2011年9月27日火曜日

吹奏楽コンクール

 以前も書いたかもしれませんが、高校の時吹奏楽部に在籍していました。
仲間や先輩と目指すは全日本吹奏楽コンクール!
 残念ながら関東大会までしか進出出来ませんでしたが、アノ日々は貴重な『青春の記憶』です。

そんなコンクールの音源を見つけました。
たしかこの曲は私達も演奏したのですが、やはり全国大会金賞の演奏は流石!
しかも彼らはなんと中学生!

http://youtu.be/1mbiIrFGgfc
http://youtu.be/8BQ_OOHmM6g
二重に打ちのめされました。

2011年9月23日金曜日

質実剛健

 先日のブログでTEEMAのお皿の事を書きましたが、あのサイズがもう生産中止ということも調べて判りました。
そこで、改めて今普通に使っているもの達の事が気になって来ました。
 下の写真は普段使ってるコップとお皿。水を飲んだり食事の時に日常使ってる食器です。
両方とも一人暮らしを始める時に実家から持って来たもので、コップに至っては物心付いた幼児の頃から家にありました。お皿も同様。いつの間にか家に在って、当たり前の様に使っていたもので、実家の母もこれなら持って行っても良いよと呉れたくらいですから、大したモノでは無い筈です。
さて、このコップ。
見るからに厚くて頑丈。
 おそらく型吹きの機械生産でしょうね。
型の合わせ目が判る所からして、廉価な大量生産品。まあ、当時結婚したばかりの両親がそんなに高価なガラス食器を買えるとも思えないから。
凸凹していて持ちやすく多分強化ガラスなんでしょう、多少落としたくらいではビクともしなさそうでしょ?
そのせいでこれまで40年以上使い続けられて来た訳です。
でも口当たりはこれでなかなか良いのです。
ガラス工芸品特有の繊細な美しさは全く感じられないけれど、まあ一言で表現すると
『質実剛健』

 まあそうは言ってもガラスだからやはり割れる事も在って、ワタシの手許の二つ以外に実家にあと幾つ残っているか判りませんが、これからも大事に、でも今迄と変わりなく使い続けて行こうと思ってます。

さて次はこのお皿。
今迄気にした事も無かったのですが、裏を見ると何やら刻印らしきものが・・・。
検索してみると、『Bormiori』はイタリアの会社らしいですね。
vitrosaxはもともとフランスの会社だったのが『Bormiori』に吸収合併されたようです。
つまり吸収合併の年以降の生産なのでITALYの表記があるのでしょね。調べれば年号も判るかもしれません。
NETのオークションサイトには今でもこのお皿を含むディナーセットがアンティークとして思いのほか安い価格で出てる所を見ると、こちらも強化ガラスの大量生産品のようです。
でもそのせいで、母とワタシのぞんざいな扱いにも耐え抜いて今に至っても現役で毎日働いてもらえる訳です。

 このお皿やコップをデザインしたデザイナーって、どんな人なんでしょう興味が湧きます。
企業のデザイン室に居た人なら数多くの製品を送り出していて、量産品のデザインなんかそんなに記憶に無いかもしれないけど、世界の果ての日本で50年以上使われてる事を知ったら、きっと喜んでくれるでしょうねえ。







2011年9月20日火曜日

『ウン・ベル・ジョルノ』さん

春に伺った新潟の『ウン・ベル・ジョルノ』さんが九月で一周年を迎えられたそうです。
加えて最近オーナーのヒロ子サンがブログ『UN bel giorno日記』を始められました。
オリジナルデザインの商品のお知らせ等、これからどんなブログに成るのか楽しみです。
まずはお報せまで。

今夜は肉!

今日は昼ごろに実家の母から電話。
『これから遅いお昼ゴハンにピザ食べに出かけるけど、いっしょに食べない?』
もう父は81母も79なのにピザとは恐れ入りました。
成瀬駅近くのピザ屋で合流することになり、慌ててしたくして出かけました。
ピザは両親には丁度いいくらいの食べ応えなんでしょうが、少々ワタシには物足りなかったかな。
そのせいもあってか、帰りに立ち寄ったスーパーで和牛のランプ肉が結構やすくなっているのを発見して今夜の夕食にと購入しました。家人もやはり物足りなかったようです。
帰宅してオリーブオイルを塗り、室温迄なじませてから焼く事にします。
普段はフライパンで普通に焼くのですが、今夜は網焼きにしてみることに。
ガスコンロにセラミックの網を置いて赤く成る迄予熱してから強火の遠火で焼いて行きます。
両面焼けた所で火から下ろして少し休ませます。
これに、ブルターニュ産の天日乾燥した粗塩をパラリ、黒胡椒をガリガリと振り掛け、
もう一度今度はエクストラ・ヴァージンオイルをかけます。
その上に、先日お土産で戴いたトスカーナ産ペコリーノチーズを薄くスライスして乗せ、最後にブラックオリーブを刻んだものをのせて出来上がり。
ナイフを入れるとこんな感じ。ちょうど良く焼けてます。
ランプ肉は赤身が多くて脂肪分があまり無いので、わりとサッパリした味でした。
もうちょっと脂身があるサーロインあたりでやった方が、もっと美味しかったかもしれません。
そうそう、食べ終わってから何か足りないと思っていたのはルッコラでした。

そんなに高いお肉でなくとも、ちょっと高い塩や挽きたての胡椒、良いオリーブオイルを使うとけっこう美味しく成るものですね。


2011年9月14日水曜日

『GEM ART の贈り物 vol.2 autumn』

表参道根津美術館前にある
『街の小さなミュージアムショップ GEM ART』で
明日から始まるイベント
『ジェムアートの贈り物 VOL.2 AUTUMN』のお知らせです。
会期は明日9/15~28(水)
11:00~18:30
ただし9/20&9/26は休廊です。
東京都港区南青山6-1-6パレス青山109
tel 03-3400-1271


ARTIST
奥野佐知子
小田真紀子
中山あや
服部純子
宮崎剛


 このイベントは、元『宝石の四季』編集長を長く務められた高木紀子さんのプロデュースに依るもので、
『若手の有望な作家に発表の場を与えたい』という高木さんの趣旨に賛同されたGEM ARTさんとが共同で開催するイベントです。
 それぞれ一点ものの作家手作りの作品がリーズナブルな価格で展示販売されるそうですので、お近くにお出かけの際は是非お立ち寄り下さい。


 今日たまたま通りかかったところ搬入飾り付け作業の真っ最中でした。

承諾を戴き作品を写真に撮らせていただきました。
GEM ARTは根津美術館の正門の向かいにあります。
ちらはSilverの作品

自家農園で育てた豆に漆を塗った作品。
とっても軽い!
こちらも漆を使ってます。
可愛い顔がついてる小さな壷
パズルの様に組み合わせて楽しめる木のオブジェ。
ワタシはこれが一番気に入った手ふきガラスのボールペン。
ペン軸は差し込んであるだけなので好きなものと交換出来そうです。
膨らんだガラスの中に、ドングリ等いろんなものが入ってます。
夕方のGEM ARTはこんな感じ。

 若い頃からイロイロとご意見ご教示戴いている高木さんはもとより、GEM ARTさんには去年末に個展をやらせていただいたりと、今迄大変お世話になっているので、及ばずながらワタシもお手伝いをと言う事で、こうして広報を担当しているしだいです。




2011年9月13日火曜日

シェリングのヴァイオリン

今日AmazonからCDが届きました。
ヘンリック・シェリングが演奏する、BACHの無伴奏ソナタとパルティータ
20代のころLPで聞いて衝撃的な感銘を受けたアルバムのCD版です。
これまでに同じ曲のCDを買ってますが、なんだか記憶に在るのと違うなあと思っていたのですが、シェリングの演奏で何回か録音されているようですね。
このアルバムは昔買って持っているモノラルLPと同じ録音のようです。

 演奏技術は当然として、バッハへの尊敬と共感、譜面の読解力、全てが整って名演奏、録音が出来上がるのでしょうが、このアルバムを聴いているとそのすべてが高いレベルであることはモチロンだけど、ワタシにはシェリングの深い『祈り』が感じられます。
 教会で神の前に立ちこの世に溢れる不幸を哀しみ、個人だけでなく人間の愚かさや非を悔い改め、許しを乞うような心境とでもいうのかな・・・だから聴いているとこちら迄心が洗われるような『魂の浄化作用』を感じるのです。

20代で、まだ感性のトゲがすり減っていないワタシは一聴して魂が鷲掴みにされた様な気持ちに成ったものです。

今の若者にも是非聴いてもらいたい演奏です。

2011年9月12日月曜日

中華街で夕食


 昨日は、家人と二人で夕方お客様といつものカフェで打ち合わせでした。

家人の友人から依頼されていた、エンゲージとマリッジのデザインを見ていただきました。
前回の打ち合わせで戴いていたご希望のイメージでエンゲージリングのWAX原型を数点造り、チェックしていただいたのです。
その中の一点に無事決定してホッと一安心。 

 マリッジリングのデザインも、もちろんラフスケッチは紙に手描きでアイデアを練るのですが、今回は慣れないイラストレーターソフトで男女それぞれ十点ほどのデザインパターンをプリントアウトして、それを見ながら持参したノートブックでお客様に見ていただきながら修正をして決定という、考えてみるとワタシにしてはイマドキなやりかたです。
 お二人ともデザインに明確なイメージをお持ちなので、助かりました。

 今回は幾何学的で平面的なデザインパターンの検討だったのでワタシでもなんとかなりましたが、デザインソフトの取り扱いにはもっと習熟したほうが良いなあと思いました。
 立体のWAX原型で見た方が指にはめた時のボリュウム感はお客様もワタシも掴みやすいのですが、地金と宝石の色や光沢感を表現出来れば、お客様も完成予想がしやすいですからね。

 でも、無事にデザインも決定したので気分もスッキリ。
なにしろ、最近若いお客様向けのデザインをあまりしていなかったので、お客様のイメージをつかみ取れているか心配で、家人の意見や評価も取り入れながらの作業でした。
 幸い『イメージしていた以上に素敵になってます』と喜んで戴いたので本当にホッとしました。
ここしばらく、他の事をしていてもずっと頭の片隅で気になっていた仕事だったので、無事に一歩前進して製作にとりかかれると言う事で気分も軽く成りました。

 打ち合わせが終わってちょうど夕食時だったので、夕食は外食することに。
近所でも良かったのですが、考えてみるとこの夏どこにも行かなかったので、ドライブがてら家人と二人で横浜中華街に行ってみる事になりました。

 いつも中華街にいくと、お店がいっぱいありすぎて何処で食べたらいいのか解らないし、中華料理って二人より大人数で食べた方が美味しく感じるのでなかなか足を踏み入れる事も無かったのですが、今回は十年くらい前に入った事のあるお店に行ってみました。

 表通りの高級店とは違い、一人二千円くらいのコースというリーズナブルなお値段でしたが、二人で食べるには丁度いい量。
入店したとき隣で食べ終わっていた親子連れは、単品のメニューを沢山注文したのか、もっと品数の多いコースを注文したのか、多すぎて食べ残して申し訳ないので持ち帰りたいと頼んでました。
 味も、これといって特色はないけれど、想像を裏切らない普通に美味しいものでした。
値段を考えると五点満点で星三つ半くらいでしょうか・・。
是非もう一回食べたいとか、他人にお勧めする程ではないけど、値段相応でガッカリしないと言うのは重要ですね。


2011年9月10日土曜日

夏の終わりにお散歩

夏も終わりかなあ〜というある日、家人と散歩に行って来ました。
最近、家に閉じこもってばかりで歩いてないので、運動がてら外に出たかったのです。


 家を出て歩き始めてしばらくすると、家の前から続く細い川にアヒルの親子発見。
この辺りは地下水を汲み上げて流しているのか水も澄んでいて奇麗です。
今もし自分が子供だったら、夏は川に入って遊ぶだろうなあ。
でも、しっかりと柵がしてあって川には降りられないようになってる。
そういえば子供が外で遊んでるのって、最近あんまり見なく成ったなあ。
羽の黒いトンボがスイスイ飛んでました。
住宅街を暫く歩いて、河原に出てみました。ここら辺は自治体のグランドやら大学のグランドが並んでいて、野球とサッカーを隣り合ってやってたりして、なかなか賑やかでした。テニス帰りの女子大生も歩いてたりして、ちょっとしたキャンパスです。
かと思えば、その横を大きな犬を連れて散歩するひとやウォーキングする老夫婦。
みんな夕方の斜光線で奇麗に見えるなあ。

日差しがキツくて眩しいと家人が言うので、再び住宅街に戻ります。
意外な所で畑にぶつかりました。歩道の脇に茄子がなってました。ツヤツヤしてきれいだ!

こちらは里芋。
それにしても里芋の葉や茎って、なぜか見ると懐かしく感じるのは何故なんだろう。
雨上がりだったら、葉が水に濡れてもっと奇麗だったかな。

こちらは歩道に面した家のフェンスに見つけました。
なんだか怪しい生き物が金網を抱きかかえてる様に見える。

マンションの植え込みには大きなカマキリ!。
何を考えてるのか、微動だにせず。

そろそろ日も暮れて来ました。
夕日をジックリ見るのも考えてみると久しぶりです。
今年の夏は暑すぎて、熱中症の危険もあるから散歩の気分にはならなかったからね。
ちょっと涼しく成ったら台風が来たりして・・・。

この後コンビニでソフトクリームを買って、家人と二人食べながら帰って来ました。
ソフトクリームも久しぶりだし、この夏初めてでした。
ソフトクリームの写真、例によって撮るのを忘れて食べてしまい在りません。











2011年9月4日日曜日

TEEMAのお皿

 初めて一人暮らしを始めた時に、実家から持って来たお茶碗等に加えて食器を揃えなくてはならなかったので、少しずつ買い揃えたのがARABIA・iittalaTEEMAシリーズのお皿でした。
一人暮らしなのでパン用のお皿、カレー等用の大皿をそれぞれ二枚ずつ白とブルーで揃えたのです。
 その19cmサイズの白いお皿を、家人がうっかり手を滑らせて縁をぶつけて欠いてしまいました。2mm位の欠片が取れてうっすらヒビが・・・。
この十数年毎朝パンを食べる時に使って来たお皿だったので、なんだか相棒が急に引退させられた様で少なからずショックでした。
・・・と言う訳で、急遽ネットショッピング。


 ところが、このTEEMAシリーズは暫く前にデザインがリニューアルされて、デザインも微妙に変更され、サイズラインナップも変わってしまっているのです。
調べた結果このサイズは暫く前に製造中止になっていて今は黄色のみ復活していることが判明。
いくつか、通販サイトをさまよった末に、ようやく在庫をもっている所を発見しました。買った時より随分と高価に成ってましたが、これを逃して買いそびれるのも後悔するかなと、自棄のやん八日焼けのナスビ、腹切ったつもり〜!でボタンをクリック。
それが金曜日の話。早くも今日届きました。
適度な大きさと厚み、縁の反り返り具合、直径に対しての縁の幅の割合が、これ以上無いというベストバランスだ、とワタシは思っています。

 新しくなったTEEMAシリーズはサイズやカラーバリエーションも増えたのですが、少し薄手になった様だし、縁の反り具合や幅も現代風でシャープな軽快感があります。ワタシの好きな旧シリーズはそれに対して、ちょっと厚手で暖かみのある感じ。
 日常使いの食器には旧デザインの方が良いなあと思うのですが、新デザインの方が店頭でみるとオシャレに見えるから、売れるのかもしれませんね。
でも、新しく成ってもシンプルで使いやすい形なので、和食洋食あまり気にせず使えるのがこのシリーズの良い所です。

 まだまだ欲しいサイズもあるので、少しずつ買い足していきたいなと思っています。

 お皿も届いた所で、今夜の夕食は先日フィレンツェ帰りの生徒さんに戴いていたチーズと、ジェノベーゼ・ペーストを使ってトマトサラダを作りました。
とっても美味しく出来ました。彼女に感謝!

出かけた先で買って来たハーブソーセージもボイルして、セロリのスティックと後はトースト。
そう言えば、トマトサラダの四角い皿も旧TEEMAシリーズ。
セロリスティックのグラスもiittalaの製品でした。