2011年4月4日月曜日

自分を護るために

事故を起こした福島原発からの汚染水が海に流れ出ていて、なかなか止まらない様です。
あの沖合は豊かな漁場で、これからカツオが三陸沖まで北上して戻りガツオとなって関東沖迄おりて来るし、三陸や銚子はサンマの水揚げで有名です。
今後の食生活にも大きな影響が出て来そうで心配です。
東京の空間放射線値も21日の降雨で上昇して以来最近では少しずつ下がって来ましたが、これも風向き次第で何時上昇してもおかしくない状況。
風向きやそれによって福島からの放射性物質がどのように飛散するかの予測データがあれば、我々もその日の行動を考える基準になり、不必要な放射線被曝を避けられます。
それなのに、日本政府は国民が自分を守る為の情報を全く発信しないどころか、『安全です』の一点張り。気象庁も花粉予報が出来るなら、放射性物質の飛散予報も出来る筈なのに。


国が守るべき国民にすら正しい情報を出さない事が、今後国際的に日本の信頼を失って行く原因になると思います。


そんな中、ドイツやノルウェーの気象庁はそのサイトで飛散予測天気図を公開しています。
もちろん予測の精度に関しては、放出された放射性物質のデータが不完全なので、どこまで高いか解らないものの、考える基準にはなります。


ドイツの気象データについては原子力資料情報室のページが見やすいと思います。
http://www.cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=1056
ページの下の方に気象図が出ています。


ノルウェーの予測はこちら
http://transport.nilu.no/products/browser/fpv_fuku?fpp=conc_I-131_0_;region=Japan


他にも世田谷区で一般市民の方が計測している計測器のメーターをUstreamで公開されていて、そのままライブで見られます。
コチラは世田谷
http://www.ustream.tv/channel/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E4%B8%96%E7%94%B0%E8%B0%B7%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%AB
こちらは狛江
http://www.ustream.tv/channel/%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E6%B8%AC%E5%AE%9A-%E6%9D%B1%E4%BA%AC-%E7%8B%9B%E6%B1%9F


他にも茨城県の放射線モニタリングポストの計測値データ
http://www.houshasen-pref-ibaraki.jp/present/result01.html
文部科学省のデータ
http://www.mext.go.jp/


これらのデータの解釈に関しては、ワタシは
武田邦彦氏のサイト
http://takedanet.com/
を読んで参考にしています。
一体我々は今どういう状況にいて、どう行動すれば良いのかを事実は事実として誤摩化さず、わかりやすく解説してくれています。政府の御用学者では無い所も信頼できる所です。
氏の原子力に対する考え方やスタンスについては他にもYoutubeで名前を入れて検索すると出てくるので、ご覧になると良いと思います。

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