『三丁目の夕日』シリーズの最新作。
時代設定は1964年、東京オリンピックで日本中大騒ぎしていた時代。私はちょうど小学校一年生。
我が家のTVで開会式の映像を見ていた記憶があります。
もちろん、まだ我が家は白黒テレビでした。
映画自体は懐かしさも手伝い、良く出来たストーリーにコミカルな演技も混じって笑い在り涙在りの、家族皆で安心して楽しめる良質の娯楽作品でした。
途中何度も泣けるシーンがありましたし、最後は心がジンワリ暖かくなって、二時間近く退屈しませんでした。
もしまだ観てないなら、まずは第一作から予習して観る事をお薦めします。
それにしても、残念なのが、専用メガネで観る3D版の画質が悪い事。
予告編のデジタル3D画像はかなりスッキリ見えるので『技術は進歩したんだなあ〜、これなら良いかなあ』と期待していたのに、本編が始まった途端、まるでアナログ放送時代のブラウン管TVに戻ったかのように画質が低下。
おまけに画面が左右にパンするとデジタルでの画像処理が追いついてないせいなのか見苦しい事おびただしい。
しかも腹立たしいのが、PM20:30からの最終回はこの3D版しか上映していない事。
そのため、3D・サラウンドシステム用のプレミアスクリーン料金、3Dメガネ代金、3D料金が加算されるというではありませんか。
高額の料金を徴収して画質の悪い映像を見せる。
まさにボッタクリです。
第一、あの作品をワザワザ3Dにする意味がワカラン!
3Dどころか白黒、パートカラーでも十分楽しめる作品だと思うんだけど。
それにしても、このシリーズ、まだまだ続いてくれると良いな。
次の舞台は1970年の万博開催あたりかなあ〜。
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