って撮る前に食べてしまいました。


まだ並んでるお客様に遠慮してお店を出る事にして、ヒルズのカフェへ。
どうやら天盛りだけでは足りなかった妻の『デザート!』のリクエストです。


妻はイチゴショート、私はミルフィーユ。





出て来た時は大きくて驚きましたが、フルーツ沢山でクリームもあっさりしていてペロリといけました。


帰宅後年が明けてから近所の神社に初詣。





近在の外国人の方も結構来ていて、美味しい甘酒の振る舞いもあって寒い中ホンワカした初詣でした。


さて皆さんはどんなお正月をお過ごしでしょうか?