2013年8月24日土曜日

真夏のふらり旅 1

 猛暑が続く2013年の夏。
妻の仕事の切れ目でまとまった休みが取れたので、気分転換の為に短い旅に出る事にしました。

 特に目的は決めず、とにかく行くなら涼しい所、という訳でとりあえず八ヶ岳高原清里辺りに行く事に決定。
まずは清泉寮で、評判のジャージー牛のミルクで作ったソフトクリームを味わうことにしました。
つまり、それ以外はまったく未定。

高速道路のETC割引を利用するため、午前三時に家を出発!
と思ったら何時もの通り忘れものを取りに帰りスタートから10分のロス。
まだまだ夜の暗さが残る市街地を走って中央高速調布ICから高速道路に乗り、途中SAで二回の休憩をはさんで須玉ICから清里を目指します。

 清里までは立ち寄る所も無いので早く着き過ぎてしまうと思い、旧道や集落の中を通る道を行く事にしたのですが、進むに連れて山道になり、清里駅に着いた頃には妻はすっかり車酔い。

清里駅前は早朝だったこともあって閑散としていました。一時のペンションブームの火付け役となった、あの喧噪を知っている世代には感慨深い物が在ります。
でも昔より洗練された印象があります。
安っぽいものは淘汰されていったのかもしれません。

清泉寮が開く九時前に到着したので、敷地内のヒマワリ畑で写真を撮ってオープンを待ちました。
 夏の事なので九時前でももう日差しがシッカリ強い!

九時に成ってお店も開いたので、早速朝食を戴きます。
ホットドッグは写真では美味しそうに見えたけれど、パンと具のマッチングがあまり良くなかったなあ。
もう少し野菜を多くして、水分が多い方が美味しかったと思うんだけど。

スムージーなんて『女子供が食う様なもんを大の大人が食えるか!』と普段は口にしないんだけど、他に飲みたい物も無かったので頼みましたが、甘さも酸っぱさも程々でこれはなかなか美味しかった!
 この後、妻に件のソフトクリームを少し食べさせてもらいました。
大昔デルタに乗ってる頃、一人で来て食べた時となんだか印象が違ってました。
 記憶では何となく普通のソフトクリームだった様な気がして、なんでこれが大評判だったのか解らなかったのですが、もしかすると当時はジャージーミルクと普通の牛乳と二種類在ったのかなあ。

もう普通のソフトクリームとは色からして違う。
まさにクリーム色です。
その舌触りも頗る滑らか!
言わば練乳のクリームのような感覚ですね。
これはやはり名物で行列に成る訳です。
他では食べられない味です。
お近くに行かれる際は、立ち寄って試してみて下さい。

 そのかわり溶けるのも早いので、注文した皆さんは大人も子供もこぼさない様に無言で一生懸命舐めてました。
写真が無いのもそのせいです。

清々しい朝の空気の中で牧場の向こうに山々を眺めながら、老若男女が集って笑顔で大人しくソフトクリームを舐めている、なかなか平和な光景でした。




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