2013年6月17日月曜日

平成の城下町復元!そびえる天守閣が見たい!

アベノミクスとやらも、どうやら海外の禿鷹ファンドを儲けさせただけで終わりそう。
安倍総理の成長戦略は全く具体性も無かった。
そこで提案だが、観光立国と成長戦略を絡め、日本中に残る城趾公園を利用し『城』を復元し、城下町の復活を図ってはどうだろう。

 もちろんやるからにはコンクリート造りなんて事はしない。
伊勢神宮の遷宮の様に、創建当時の建築を出来るだけ忠実に再現する。
作りっぱなしではいけないから、長期的に維持管理をするために、若者を国家公務員として採用し、大工、左官、石工、瓦職人、内装の表具師、畳職人等も同時に養成する。建築や長期的な補修には材木も必要だから、全国の国有林を活用して植林し用材とする。
森林の管理には若者を優先して雇用し、森林を保全する知識を伝承していってもらう。
このように、失われて行く日本独自の文化、技術、その背景と成る自然と共生する思想哲学を伝承出来る。

 市街地は、当時の城下町の雰囲気を出来るだけ再現する様に、古い道路に面した建築には高さ制限や木造建築を採用する。当然改修には国が補助金を出す。
当然ホテルが必要だが、街中には純和風の旅館以外の高層建築は建てないで街の周辺に建ててもらう。
観光バスは城下町周辺の大駐車場に停めてもらう。

 一度に全国で行なうのは無理だから我こそは、と思う都市から順番に優先的に事業化。
名古屋、大阪等の大都市は不可能だから、かつて城があったが今は存在せず、城下町としても寂れて人口も減少してしまった、地方の小都市なら大規模な改造も可能だろう。

 日本列島改造論ではないが、世界が思い描いているサムライジャパンの世界を現実にしてやるのだ。
世界有数の科学技術国でありながら、江戸時代の街並で日本人のアイデンティティーとホスピタリティーを感じられる。
これなら今以上に関心を持たれ世界中から観光に来るだろうし、国内の地元中小産業も活性化し地域での消費も拡大すると思うが。

政治家や財界人が言う様に、企業が儲ける為に日本をグローバル化し、世界に出て行くだけが日本の成長ではないと思うんだけど、如何でしょうか?
少なくとも一般市民にとっては、こういう戦略の方が恩恵が在ると思う。

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