2013年1月22日火曜日

懐かしい風景

たまたま立ち寄った書店で見つけた写真集。
『昭和の京都』写真・浅野喜一

昭和30~40年頃の京都の市街を撮影した写真集です。

大阪で生まれ育ち、終戦間近に空襲で焼け出されて岡山県津山市の実家に戻っていた母が、生活の為に祖母と京都に出て来て父と出会い結婚したのが京都でした。
小学生低学年を西宮市で過ごした私にとって、両親に連れられて観光に行った記憶の中の京都が甦ります。
丁度私が産まれた頃の街の様子が写されているのですが、今となっては別の国を見ている様です。
ちょうど高度経済成長期にかさなる期間、繁栄と引き換えに失って行ったものが多い事にも気づかされます。
路面電車等、もう一度京都の街を走らせる訳に行かないんでしょうかねえ。


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