2011年10月31日月曜日

AirMacで無線LAN

先日Facebookには書いたのですが、我が家のNET環境に変革が起こりました。
AirMac Extreameを購入して、無線LANの環境になったのです。


 しばらく前に光回線を導入しましたが、パソコンへの接続は有線のままでLANケーブルで繋がっていました。
 今回無線での接続と言う事になり、接続の速度等どうなるのか気になっていたのですが、この数日使ってみた感想は全く問題無し!
もっと速く導入していれば良かった、とすら思います。
 最初の設定でちょっとややこしくて時間がかかりましたが、接続されてしまえば居間でも、寝室でも、好きな所で好きな格好でNET接続出来てパソコンが使えるというのは便利なものです。
なにより長いLANケーブルの取り回しに煩わされない、というのは大きいですね。
ついでに、驚く程安くなった2TBHDDAirMacのベースに接続してTimeMacine専用にし、バックアップをとる事にしました。
これで、自動的に1時間置きのパソコンの状況が記録に残ります。


もう一つの変化。
以前から欲しかったスキャナーを購入しました。
Canon製で、フィルム・スキャンも可能な最新機種です。
パソコンを買ってからは、ネガ・フィルムで撮った写真は写真屋さんでCD-Rにプリントしてもらってパソコンに取り込んでいたのですが、昔から撮りためたポジ・フィルム(スライド用フィルム)や自分で現像していたモノクロ・ネガは手つかずだったのです。
EPSON製と迷ったのですが、プリンターと合わせました。
これから時間を見て昔の写真も整理して行こうと思っています。


 もう一つの理由は、実は最近ギャラリーでのイベント企画に関わってるため(詳しい内容は後日TNTの活動と相まって、これから書類が増えて行きそうなので、整理して取り出しやすくする必要があると思うからです。
それに、書類のやり取りもメールで送れたら楽だしね。


 スキャナーの操作を憶える為に、まず手近な書類からと想い、旅先で貰って来たパンフレットやFAXで送信されて来た通信等を取り込んでみました。
 サイズの揃った白黒の書類だけを読み込んでPDFファイルにするのは、読み取り時間も短くて思った以上に簡単だけど、観光地のパンフレットの様に、写真やチラシ等大きさも形式も違うものを取り込むとなると思った以上に手間がかかる。


 困った事に一旦取り込んでしまえば紙はいらない筈なんだけど、やはりなかなか捨てられませんよね。
特に旅先で貰ったものは、なんとなくその地の香りがするしね。
だから結局収納スペースは小さくならないのですが・・・・。


 まあオリジナルはファイリングして置いておくにしろ、パソコンに入っていて数年前の書類も本棚をひっくり返さなくてもすぐに見られるのは便利だし、実はそれ以上に見終わった後また同じ所にしまう作業をしなくて良い、と言うのが一番のメリットかな〜。

2011年10月29日土曜日

若林夏欧作品展『ポケットの中』

Facebookhttp://www.facebook.com/pages/GEM-ART-MARCHE/248833531827186にも取り上げましたが、
昨日から表参道GEM ARTで公開中の『若林夏欧作品展 ポケットの中』を見て来ました。

水彩、油彩、版画と様々な技法で表現された夏欧さんの世界。





 こちらはキャンバスの裏に油性ペンで描かれています。
一言で表現すると・・・天真爛漫、でしょうか。


 頭に浮かぶイメージを思うがままに筆を走らせ、描きながらもドンドンインスピレーションが湧いて来る。
そんな自由奔放な、言ってみれば子供のお絵描きの様な、イヤ、実は子供にしか描けなそうで実は子供の心を保ち続けている大人にしか描けない絵なんですね。




 ともあれ、ワタシみたいに理屈こね回さないとモノが造れない人間には絶対真似出来ないフワッとした世界が、そこには広がっているのでした。
現実社会に巻き起こる様々な事象に頭が疲れた人にとっては、コリがほぐれていいかもしれませんよ。


作品の販売もしているので、お近くにお越しの際はお立ち寄り下さい。


GEM ART
場所
時間
火 - 日:11:00-18:30
情報
表参道・根津美術館正門前にあるGEM ARTは街の小さなミュージアム・ショップです。
説明
東京メトロ・表参道駅A4,A5出口より根津美術館方向へ徒歩約5分。
PRADA,From1stビルの前を通り過ぎ、根津美術館正門前に建つパレス青山ビル・1Fプロムナードの一番奥に在ります。

ビルに隣接してコイン・パーキング有り。
メールアドレス
gemart-museumshop@nifty.com
電話番号




2011年10月22日土曜日

納品完了!

 先日依頼されたエンゲージリングが、今夜無事納品完了しました。


 依頼主のお二人はそれぞれしっかりしたデザインイメージをお持ちだったので、最初の打ち合わせでご意見を伺ったうえでWAXモデリングを6〜7点を製作、その中から選んでいただいたデザインで制作しました。


 中石のダイヤに関しても、新婦は小柄な方でしたので一般的にエンゲージに使われる0.3ctでは大き過ぎるのと、お二人とも大きさよりも品質にこだわっておられたので、Dカラー、VVS1でエクセレントカット、0.219ctという石に決定。
鑑定書もシッカリ取ってから加工にかかりました。
完成したのがこちら。

 爪の側面には透かしが入っていてダイヤの側面が見えるデザインです。
新婦さんに『期待以上の出来です!』と喜んでいただけて、苦労が報われました。

2011年10月21日金曜日

ゴージャスTony!

先日車を運転中に流れて来た懐かしい声。
聴けばあのTony Bennettが、再び若い歌手達とデュエットしたアルバムでした。
トニー・ベネットと言えば、その昔『思い出のサンフランシスコ』が日本で大ヒットして有名なイタリア系アメリカ人の歌手ですが、そのすこしかすれた様な暖かい声が好きで、LPの時代から何枚か持っています。
特にJazz pianistのビル・エヴァンスと共演したTony Bennett & Bill Evans Album(click)は最高!
前回の『Duets』同様、今回もAmazonで購入。
レディー・ガガをはじめ、マライア・キャリー、ノラ・ジョーンズ、シェリル・クロウ、ナタリー・コール、アレサ・フランクリン、アンドレア・ボチェッリ、ウィリー・ネルソンと、いずれ劣らぬ歌唱力の持ち主達とのデュエットは孫や娘達と楽しく語らってる様な暖かな気分に包まれていて、聴いているコチラ迄、気持ちがほぐれて行くようです。
都内迄車で出かけた帰り道、灯りがともり始めた街をゆっくり走りながら聴いてみたい・・そんなアルバムです。

と言う訳で、前作『Duets』共々お薦めします。
さっそくipodに移さなくては。

2011年10月9日日曜日

今夜は肉!

・・・と言う時がたまに在りませんか?
なんだか無性に大きな肉にかぶりつきたくなるような。


 毎日夫婦で同じモノを食べていると、今日あたり魚が食べたいとか、パスタが食べたいとか、不思議と食べたいモノが似通って来ますね。
今夜は偶然二人ともお肉が食べたい!という気分。しかも大きな肉!


 200グラム位のステーキなら、スーパーで買って来て家で焼けるのでしょうが、それ以上となるとフライパンが大きくないと入らないので、以前から気になっていたお店に行ってみる事にしました。


 TVでもよく取り上げられる小さいけれど古いお店。ボリュームが売りのようです。
自宅からも近いので車で店の前を通ることはあっても、なかなか入る機会がありませんでした。
今夜はお腹もぺこぺこで、質より量、
多少大きくても食べられそうな気分だったので、エイヤッと入店。
ワタシは300g,妻は220gのステーキを注文してみました。
やって来たのがコチラ!
 期待に違わぬ大きさです。
見た目は大きいけど、味付けは胡椒のみで、テーブルにある調味料でお好みに味付けして食べるシステムのようです。
テーブルには卸しニンニクや特製ソース、醤油、塩胡椒、ガーリックソルトと様々並んでいます。


 お肉はオージービーフで和牛ほど脂身がさしてないのでサッパリして食べやすいものでした。
これならもっと大きめでも食べられそうです。
でも、ステーキとしてはスーパーで買ったステーキ用オージービーフを家で焼くのと味はさほど変わらなかったので、次回はステーキならヒレ肉の分厚いのを試すか、ビーフ100%のハンバーグを試してみたいと思います

でも二人ともお腹一杯の大満足でした!


ハナミズキの紅い実

今朝駅迄歩くいつもの歩道の街路樹に紅い実を発見。

今年も秋は変わらずやって来ている様です。


 去年迄はその小さな紅い実がとても美しい宝石の様に見えたのに、今年はその実の紅さになにか禍々しいものを感じてしまいました。


 つい先日、東京・神奈川のセシウムによる放射能汚染の実態が、航空機からの計測値として公表されました。
公表値では東京、神奈川の大部分はそれほどの汚染ではない、というものでした。
しかし、これまで『安全です』を繰り返して来た国・文科省が、事故から半年も経った今頃公表した数値を、『ハイそうですか』と全面的に信じて安心する国民がいったいどれだけいるでしょうか。
 まして、航空機からの粗いメッシュによって平均化された数値では、ホットスポットも見逃されてるでしょうし、計測された元データが公表されなければ地上計測された実測値とどれだけずれているかも判りません。つい先日も、出かけた御徒町の街路樹のイチョウの葉に異常があるのを発見したばかり。
枝の先端に近いイチョウの葉の切れ込みが深くなり、数も増えています。
こんな風に身近に現われる植物の変調を見るにつけ、姿の見えない放射能の影響がジワジワと迫っているのを感じるのです。
 今回のハナミズキ、特に異常は無い様でしたが、その葉にはセシウムがこびりつき、実には根から吸い上げられた放射性物質が溜まっているのではと思うと、それをついばむ鳥達の今後の変調が危惧されます。

 これまでは歩道に散り敷いた枯葉を踏んで歩く音に秋や冬を感じていたのに、今年からはそう言った枯葉が吹き溜まった場所は、高濃度に汚染されてる場所として避けなければ成らないのです。
 雨のあとの水たまりさえ避けて歩く方がいいとなると、新しい長靴買ってもらって雨が降ると水たまりを探しては飛び込んで行った子供の頃を思い出し、今の子供が可哀想になります。
『垣根の垣根の曲がり角〜♫』落ち葉の焚き火も、それでお芋を焼くのも今後はありえません。

 こんな風に、
私達の生活も季節感も文化もぶち壊した原発事故が本当に腹立たしい!
 それ以上に、事故の実態を隠蔽し、責任を逃れようとして多数の市民に無用の被曝をさせ、そればかりかいまだに高線量の地区に子供を住ませて被曝させ続けている国。
『安全です』を吹聴して来た御用学者、御用マスコミ
なにより、これだけの被害を出しながら、まったく加害者としての意識も無く責任感も感じられない電力会社。
でも一番腹が立つのは、監督官庁でありながら誰も責任をとらない
経産省、とりわけ保安院。
そして安全委員会
この三つがいまだに存在し、権限を持って
そしらぬ顔して事故対応に当たってる事だ!
さっさと全員辞職、いや罷免して解体しろ!

オジサンは怒っているぞ!





2011年10月7日金曜日

ジョブズ氏のマウス

結婚後、初めて購入したパソコンがAppleの白いibookG4で同時に購入したのが、左のマウス。


ワイヤレスで掌にしっくりと納まってくれて、パソコン初心者のワタシにも取っ付きやすい優しいデザインと感触、加えてしっかりしたクリック感でなんだか『大丈夫!』と言ってくれてるようなマウスでした。
ところがこれまで何度か落としたのがいけなかったのか、裏蓋のスイッチをかねた板バネの接触が悪く成って来て、使用中にしばしば接続が切れるという症状がだんだんひどくなってきました。その都度作業がストップしてしまうので、とうとうマウスを買い替える事にしました。
USB接続のマウスは始めから除外して、やはりMacの製品に決定。

 ところがそんな折も折、Apple社トップのジョブス氏死去のニュースが飛び込んできました。
iMacの発売以来、コンピューターと私達の距離をグンと近づけてくれた立役者の彼の死は本当に速過ぎるし残念です。
存命なら日々開発される新しい素材や技術を融合させて、まだまだ革新的な製品を発表して私達の生活スタイルに革命をもたらしてくれたでしょうに。
Apple社のスタッフだけでなく、彼の不在はアメリカのコンピューター産業にとって大きな損失ですが、かれの創造したライフスタイルを楽しんで来た、私達世界中の消費者にとってもそれは同様。暗闇で方向を探るヘッドライトが一つ消えてしまった。
 彼の様なイノベーターが果たして今の世界に再び現れるだろうか、と考えてしまいます。

それはともかく、昼前Amazonで注文したらなんと夕方に到着!驚きました!
新しいのが右側。
軽くて薄くて反応も速くて、スッキリとシャープなエッジのある形状からして『出来そう!』なお利口さんのようです。
実際見かけ倒しではなく、これひとつでボタンもホイールも無いのに画面のスクロールまで出来るのですから、今の技術ってスゴイんですねえ。
 まあ、このマウスについて今更ワタシが説明しなくても興味がある方は既に良くご存知でしょうから省きます。
 
 ただ、そんなにスゴいマウスなんだけど、初めて旧タイプのマウスを握った時に感じたホッとする安心感は薄れてしまいました。
 考えてみればパソコンの普及の速さというのはものすごい訳で、10年前にはパソコンに触った事がない機械アレルギーの人が大勢居て、Macの機器も初めて触る人でも違和感をいだかないような機能の設定やデザインがされていたと思うのです。
 それがここ数年は生活のなかにドンドン入って来て、今や入力もキーボードからタッチパネル。マウスなんか無くても普通の人は全く用は足りてしまうようになりました。
そうなると、マウスのデザインも初心者を安心させるような形やシンプルな機能に限定する必要もなくなり、敢えてマウスが必要な作業をする人に向けた機能とデザインになって来た、のではないかな。
 確かにタッチパネルは便利だけど細かい指定や指示はやはりマウスでポインターを動かした方が確実だしね。

こういう風に考えて来るとMacのデザインって、操作するときのユーザーインターフェイスも含めて、本当に使う人本意に考えられてるなあと感心すると同時に、それを指揮して来たジョブス氏の素晴らしい人間性を感じるのです。デザインや創造にはそう言うところが如実に出ますからね。
 会社の製品のデザインに一本芯が通ったポリシーや思想が在る。製品を一目見れば何処のメーカーか判る。そう言う会社と言うのはなかなか少ないと思います。
大量に生産される工業製品になればなるほど自分達の主張を通して、社会に広く受け入れられて行くのは難しく成るのでしょう。
掃除機のダイソン、車ならポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニ。いずれも強烈なカリスマオーナーの会社です。家電だとブラウン、日本のSONYも一時期頑張ってましたね。

ジョブス氏亡き後のApple社はいったいいつまでそのポリシーを守り抜く事が出来るでしょうか。
そうしてこれからも魅力的な製品を送り出してくれるでしょうか。

 マーケティングリサーチだけでモノを作る様な会社にだけはなって欲しくないですねえ。
モチロン、それは天国に行ったジョブス氏の願いでもあるでしょうけど。

とにもかくにも、彼の冥福を祈って、合掌!