2010年4月29日木曜日

雑誌に掲載されました!

先日の私達TNT三人展の作品が、雑誌『宝石の四季』に掲載されました。


それぞれ2点ずつ計六点が一枚の写真におさまり、まるまる1ページ割いていただきました。
もう大きな本屋さんには並んでいると思うので、覗いてみて下さい。
26ページに載ってます。
(なぜか素材がステンレスとなってますが、私の作品はブローチ金具のピンのみがステンレスで本体はすべてチタンです。)

TNT八ヶ岳へ!

去年の暮れ、佐倉の川村記念美術館ギャラリーで開催したクリスマス・ジュエリー販売会が好評だったので、今年も・・・と思っていましたが、私がどうしようかなあと迷っているうちに予約が埋まってしまい、今年は出来なくなってしまいました。
あわてて来年は押さえたのですが、では今年はどうする・・・・?と言う訳で、皆で考えた末に八ヶ岳山麓あたりのギャラリーはどうかしら?という提案。
なかなか面白そうなので、ネットで何軒か調べて実際に現地に行ってみる事にしました。


みんなの都合で27日になったのですが、あいにく予報では午後から雨。迷いましたが雨天決行!で行って来ました。


10時に都内を車で出発したのですが、八王子あたりから雨粒が・・・。
長坂ICを降りる頃には本格的な雨でした。
標高が上がるに連れて気温は下がり、名残の桜も雨に打たれ霧に包まれ寒々としています。
何軒かギャラリーを廻ったものの、此処なら!と言う所も無く、チョット考え直しましょうという結論になりました。


ところで、下調べではこの界隈はお蕎麦屋さんが点在していて、私達もその一軒に入ってみました。
上の写真は『さかさい』(click please)というお蕎麦屋さんの「鴨せいろ」。
こちらは「ざる蕎麦」
「鴨せいろ」には角切りになった鴨の薫製らしきものが入ってました。
想像より油っこくなくて椎茸や野菜のダシがきいた汁になっています。

どちらも、お蕎麦はすっきりと美味しいものでした。麺を打つとき茹でるとき、茹で上がった麺をしめる時の水の良さを感じます。
しかし、麺が冷たく締まってるので、もともとそんなに熱々ではない汁に入れて食べると、汁も冷めてしまいチョット残念。
私は鴨はもうちょっと薄切りにして、鴨の脂がギラギラ浮いている熱々の汁で食べたかったですねえ。
汁と蕎麦のマッチングと言う点では、ざる蕎麦は蕎麦の美味しさをストレートに味わえて二重マル!
そば湯もトロリと濃い目で美味しかったです。

蕎麦の後は妻の希望でデザートのスイーツ。
ちょっと車を走らせて『清里マティス』(click please)へ行きました。




お店に入るとケーキを焼いているのか、えも言われぬ香ばしい薫りが店内イッパイに広がってました。
これはなかなか美味しそうと期待も膨らみます。



上は私が戴いたマルジョレーヌ。下は妻が頼んだモンブラン
他にチーズケーキも頼みましたが、どれもとても美味しいケーキで妻も大満足!
惜しむらくは、これでコーヒーがコーヒーマシーンで淹れたのではなく、きちんとドリップした物だったら・・・と残念で成りません。

今回の八ヶ岳行き、本来の目的は残念ながら果たせませんでしたが、移動の車中や食事しながらの他愛も無い会話がTNTのメンバーをより親密にしてくれます。

 今度は来年の予約手続きに佐倉の川村記念美術館まで皆で出かける予定です。
前回はイベント中忙しく、結局美術館は見学しないで終わってしまったので、展示された現代美術も鑑賞して来ようと思います。
その際はまた報告したいと思います。


2010年4月26日月曜日

河原でブランチ

日曜日は久しぶりの好天!・・・と言う事で、近所の河原にキャンピングチェアを抱えて出かけました。
ブランチ用にサンドウィッチと紅茶を魔法瓶に淹れて・・・・。

 河原には我が家の樹と勝手に決めた桜の樹があって以前はよくその下で食べていたのですが、風が吹くと木の葉や時には虫迄落ちてくるので、ちょっと離れた所に椅子をおいてます。
風がやわらかく吹いて、暑過ぎず寒過ぎず、丁度いい陽気でした。
雲一つない様な青空で日差しが眩しくて、お腹がふくれると眠くなって来ます。

 しばらくして、近所に住む姪が犬を連れて参加。
チョット前迄学校の事でいろいろ悩んで居た姪も、新しい環境に移ってすっかり明るく元気になり、心配していた私達夫婦もホッとしています。
何より考え方が本当に成長して、ちょっと大人に成りました。
そんな姪と気持ちのいい空の下でいろんな話が出来て、楽しい午後でした。

 夕方になって風が冷たくなって来たので家に戻り、夕食は三人で表参道までハンバーガーを食べに出かけました。アメリカンサイズでジューシーなパテにしっかりしたバンズのバーガーに大満足して帰って来ました。
例に依って撮影を忘れて食べてしまい、バーガーの画像はありません。

2010年4月21日水曜日

懐かしい方々

昨日は目白に行く前、横浜にいました。


母の旧友二人が大阪、京都からでていらっしゃると言う事で、母を横浜のインターコンチネンタルホテルまで車で送って行ったのです。


 Oさんは母と津山の女学校で同級、戦後京都でばったり再会して以来のお付き合い。
ワタシも若い頃、何度か醍醐近くのお宅に泊めていただいた事があります。
コーラスと日舞をされていて、三人の中では何処も悪い所が無く一番御元気。


 Kさんは戦後母が祖母と津山から京都に出て来て貧乏暮らしをしていた時に知り合ったお友達で、ワタシが進路に悩んで高校を登校拒否していた頃、暫く居候をさせて戴いてた事が在ります。母が初めて海外旅行に行ったのもKさんとでした。
母より二三歳若いのですが、片方の耳がチョット不自由です。


 お二人とも母と違ってお酒も飲まれるので、新幹線では駅弁にビールを楽しんで来られた様です。
ラウンジで暫く歓談した後、お部屋に上がってみましたが、21階の港に面した部屋で、残念ながら雨が降り出してましたが、きっと夜景はキレイなんじゃないでしょうか。


 三人共、戦後の混乱期をお互い助け合い励まし合って生きて来られた仲間同士です。
歳をとるとだんだん友達が減ってくると言いますが、こうして集まって昔話が出来る相手が居るのは幸せな事かもしれませんね。


いつまでもお元気で居て欲しいものです。

ギャラリー・ルヴァンへ

知り合いのジュエリー作家・稗田麻琴さんからお葉書を戴き、目白にある
に行って来ました。
目白駅から程近い住宅街の中に出来たギャラリーです。

七人のベテラン作家さん達の作品はいずれも個性豊かで、オリジナリティー溢れる作品ばかりで、翻って自分の作品を考えるとやっぱりデザイン力の未熟を痛感しました。

まあ十人十色、
ワタシの作品が好き!
と言って下さる方も稀にいらっしゃるので、落ち込んでばかりいないで『自分の作品』を作り続けないと仕方ないですよね。

5/1まで開催しているので、興味がある方は是非どうぞ。

2010年4月18日日曜日

お蕎麦でランチ

今日は久しぶりに朝からお天気も安定して春らしい陽気だったので、前回のお散歩で気になったカフェまで行ってみる事にしました。
 このカフェは住宅地の中、学校の目の前にあるのですが、花が咲き乱れる庭に出て食事が出来る様になっています。


メニューを見るとランチに手打ち蕎麦があります。
どうやら白髪のオーナーの手打ちのようです。
そしてこれはお嬢さんが作られるのかシフォンケーキ。
歩いて来て小腹も空いたので、ワタシはお蕎麦、妻はシフォンケーキを注文。

どちらも、なかなか美味しかったです。
お蕎麦はいわゆる蕎麦通の人は物足りないでしょうが、家庭の味って感じかな。
柚子の皮が刻んで添えられていて所謂柚子切り蕎麦ではないけれど風味豊かに感じました。
シフォンケーキもフニャフニャ過ぎず、妻も大満足でした。
ランチのお蕎麦にはドリンクが付いているのですが、
このコーヒーもすっきりとした飲みやすいコーヒーでした。
上の写真の正面の木は姫リンゴの木。
可憐な花が満開でした
お天気が良い日に、また行ってみたくなるお店。
初夏の夕方なんか良いかもしれないですね。
もっと近所に在ればなあ〜!


2010年4月16日金曜日

ものの哀れ・・・

本屋で新しい本に出逢う前、作品展も終わり桜の花もとうとう散り始めたのを見て、以前読んだ平家物語を再読したくなり、本棚から引っ張りだして来て読みました。
もちろん古文体なので、恥ずかしながらそのまま読み下せる程教養がありません。
講談社学術文庫から全12巻で出版されているもので、現代語訳と註がついています。
この9巻は宇治川の合戦から一の谷の合戦と続き、平家の公達が次々と落命してゆく様が描かれていて、まさにクライマックスの始まりといった所です。
文武に秀でた忠度(ただのり)の最後や、うら若き笛の名手敦盛(あつもり)の最後はドラマティックです。
強いだけで優雅さに欠ける坂東武者によって滅びてゆく平氏に諸行無常、ものの哀れを感じざるをえません。
まさに満開の桜が一陣の風に枝を揺らし一斉に花が散り行く様を想い起こさせます。
長い物語の中の様々なエピソードが、文楽や歌舞伎の演目に成っているので読んでおきたいと思ったのがきっかけでしたが、日本人としてやはり一度はどこか一節読んでおきたいものです。

後は源氏物語、万葉集・・・『見るべき物は見つ』と言って死んだ平知盛の様に『読むべき物は読んだ』と行きたいところですが・・・・。
もっと若いうちから古典を読んでおけば良かった、と今更ながら後悔しています。

情報戦争

作品展前はゆっくり読書する時間もないので、書店にも行ってなかったのですが、先日久しぶりにいつもの書店を冷やかしていて、気になった本を見つけて買ってしまいました。
いつもはサイズ的に読みやすい文庫本、新書サイズの棚から選ぶのですが、今回は分厚い単行本。


トレイシー 日本兵捕虜秘密尋問所 中田整一著
講談社 ¥1800

第二次大戦中、アメリカが日本兵捕虜を尋問して軍事情報収集をしていた状況が、丁寧な取材で明らかにされています。
 難解な日本語を使える人材の募集から人材育成、組織の構築と円滑且つ合理的な運営に依って日本の軍事機密が捕虜から得られ、実際の作戦に反映されて効果を上げてゆく様が描かれているのですが、アメリカという国は原爆製造のマンハッタン計画、月探査のアポロ計画など、壮大な計画を巨大な組織で実行するマネージメント能力に長けているとつくづく感心しました。
米軍も尋問等のテクニックはイギリスで学んだ様ですが、大規模にシステム化するのはアメリカが得意みたいです。
国土の広大さ、工業生産力、食料自給率、労働人口も含めた日本との国力の違いを痛感させられ、よくこんな国と戦争して勝てると思ってたなあ、と当時の日本の軍の指導者の無知にあきれ果てるばかりです。
 かたや戦中の日本は陸海軍が反目し合い、情報の収集分析共有すら満足に出来ず、戦略も無しに戦争をはじめ、どこで終わらせるかも考えてなかった訳ですから。

 もうひとつ、情報というものの取り扱いについても国民性を感じました。
国家が取り扱った情報は情報公開法で原則公開なのですが、細かなものまで公文書館に保管され、国民から請求が在れば取り出せるというところ。

 最近日本では沖縄返還に伴う核密約の文書が破棄されたとかニュースでも問題になってましたが、これもアメリカの公文書館で機密解除されて公開され、密約の存在は白日の下に曝された訳です。
どんな都合の悪い情報も、とにかく保管して歴史的資料として後世の役に立てようとする姿勢は日本も見習わなくてはならないですよね。

著者は元NHKの番組プロデューサーで、事実の羅列ではなくなかなか読みやすいので、興味がある方は本屋さんで立ち読みしてからお買い求め下さい。
でも、単行本は重くて読みにくいので文庫になってからでも遅くはないですね。



2010年4月15日木曜日

映画『グリーンフィンガーズ』

季節外れの寒さに驚く昨日今日ですが、今日はなかなか素敵な映画に出逢いました。
お昼に食事しながらテレビで何気なく始まった映画を見始めて眼が離せなくなってしまいました。
クライヴ・オーウェン、ヘレン・ミレン共演のイギリス映画『グリーンフィンガーズ』


刑務所で出逢った終身刑の老囚人から貰ったスミレの種、奇跡的に花が咲いた事から花を育てる事に喜びを見いだした主人公は、刑務所長のはからいで仲間達とガーデニングを始め、とうとうハンプトン・コートの王立ガーデニングコンテストに出場するまでになる・・・・という、実話を基にしたハートウォーミングなストーリー。


 イギリス映画ってハリウッド程役者も演出も派手さはないし、映像もイギリスの天気の様にちょっと湿り気を帯びてるんですけど、古い膝掛け毛布にくるまったみたいにどこか温かいんですよね。
それに、主役のクライヴと言い、老囚人、刑務所長、そのほか皆キレイすぎたり格好良すぎたりしないからリアルな存在感があります。
だから英国人俳優は、ハリウッド作品では作品に現実味を持たせる為に脇役に欠かせないのかもしれませんね。


 イギリス人にとってガーデニングや花を楽しむ事がどういう意味を持っているのか、というのも少し感じられて興味深いです。
ワタシも結婚して妻が小さな庭に花を植え、世話をするようになって初めてガーデニングの真似事を経験しました。
春になって地面から芽が出て来たり、冬に剪定したバラの枝から新芽が出て来たりするのを見るとなんとも嬉しい気持ちになるし、そうして咲いた花々を縁側に座ってただ眺めるという楽しさも味わったので、長い刑期を考え自暴自棄になった男が、春のスミレに刑務所の庭で出逢って行き方が変わる・・・と言うのは何となく判る気がします。
 世話をすれば花はそれに応えてくれるけれど、すぐには答えが出ない、春までかかる・・・。


 現代人の慌ただしい日常に流れる時間のスピードをリセットしてくれるのがガーデニング、土いじり、農業
なのかもしれません。


レンタルDVDがあるかどうか解りませんが、ホッコリしたい時にはお薦めです。
ハーブティーにミントチョコとか、ミルクティーにスコーンを用意してどうぞ!

2010年4月13日火曜日

奈良の鹿

先日、ボウガンの矢が刺さった状態で見つかった奈良の鹿が亡くなったそうです。
矢は肺を貫通していたそうです。可哀想に!


奈良の鹿は春日大社由来の神の使いだそうですから、捕まった容疑者にもきっと神罰が下るんでしょうね。
それにしても、逮捕の罪状が文化財保護法違反だそうです。
お寺や仏像と同じ、”モノ”扱いとはね・・・。
仮に自分のペットが変質者に殺されても器物損壊にしかならないなんて、納得いきませんよね。


こんな法律しかないから同種の犯罪が減らないんじゃないかと思ってしまいます。
日本弁護士会はなぜ声を上げないのか不思議ですね。
動物愛護の精神が法体系に欠落しているのは野蛮な国だ、と世界から思われてるんじゃないでしょうか。
そのうちシー・シェパードみたいな団体にその不備をつっこまれそうです。


早急に法の整備をお願いしたいです。

宇宙の神秘!

NHKでハッブル宇宙望遠鏡の特集をやっていました。



宇宙がビッグバンで誕生したあとどんな風に宇宙が進化してきたのか・・・高性能コンピューターを使った数学的推理に依るモデルを、去年大々的な修理が終わって性能を一新したハッブル宇宙望遠鏡による観測が裏付けた、という内容でした。


 今更此処で素人のワタシが解説するのもナンですが、望遠鏡で遠くの宇宙を観測することは、はるか昔に遠くの星が放った光を観測している訳で、逆に宇宙が誕生したと言われる137億年前に近い過去を見ようと思えば、137億光年に近い遠くの宇宙を観測すればいい訳です。
今回の修理で新たに131億光年離れた天体の観測に成功したそうです。
こう書くと簡単ですが、遠くに在る星の光程弱くなる訳ですし、地球上では大気の揺らぎが光を曲げたりと精密な観測は出来ないので空気の無い宇宙に望遠鏡を置く訳です。


 それにしても距離と時間が比例するって、日常ではあまり考えられないですよね。
衛星中継で声が遅れて届くってのも同じ理屈で、距離の遠さは感じるけど、よく考えると届いた声は過去の声なんですよね。


 宇宙の誕生からしばらくは暗黒なのですが、しばらくすると最初の星が青白い光を放つだろう、という数学的予測を観測によるデータが裏付けた訳ですが、青白く冷たい光を放つのはエネルギーの高い超高温の星。
そんな青い星しか無い宇宙・・・見てみたいですねえ。


そんな星々が生成崩壊を繰り返して出来た宇宙の塵が集まって我々も産まれて来たのだと思うと、感慨深いですねえ。
それにしても聖書の創世記天地創造の一節を想起します。
『神が光あれと言われた・・・・』の一節です。


 ハッブルが撮った画像は本当に美しくて、且つ世界中で宇宙誕生の神秘にせまる研究を支えています。
アメリカが打ち上げたこの望遠鏡はもはや宇宙に向けられた『人類の眼』とも言える共通財産になりつつありますね。
去年の修理で寿命が延びたそうですが、願わくばこの計画はいつまでも続けていって欲しい物です。
その為にも戦争なんかにお金つぎ込んでばかりいないで貰いたいですね、アメリカは。
そしてこの手の研究は、今後国際協力で運営していく方法も考えないとねえ。

2010年4月11日日曜日

お散歩とレモンパイ

 このところ、天気も不順だったし作品作りで家に籠りッ切りの日々が続いていたので、今日は昼から思い切って散歩に出かけました。
桜もまだ散り残ってるのではないかと期待もあったので、今まで行った事の無かった砧公園まで歩いて行ってみる事に。
陽気が解らないのでちょっと多めに着込んで行ったのですが、チョット歩くともう暑くて・・・結局途中で一枚脱ぎました。

今日は快晴でまさに春爛漫。
鮮やかに花は咲き、新緑が芽吹いて眼に優しい緑色が溢れてます。


それにしても自然の造形って面白いですよねえ!
今回作品展で花をモチーフにして初めて、身の回りの花や植物を眺めるようになって改めて思います。
上の写真のつぼみの触感なんて想像出来ないですよね、触ってみないと・・・・。

砧公園では、名残の桜を惜しむ人達で大にぎわいでした。
そよ風に花吹雪が舞い、なんとも春らしいひと時を味わえました。



帰りはバスでいつものカフェへ。
けっこう歩いてお腹が空いたので、最後の一個残っていたカレーパンを注文。
妻はふわふわのメレンゲがてんこ盛りになったレモンパイ。
ついでにハムとチーズのミニサンドを試してみたらこれが美味しかった!
モチロン画像はありません。毎度のごとく撮るの忘れて食べてしまいました。

今夜は自宅の庭の山椒の葉を先日買った湯葉のお吸い物に入れていただこうと思います。




2010年4月8日木曜日

廃棄物!

お聞き及びの方も多々いらっしゃると思いますが、実に不愉快極まる事件です。
ペットの葬祭業者が預かった遺体を火葬もせずにビニール袋につめ、山中に廃棄していたと言う事件。その数なんと100体以上にのぼり、自宅や車からも数体見つかったそうです。


発見現場の惨状を想像するだに身の毛もよだつ鬼畜の所行だし、先日我が家でも永年可愛がった犬を火葬したばかりなので、被害にあった飼い主の気持ちを考えると怒りが止まらないんですけど、それ以上に納得いかないのが、彼の罪状。
廃棄物処理法違反・不法投棄・・・だそうです。


そもそも、きちんと火葬するといって料金をとったならまずは詐欺でしょう。
それ以上に納得いかないのが、飼っている人間にとって家族の一員であるペット の遺体が廃棄物扱いという法律。
道路で車にひかれた野良犬や猫、野生のカラスや狸と一緒にするなど、人間の感情をまったく排除した日本の法思想そのものが、この手の事件を生む素地を作ってるのではないでしょうか。


 先日もどこかの動物園で山羊が角を折られたり、奈良の鹿がボウガンで射られて矢が刺さった状態で発見されたり、果ては虐待する為にネットで猫を集めていたりと、物が言えない弱い動物への虐待がとどまる事をしりません。
そう言う行為を裁く法律が廃棄物処理法違反とか器物損壊しかないのがどうにも解せません。


 小動物への虐待は子供にはある程度見られる事で、私とて小学校低学年の頃は虫眼鏡でアリを焼いたり、カエルを道路に投げたりした事があります。
今思えば罪深い事ですが、少年はそんな小さな死やペットの死を経験して大人に成って行く様です。
自分が生殺与奪の権限をもったり、それが及ばない所では成す術無く死が訪れたり、と言った経験を繰り返して命の儚さ尊さを学んで行くのだと思います。


 しかし、中には長じて中学高校になってもそれが止まないどころかエスカレートして行くケースがあるのが問題で、虐待する対象が小動物から果てはホームレス襲撃にまで繋がって行く傾向が在るそうです。
そういう犯罪傾向の在る者を把握し予防的措置を講ずるためにも、まずはペットや家畜等、動物への不要な虐待はそれ自体を犯罪として刑事罰を与え、警察が権力を行使してやめさせる様に法律を整備すべきじゃないでしょうかね。
モチロン、飼い主自体がペットを虐待したり放棄するのも重罪にしないとね。
 アメリカなどでは飼い主と言えどもきちんとした世話をしないと、ペットを警察が保護したり飼い主が逮捕されることもあると聴いた事があります。


 声の出せないペットの彼らによって私達がどんなに慰められ幸せを感じているかを考えて、早急にかれらの権利を確立してほしいものです。



2010年4月6日火曜日

宴の後

 御陰様で無事三人展も終了しました。


 お天気が不順だったにもかかわらず通りがかりの方も含めて沢山の方に見ていただき、様々な感想やご意見、アイデアを戴きました。
 モチロン厳しい批評もありましたが、私達TNT三人の新たな展開に繋がりそうな出逢いも在ったりして、不確実ながら未来に希望の光がチラチラ見えてきたような感じです。
それもこれも三人で三年活動して来た成果なんだと思うと、やはり活動を続けてきて良かったと思います。


何よりも活動を通して三人の絆が強まったことが何よりの喜びです。
何をどうすれば成果が出せるのか解らない混迷の時代に三人で支え合い励まし合ってきたので、一番若造の私が言うのは僭越ですが『戦友』ってこんな感じじゃないかな、なんて思います。


 そんな三人での作品展の会期中、お客様が途切れた時や毎日8時の撤収前に妻が淹れてくれた紅茶や戴き物の御菓子でちょっとしたティータイムがあったりして、四日間が本当に楽しかったです。
作品展が無いとなかなか三人集まれないので、何か問題があっても一人で抱え込んだり悩んだりが多いのですが、打ち合わせ等で三人で会って話していると意外と解決したり、何より気持ちが楽になる事が多々在りました。
 だから将来三人の活動拠点になるような事務所やアトリエ・店舗を持てたら、三時のオヤツや帰宅前のひと時、雑談して気分転換したり新たな発想をもらったりと楽しそうです。
でも、多分遊びの相談が一番多そうですが・・・。


 そんな私達の三回目の三人展も終わり、会期前の追い込み製作の疲れもあって手伝ってくれた妻と二人ちょっと気が抜けてしまい、昨日は一日何もせずに過ごしました。
まさに
宴の後の侘しさ・・・・って感じです。


でも、明日は早速次に向けた打ち合わせに入ります。
来年の三人展、その前に去年佐倉でやったクリスマスイベントをどうするか、等ゝ。


これからも三人力を合わせて頑張りますので、乞御期待!





2010年4月3日土曜日

同窓会

 今日は土曜日で昨日に比べてお天気も良かったので、お客様も多くて忙しい一日でした。
土曜日は普段学校で授業をしているのですが、今日は別の先生に代講をお願いしました。
と言う訳で、クラスの生徒さん達が入れ替わり立ち替わり来て下さって、作品解説に追われてまるで学校で講義しているようでした。
加えて高校時代のブラスバンド仲間が来てくれたり、小学校一年生からの幼なじみが来てくれたり、かつての教え子が来てくれたり・・・まるで同窓会でした。


 先日も書いた通り、作品に自信が無い私ですから、生徒さんに見られるのが一番恥ずかしかったのですが、情けない事にかえって皆さんに励ましていただきちょっと元気が出て来ました。


 まあ、昔から言う通り、自分で自分に満足したら終わり・・・ですからね〜。
恥をかくのを恐れず、めげずに我が道を歩き続けて行く他無い訳です。


これが終わったら、開き直ってまた頑張ります!

2010年4月2日金曜日

初日終了

殆ど徹夜でのぞんだ初日でしたが、お天気にも恵まれてまずまずの滑り出しでした。
毎回来て下さるお客様や懐かしい方に御来展いただき、慌ただしくも楽しい一日となりました。
小物も2点売れてちょっとホッとしている所です。


 一番怖いお客様、雑誌『宝石の四季』編集長だった高木紀子女史にもお越しいただき、前回と変わらず厳しい批評を頂戴しました。
長いキャリアで様々なアーティストを見て来られた女史からすると、『何やってんのよ!こんなんじゃダメ!』とじれったくてイライラするのも当然かもしれません。
これからも、ご意見番として辛口の批評を戴きたいと思います。


今日は朝から強風が吹き荒れてお天気も心配です。
昨日までは、なんだか気乗りしなかったのですが、いざ始まってしまうと「たくさん来てくれないかなあ」なんて思うわけで、人間なんて現金な物ですね〜!


 まあこの日の為に家に閉じこもって作業して来た訳で私達にはちょっとしたお祭りですから、会場ではしゃいでる私をみたら御容赦下さい。

2010年4月1日木曜日

いよいよ今日から!

とうとう始まります。三回目の三人展。


昨日は夜七時からギャラリーに搬入でした。
なんだかんだで終わったらもう11時過ぎ。
青山のデニーズで夕食して、帰宅したのが12時半。
それから作品リストを作成したりで、結局朝までかかってしまいました。


 今回の作品は初めてテーマを決めて作ったのですが、テーマのイメージを形にしようとするのにどうしても今までの自分の感性から抜けられず、結果的になんだか中途半端なんじゃないか・・・なんて迷いが生じてしまい、悶々としながら作ってきました。
今まではやりたい事をやって
『これでどうだ〜!』
ってすっきり感があったのに、今回は
『コレで良いのかなあ〜?』
と不安でイッパイです。


 せっかく作ったんだからいろんな人に見てもらいたい様な、あんまりじっくり見て欲しく無い様な・・・・。
でも感想は聞きたいし・・・。
隠れてコッソリ見に来て下さった皆さんの反応を覗いていたい所ですが、やっぱり会場にいないとダメですよね〜。


腹をくくって、正午から夜八時まで会場でお待ちしています。