2010年3月29日月曜日

青春だ!

 先日、高校生の姪が入っているブラスバンド部の定期演奏会に行って来ました。
私も高校時代には吹奏楽部に所属していて、全国コンクールを目指していたので昔が懐かしいです。


私達の頃とは環境も変わって、駅前の立派なホールを借りてのコンサート。
OBだけでなくPTAまで会場整理等のお手伝いをしてくれてます。私の時など学校の体育館でしたからね。
部員も多く、楽器も揃い、お揃いのユニフォームまであって、今の子は恵まれてるなあなんて羨ましくなりました。


演奏は自分たちの頃と比べると、やはり格段にレベルアップしてるなあと感じます。
高校生らしい演出もあってなかなか楽しかったのですが、意表をついたのがアンコールでした。


一旦退場して拍手で戻って来た指揮者がピアノにすわると、舞台の全員が立ち上がり歌を歌いだしたのです。
恥ずかしながら私は初めて聴いたのですが、KiroroBest Friend』と言う歌でした。





吹奏楽部員によるコーラス?
といぶかしく思っていたのですが、彼らの歌声は何故か胸を打ちました。


 自分を励まし見守ってくれる友を歌ったこの歌は、卒業して退部する三年生を送る彼らの気持ちに等身大にあてはまるのか、歌いながら涙ぐんでいる生徒も何人かいて、見ているこちらも恥ずかしながらこちらもウルウルしてしまいました。


 どんな名曲も演奏者の心が入っていなければ、楽譜通り完璧に演奏出来ただけではきっとそんなに感動しないんでしょうが、発声も音程もバラバラな彼らの歌声でも数十人が同じ気持ちで思いを込めて歌うと聞き手にも伝わったわけです。


イヤ、考えてみると同じ歌を声を合わせて歌うことが心を一つにしてくれる、って事が在るかもしれないな。
そういえばキャンプファイヤーなんかで皆で歌うと連帯感を感じたもんね〜!
歌声喫茶なんてのも昔流行ったし、軍歌もしかり。


ともあれ、歌の歌詞の様な友や仲間が居るってことは本当に幸せな事で、そんな仲間と一つの事に一生懸命になってるキラキラした彼らを見て
青春だなあ〜!
と、羨ましかったです。

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