2012年1月30日月曜日

結婚記念日

 今日は私達夫婦の結婚記念日でした。
ところが、朝実家の母からお祝いのメールが来るまで、二人とも完全に忘れ去っていました。
六年目ともなるとこんなものでしょうか・・・(笑)
でも、ご安心を。
私達二人は結婚したばかりの時より、ますます仲良くくらしてます。
もう六年になりますが、まだ六年しか経ってない?
なんだかもうずっと前から一緒にいるような気がします。


 でも、せっかくだから何か御祝いしなくてはと、今日は妻も朝から出かけたし、私もGEM ARTMARCHEの打ち合わせがあったので出かけたのですが、帰りに花を買って来ました。
考える事は同じらしく、妻もケーキを買って来てました。
夕食後に紅茶を淹れてケーキをいただきました。
結婚記念日くらいどこかで食事、とも思ったのですが、
二人でDVD『男はつらいよ』を観ながら
やっぱりお家での食事が一番、と思いました。

平凡な日常にこそ幸せの花の蕾はある、と言う事でしょうね。
これからもその蕾を膨らませていける二人でありたいと思います。
私達の結婚を祝福してくれ、今日まで支えてくれた皆様に
感謝!

2012年1月23日月曜日

GEM ART MARCHE 2決定!

 去年クリスマス直前に表参道・根津美術館前のGEM ARTで開催した
GEM ART MARCHEですが、おかげさまで各方面からご好評をいただき
第2回目
春らんまん 表参道 GEM ART MARCHE IIとして
3月23日(金)〜4月1日(日)10
開催する事が決定しました。


今回もジュエリー、アクセサリー、クラフト等、15名のアーティストのオリジナル作品を集めた展示販売会を予定しています。




本日、詳細な募集要項を決定して参加者の応募を開始致しました。
出展にご興味がある方は下記GEM ARTまでお問い合わせ下さい。


107-0062
東京都 港区南青山6-1-6
パレス青山109 GEM ART
TEL 03-3400-1271 FAX 03-3400-1272
gemart-museumshop@nifty.com


今回も代表世話人を仰せつかったワタシから募集要項を送らせていただきます。










2012年1月21日土曜日

安来鋼本焼入和包丁

今日、なぜか義父から突然包丁をいただきました。
それもプロ用の和包丁。
安来鋼の本焼き入れ、240mmの和包丁・牛刀です。
もともと包丁はじめ刃物が好きで集めるのが趣味という義父が、わざわざ買い求めて来てくれたそうです。


 我が家で使ってる包丁も同様の鋼の和包丁の牛刀で、一人暮らしを始めた15年くらい前に買った240mmのモノだったと思うのですが、さすがに本焼き入れでも安来鋼でもない家庭用の製品です。
 
 でも、こまめに研いで使えば切れ味は一般的なステンレスの包丁より数段良いのです。
結果としてだんだん短くなって行く訳で、まだまだ十分使える長さとは言え、新しい包丁は有り難いですね。
特に刺身なんか切り分ける時は、本来なら刺身包丁を使うべきでしょうが、めったに使わない柳刃を買う程料理人では無いので牛刀一本で済ませるのですが、刃の長さが無いと綺麗に切れませんから。
 
 それにしても、こんな包丁いただいたら砥石もまともなのを揃えないと義父にも包丁にも、造った鍛冶職人さんにも申し訳ないなあ〜。
明日はホームセンターに砥石探しに行こうかな。



2012年1月20日金曜日

ベンちゃん号リフレッシュ!

我が家の愛車、ベンちゃん号が車検から帰って来ました。


日本の車検制度自体、まったくもって不合理で不愉快極まりない制度なんだけど、まあ定期健康診断だと思う事にしましょう。


 1995年に生産された我が家のベンちゃん号。
最初の発表はその10年近く前だから基本設計はその数年前として、三十年くらい前に開発された訳です。
以後マイナーチェンジを重ねて、その生産の最終バージョンです。
我が家に来たのが2005年。
以後走行を重ねてとうとう11Kmを後にしました。


 今回の車検で行なったのは、定期的に行なってるエンジン・オイル交換、ブレーキ・オイル交換に加え、警告灯が点滅していた前後のブレーキパッド交換。
それに、ベンちゃん号のウィークポイントであるエンジンヘッドからのオイル漏れの為に、オイルシールの交換。
そして、ステアリング系の小さなブッシュを一ヶ所交換。


 今日の午後整備工場まで行って受け取って来たのですが、帰り道運転してみて驚きました。
エンジンは滑らかに回転を上げ、ブレーキペダルの踏みごたえも剛健。
それは想像どおりでしたが、なにより新鮮だったのはハンドルを切った時に手に帰って来る、反力というか抵抗。これが実にシットリと来るではないですか。
 切り始めにガタツキや遊びがあるのではなく、蜂蜜のビンにバターナイフをいれてかき回す時の感触、とでもいうのかなあ。
夕暮れ時で適度に混み合った国道を走りながら、車線変更する度にその気持ち良さに顔がニンマリして来るのです。


 それにしても、アノ小さなブッシュ一つを交換しただけでこれだけ変わる、というか新車の時の感触に近くまで戻るというのは、とりもなおさず、それが組み着けられているボディ自体の剛性が劣化していないと言う事だと思うのです。
 これまでもエンジンマウントや、サスペンションダンパーを替える度にその復旧具合に驚いたのですが、ブッシュ一つでここまで復旧すること、そしてそのブッシュ一つをいまだに買える事など、今更ながら当時のドイツの工業製品に対する思想が端的に顕われている様な気がします。
 すなわち、
『イイモノを手入れしながら大事に使う。
そして、その価値があるものを造る。』
と言う事ではないでしょうか。


 新車の時の値段を思うとワタシ等本来なら分不相応な車だし、これからあちこち古くなって来て、維持費もそれなりにかかり大変だと思うけど、治し甲斐のある車だけになんとか乗り続けて行きたいものです。





2012年1月10日火曜日

GEM ARTの仕事・サイズ直し

先日ご紹介したGEM ART時代の仕事のうち、クリスマス・コレクションのDMに使われていたルビーのリングですが、2004年にサイズ直しに戻って来た時に撮影しておいた写真が出て来ました。
今回はリングの裏側もご覧いただけます。



初詣・赤坂山王日枝神社

 今日はいつもの仲間と初詣に出かけました。
行き先を何処にするかで迷ったのですが、候補としては明治神宮、根津神社、山王日枝神社、芝増上寺
結局一旦表参道に集まって協議して決める事に。
 駅のコンコースで話し合って決まったのは、お寺ではなく神社、人間の明治天皇ではなく神様が祀られている山王日枝神社
根津神社はお詣りの後の下町散策が楽しそうだけど、今日は風も冷たいので、もう少し季節が良くなってからになりました。


 そのまま地下鉄で溜池山王まで行き、お詣りすることにします。
日枝神社は江戸時代、幕府の崇敬をいただいた江戸の鎮守社で有名です。
今でこそ周囲を高層のオフィスビルに取り囲まれ、参詣客でにぎわってはいても、どこか厳かな空気が漂っています。
神社のある一角は小高い丘になっているのですが、稲荷神社猿田彦神社も隣り合って祀られ、太古の昔には古墳があったそうですから、ここは昔から、今で言うパワースポットだったのでしょうね。
 毎年恒例のおみくじですが、今年は妻が『吉』ワタシは『中吉』とまずまずでした。

 ところで、本殿の横に稲荷神社があるのですが、ここに祀られている江戸時代に彫られた石像の狛犬がなかなかの傑作だ、と仲間内で話題になりました。
 宝飾メーカーに勤めてWAX原型制作の経験がある同期のO君も、デザイナー出身のN氏も、先日佐倉のイベントに参加したWAX原型制作者(特に具象ものは名人)のS嬢も、その狛犬の石像彫刻の秀逸な事では皆意見が一致しました。
 ところが、ご存知の様に狛犬は左右一体ずつ阿吽(あ・うん)の相をしたものが座っているのですが、どうみても阿形の狛犬の方が立体感も陰影も彫りのシャープさも優れていて力強く、吽形の狛犬は彫りも甘く立体感も乏しいのです。
コレはきっと片方が師匠の作でもう一方は弟子の模刻ではないか・・・等と、皆して勝手な素人解釈に大いに盛り上がりました。

 もっとも、天然の石を彫るのだから石によって、場所によっても硬さも違うだろうし、ああいう風にしか彫れなかったのかもしれないんですけどね。
実際に石彫をしてらっしゃる方はもっと別の解釈をされるかもしれません。

それにしても、彫った石工は数百年の後に上手いの下手だの言われるとは思ってなかったかもしれませんねえ。
イヤ、やはり神様に奉納するものだし、まして石彫なんて自分が死んだ後も大事にされて、作品が残って衆目に曝される事など承知の上かな。例え死後でも、自分の名を汚す様なモノは作らなかったろうなあ。
どちらの狛犬も、その時点で石工の渾身の作だった筈だよな〜。

結局その石工も名前までは判らず、当時名人と謳われた人ではなかったかもしれないけど、その渾身の仕事がこうして300年後に
『良い仕事してるねえ!』
と評価されたわけです。

ジュエリーだって石彫以上に残る可能性が高いし修理やサイズ直しで誰に見られるか解らないんだから、後世の人に笑われる様な仕事をしてはいけないんだよな〜、
『昔の人はいい仕事してたねえ〜!』
なんて言われるようでなきゃね、
それ以前に大事にしてもらって、
子々孫々受け継がれて行くような作品つくらなきゃ、と
神妙な気持ちになった次第です。

勉強になりました。
礼!


2012年1月8日日曜日

1982年のロンドン・2

今回は地下鉄から。

 1854年というから日本では江戸幕府がアメリカに開国した頃には開通していたロンドンの地下鉄。
 それから100年以上経ってるわけですから古いのは当たり前だとして、日本の地下鉄から見るとその施設のあまりの古さに驚きました。
なかでも古い路線に残っていた、第二次大戦以来変わってないのではないかと言う様な古いエスカレーター設備にはたまげました。
上の写真のエスカレーター、ステップの部分が木の桟です。
ステップの高さに当たる側面も手すりのサイドパネルにも木材が張ってあります。
手すりのベルトも表面のゴムがすり減って、芯の繊維がむき出しになってるような感じ。
いや〜質実剛健なジョンブル達はモノを大事にメンテナンスしてここまで使い倒すのか〜、と感心してしまいました。
まあ、多分経営状態が厳しくて、そちらにまわす予算が無かっただけなんでしょうが・・・。
もちろん新しい路線は列車も奇麗でホームやエスカレーターも新しいのですが、全体に古めかしいものをだましだまし使ってる感じでした。
 
 そう言えば、地下鉄の車内も床は木の桟が張ってあって、その溝にタバコやゴミが挟まっていたのを憶えています。
流石に1982年当時日本にはこんな古色蒼然たるエスカレーターは残っていなかったと思います。
 たしか後1987年に地下鉄キングスクロス駅構内で火災事故が起きて、それをきっかけにこういった古い施設は一新されたと聞きました。
 
 しかし、それ以上に心に残ったのはエスカレーターの乗り方。
みんな右側に立って、左は急ぐ人に開けておくという日本でも近年普及して来たマナー、というかルールがそこには厳然としてありました。
(そう言えばこのルール、不思議な事に日本では関東と関西では立つ位置が逆ですね。)
 当時の日本には無かった習慣なので、空港に迎えに来て下さったMさんのご主人に教えられて
『なるほどね〜!』
と感心したものです。
確かに見ていると、混雑していても皆さんエスカレーターの手前から一列に並んで待ち、右側に立っています。
エスカレーターに乗るのに並ぶって、当時の日本では見たことが無い光景でしたから新鮮でしたね。
そんな訳で入国早々の第一印象は
『マナーとルールの国イギリス』でした。


2012年1月7日土曜日

昔の仕事・2

前回紹介したGEM ARTでの仕事の続編。
今回はブローチ。


縦方向の寸法が約5cm程で、いずれもセンターの石は大粒のダイヤです。使用地金はPTK18.


このシリーズは他にも何点か作った様な気がします。
中には帯留めに兼用出来る様にした作品もあったと思います。





1982年のロンドン

 先日から押し入れの整理を続けているのですが、懐かしいものがポツポツ出て来ます。


 今回は1982年の夏、つまり30年前に初めて海外旅行したロンドンのスライド写真。
今はもう製造されていないコダクロームというカラースライド用フィルムで撮影。
初めて海外旅行に行くからと購入した、オリンパスの一眼レフOM-2nでの撮影です。
 一眼レフも初めてなら、スライド用のポジフィルムも初めて。
今思えば、もっとフィルムをもって行けば良かった。


 自分で格安航空券を購入しての個人旅行。
当時は北回りと南回りの航空路があって、当然時間はかかるけど安い南回り。
香港、中東のバーレーンを経由しての長旅でした。
当時母の友人Mさんがご家族でロンドンにお住まいで、お宅に泊めていただきました。
お宅はロンドンの中心からちょっと外れたプリムローズ・ヒルという丘の近くにありました。
この丘を登ると動物園やリージェント・パークの向こうにロンドンの街が一望に見渡せます。
丘のいただきにはベンチが置いてあって、夏の遅い日没までの時間をゆっくり過ごせるのです。
ここはもう一度行ってみたいなあ〜。
前回2000年に行った時には、寒かったせいで行かなかったのが悔やまれます。
こちらがそのリージェント・パーク
楽隊が演奏しているのですが、ちょうどその前に爆弾テロがあったせいで誰も寄り付きません。
夏だと言うのにカーディガンのオバサンがいます。

当時もうミキモトに勤めていたので
やはり本場のジュエリーが気になります。
大英博物館、V&Aミュージアム等を見学した後
高級店が集まるボンドストリート界隈をウロウロしていました。
 こちらのアーケード、入り口に王室御用達のチョコレート屋さんがあるのです。
当時高級チョコなんて日本ではポピュラーではなかったし、ショコラティエなんて言葉も聞かれなかったから珍しくって、会社の同僚の女子にお土産にしました。
結局自分では食べて無いなあ。

 
こちらは正面が紳士用品の老舗ダンヒル。
たしか隣が紅茶等高級食材のF&M.
この左にアンドリュー・グリマという
当時好きだったジュエリーデザイナーのお店があって、
見学に来たのです。
モチロン入店は出来なかったけど・・・。

丁度黒いロールス・ロイスがやって来たり、角を曲がると真っ赤なフェラーリが停まっていたり、お金持ちの雰囲気が漂う街でしたねえ。

2012年1月5日木曜日

ハイ・ジュエリーな昔の仕事

押し入れを整理していて、昔の仕事の写真が出て来ました。
20年以上前になりますが、独立する前に勤めていたGEM ARTでの仕事。
PT/K18にルビーとエメラルドのカボッション・カット石
マーキスカットのダイヤ5個を花びらに使用
全面ダイヤがビッシリのブローチです。
この写真がLサイズのプリントなので、大きさもほぼ原寸大。

 こちらのDM、右上のPTリングは
中石にはマーキス型にカボッション・カットされたルビーを使用
二重に取り巻いたダイヤの間に透かしが入っています。
手前はグリーン・トルマリンの六角柱状の原石をメインに、
両端にバケットカット(長方形)されたダイヤを帯状に留めた
PT/K18の帯留め。

 自分のデザインでは無いので、これまであまり気にしていなかったのですが、今見直すと結構なハイ・ジュエリーです。

バブル崩壊以後、だんだんこんな仕事も減って来ましたねえ。

2012年1月3日火曜日

散歩初め

 想い起こせば、去年の正月には近所の川沿いに散歩してました。


あのころは震災も原発事故も思いもよらず、清々しい一年の始めを楽しんでいたのですが、今年は吹きだまりの枯葉や河原の草むらに、枯葉を焼く焚き火に、それどころか吹く風にさえも放射性物質が潜んでいるかと思うと、なんともやるせないし腹立たしい想いです。


 とは言え、今年も昨日今日と散歩に行って来ました。
 高い空には季節風が描くのか帯状の雲。
 川の向こうには遠くに真っ白い富士山
河原が広々して気持ちがいいのですが、
上記の様な訳で今年は出来るだけ住宅街の中を歩きます。
いつも使う駅より一つ離れた駅前にドトールコーヒーがあるので、そこまで歩いてブランチを、という計画だったのですが、昨日行ってみるといつものお店にはシャッターが降りて12月初旬に閉店しました』の張り紙。


 ところが『新店舗に移転』とだけで肝心の地図が無い。
困ったなあと思い
『そうだ!こんな時こそコレコレ!』
とスマートフォンで店舗検索すると、少し離れた住宅街の中にマークがあるのです。


 こんな所に移転って不思議だなあ、と思いながらも、そこまで行ってみたのですが、まったくそれらしいモノが無い。
辺りをぐるぐる廻って見たけど見つからないので諦めて帰宅しました。


帰宅して改めて検索してみると、なんと5mも離れてない旧店舗と道路をはさんだ向かいにオープンしているらしいのです。
そんなアホな〜!
張り紙しか見ていなかったので、マッタク気がつきませんでした。
張り紙する方も、まさか向かいにあるのに見逃すとは思いもよらなかったのでしょうねえ〜。


 本日改めて行ってみて、確かに新店舗になっていたのを確認。
新しい店舗は広くなった上に喫煙ルームも完全に仕切られていて、カウンター席には電源コンセントもありパソコン持参のお客様もゆっくり過ごせる様になってます。


それにしても、いつも利用する駅前にドトールが無くなってしまったのは本当に残念!
安くて美味しくて、オジサンにも利用しやすいお店なんだけどなあ。



2012年1月2日月曜日

謹賀新年!

 皆様あけましておめでとうございます。
毎年めぐってくるお正月に、あたりまえのようにこの言葉を発していましたが、今年ばかりはこの言葉を口にするのに心のどこかにためらいが残ります。


 震災の復興もさして進まず、それ以上に原発事故の収束等全くめどが立たないという状態。いまだに原発からは放射性物質が漏れ続けているのに、政府は福島県民の健康等どうでも良いようです。


 世界中が日本に救いの手を差し伸べてくれたのに、当の日本がいまだに原発を動かし続け、子供や女性を高濃度に汚染された土地から避難させないのを見て、世界はいったい日本をどう評価するか、と考えると暗澹たる気持ちになります。


 まあ、ワタシがここで落ち込んでいても何にもならないのは判っているのです。まずは自分の足元を固めてからでないと、他人を助ける事等出来ないですからね。


さて、年末はGEM ARTでのイベントで慌ただしく過ぎてしまいました。
気がつけばクリスマスも終わって後始末がようやく終わったと思ったらアッと言う間に大晦日。
突貫工事で年賀状をプリントしてなんとか大晦日のうちに郵便局まで出しに行きギリギリ年内に投函出来ました。
その帰り道の車の中で2012年を迎えた、という慌ただしさ。

帰宅して、結婚してからここ数年通っている近所の神社へ初詣に出かけました。
いつもは歳が明ける前に行くのでそんなに並んでないのですが、今回は新年になって出かけたので、思いのほか近所の方が並んでいました。
並びながら古いお札をお焚き上げの火にくべます。
結構灰が降って来て大変でした。
20分くらい並んでようやく参拝。
神社の方から縁起物の稲穂をいただきます。
この後がお楽しみの甘酒タイム。
毎年いただくのですがなかなか美味しいのです。


そんなこんなで、元旦の朝は朝寝坊。
昼頃起きて、風呂に入り、年賀状を見ながらおせち料理、お雑煮をいただきました。
その後はDVD『寅さん』を観ながらウトウトして、夜は恒例の
『ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート』
なんとも絵に描いた様なお正月の一日でした。


 2011年はガラにも無くイベントの企画などという事をやらせていただく羽目になりました。
始めた以上定期的に開催、と言う声も上がるのですが・・・・。
 今まで一制作者だったワタシには荷が重い事も事実。一度に一つの事しか出来ないワタシにとっては、企画の仕事を引き受けると頭の中はそれでいっぱいになってしまい、制作する時間もゆとりもなくなるのが難点です。
 とはいえ、こんな話が舞い込むと言うのも、そういう役回りの歳になって来たとも言えるし、自分だけでなく若い作家さん達の助けにもなる事かもしれないので、ここしばらくは流れに任せてみようと思っています。


 当面制作者と企画の二足のわらじをはく事になりそうですが、今年は自分の出来る事に力を尽くそうと思っていますので、今後このブログにもそんな話題が上ると思います。


 読者の皆さんにとっても、この一年が充実したものになります様に。