2012年8月25日土曜日

PC用メガネを新調

 最近PC作業をしていて眼が疲れる事が多いので、メガネを作る事にしました。
もともと老眼なので作業用にはメガネを持っているんですが、ピントが合う距離がパソコン作業よりも近距離に設定してあり、PCの液晶画面を見るには向いていない為、これまでは裸眼で作業して来たのです。
しかし、画面上のちいさな文字等読むのが大変だし長時間の作業は流石に疲れます。
おまけに最近知ったのですが、どうやらPCモニターやスマートフォンの液晶画面のバックライトに使われるLEDからは青い波長の光が多く出ていて、それが眼の疲労を助長する、というではありませんか。
道理で、今のPCにしてから、そして最近携帯からスマートフォンに変えてから眼の疲労度がこれまでより高いはず。

 そこで早速TVCMPC用メガネを宣伝している店に行って来ました。
様々なフレームにPC用のレンズを組み合わせて選べるシステムで、迷ったのですが、写真のフレームを選択。
中三日くらいで出来上がって来ました。
価格も大変リーズナブル。
 
 早速試してみましたが、上下の幅が狭いので、少々視野にフレームが入り込んで気になりますが、度数もきちんと合わせてあるから、視界は良好で疲労も軽減されました。
レンズには少し黄色い色がついていますが、殆ど気になりません。
透明なレンズも在る様でしたが私は青色光遮断効果の高いものを選びました。
ピントの合う範囲も適度に広いので読書にも使えそうです。
もっと早く作れば良かった。

 モチロン度が入ってないレンズもあるので、同年代の方々だけでなく、若い方にもお薦めです。

2012年8月24日金曜日

パノラマ写真

 少し前にスキャナーを買って、昔の写真をデジタル化して整理したりしています。
そこで感じたのは、どんどん変わって行く街並を撮っておけば良かった、と言う事です。
お気に入りのお店とかスポット等は撮ってるんだけど、そこが街並の中にどう位置していたか、という空間的な記憶はドンドン失われていきます。
つまり周囲の「街並」を記録しておかないとダメなんですね。
そうするとメインのスポットだけでなく、想起されて思い出が広がるのです。
なんだか百科事典を開いた時に似てます。
目当ての項目の前後から別の世界が広がるような。
その時代の空気感まで甦って来るのです。

そこで最近は写真を撮る時にパノラマ写真的に撮る様にしています。
デジカメで目的ポイントの左右180度をずらしながら撮影、フォトショップでパノラマ合成という手順です。
これがなかなかやってみると面白い。
と言う訳で参考にいくつかご紹介。
写真をクリックすると大きいサイズで見る事が出来ます。

再開発された近所の駅前のショッピングモール。
三階の渡り廊下から。
正面が駅になります。
 こちらはその裏側。正面の高架は大井町線。
左側が駅になります。
正面横断歩道の向こうのオレンジ色は最近出来た郵便局

 近所のデパートの屋上にて。
夏の夕暮れですね。

撮ったその場で完成が見られないので、完成した画像が予想以外のものになることもあって、普通のデジタル写真では無くなってしまった『現像プロセス』に似た時差というかズレがあるのです。
パノラマ合成にはパソコンの処理に少し時間がかかるのですが、そこには印画紙に焼き付けた画像が現像バットの中で揺らす印画紙に浮き出て来るのを待つ様なワクワク感があります。

まずは身の回りから、と言う事で自宅の周囲から撮り始めてます。
沢山のカットを撮らないとイケナイのでフィルム代がかからない、というのはこの場合とても助かりますね。
これをフィルムや印画紙でやろうとしたら膨大な費用、時間、労力、熟練が必要な事を思うと、画像がデジタル化され様々な処理が簡単に出来るという事に科学技術の進歩の恩恵を感じます。

PCソフトをお持ちなら携帯の画像からでも作成可能なので、皆さんもお試し下さい。




2012年8月12日日曜日

テレパシーと男の沽券

実は山崎製パンの『薄皮粒あんパン』の隠れたファンである。
中年以降、洋菓子より和菓子やアンコが好きになってしまい、あの大きさが絶妙で、ついつい手が出てしまう。値段も安いしね。

 時々妻が買って来てくれるのを美味しく戴くのだが、自分からは『買って来て』とは言えないのである。
今日、出かけた先から帰宅途中の妻が
『スーパーに寄るけど、何か買って来るものある?』
と電話をかけて来た。
さすがに50過ぎの大の男が
『アンパン買って来て』
とは、恥ずかしくて言えないから黙っていたが、帰宅した妻は
『薄皮あんぱん買って来たよ』と言うではないか。
あまりの偶然に、二人して顔を見合わせて
『テレパシーが通じるのか!』と笑い合いました。

『食べたかったら言えば良いのに』と言う妻に
『男の沽券に関わるから言えない』と話すと
『おかしな人』と笑われました。

 そういえば、学校で講師をしていた時お弁当を作ってくれてたのですが、彩りにプチトマトを二、三個入れてあるのが、生徒さんに見られて恥ずかしくって
『プチトマトなぞ大の男が食べるもんじゃない、こんなものは女子供の食べるもんだ』と話した時も笑われました。

 トマトにしてみればいわれのない差別で失礼な話ですが、同年代のオジサンで同感の人は多いのではないでしょうか。

まあ、今時『男の沽券』なんていちいちこだわって口にするのは、器が小さく沽券が備わってないから、と言われたら返す言葉もありませんが。


2012年8月9日木曜日

ベンちゃん号リフレッシュ・その2

以前から気になっていたリアのトランクストッパーを交換しました。
いつも愛車の部品を購入するスピードジャパンさんにネットで注文して届いたのがこの部品。
アルミの土台にゴムが被せてあります。
これは何かと言うと、トランクの開閉時に衝撃を吸収するパーツです。
下左がトランク蓋のサイド部分、下右がボディ側です。
かなり劣化してアルミ部分がむき出しになり、
ひび割れたゴムが開閉の度にボロボロ落ちて来ます。
外したパーツがこちら。
外した跡にも劣化したゴムがこびりついてるので
キレイにこそげ落として新しいパーツを取り付けます。
トランク蓋に付くものは六角レンチを使うボルト一本で、
ボディ側に付くパーツはボディ内側に二本のボルトで止まっているだけなので、
工具さえ在れば30分もあれば完了です。
これでトランクを閉めた時の音が、かなり変わるのではないかと思います。
パーツ代、送料込みで四千円程。
こういうささいなパーツが今でも購入出来るのは有り難いですね。

ベンちゃん号リフレッシュ・その1

 先日ガソリンスタンドで給油した際に空気圧をチェックしてもらったら、左フロントのみ空気圧低下、タイヤの偏摩耗が発覚。
外側のショルダー部のみトレッドがすり減っているのです。
 少しずつ空気が抜けていて、気がつかずに走ったせいなのか、タイヤのアライメントが狂ってるのか両方疑われるのですが、いずれにしろ四輪ともかなり減って来ているので、これを期にタイヤを交換する事にしました。

 ガソリンスタンドでも『安いタイヤ在りますよ』と言われたのですが、
『タイヤは命を載せている』
というので信頼出来るブランド、ショップで交換する事にしました。
そこで帰宅して電話をかけたのが、デルタに乗ってる頃からお世話になってるのが、『成城タイヤ』さん。
交換する事になったタイヤもこちらで数年前に購入しました。
そこで薦められたのがピレリー社のP-1というタイヤ。
今まで使っていたP-7にくらべて静粛性、制動性がドライ・ウェット共に向上しているそうです。
そこで早速交換を御願いし、店に向かいました。

作業は二人掛かりで三十分程で完了。
 今回は時間も無いのでアライメント調整(二〜三時間程かかるので予約性だそうです)は後日ということになりました。
それまで、少し走って走行感覚に異常がないかも確認しないと。

 ご主人と話をすると、ご自身もベンちゃん号と同型モデルを何台も乗り継いでらっしゃるそうです。
その愛車にもP-1を使用、皆さんにお薦めしているとのこと。
しばらくベンちゃん号やその仲間達の話を聞かせていただきました。
ベンちゃん号の生産が終了した1995年以降の車は車体の鋼板が薄くなってる事や、車体の下に潜って初めて判るコスト削減等。
整備や修理をする人間の眼から見てもよく考えられた車、だそうです。
なんだか嬉しくなって帰って来ました。

 帰宅するまでに感じた肝心の乗り心地は、P-7に較べてトレッドの硬さから来るザラザラ感を感じないシルキーな転がり感。
路面の荒れもゴツゴツとは伝わって来ません。
多分車外で聞く走行ノイズも低いでしょう。
ハンドルを切った瞬間の反応はP-7の方がダイレクトだった気がしますが、P-1もグニャグニャ感はありません。
ベンちゃん号サイズの車を市街地で通常に走行させるには全く違和感無く、静粛性も相まってドライバーの疲労も少ないでしょうね。

高速走行でのハンドリングや静粛性を確かめるのが楽しみです。