クロード・ルルーシュ監督の作品
『ランデヴー』
早朝のパリの街を監督所有のフェラーリで疾走する、という作品。まだ目覚めていないパリの街を結構な速度で走る車のフロントバンパー辺りにカメラを据え付けて、F-1にも出場したプロのドライバーが運転して撮影した、という作品です。
かなり細い道を飛ばしていて、ちょっとあぶないシーンもあります。
どうやら無許可での撮影だったらしく、監督は一時逮捕されたとか・・・。
でも、凱旋門前のロータリー始め、パリの街に詳しい人ならこれはあそこでは?とよく判るのではないでしょうか。
最後はモンマルトルの丘を駆け上りサクレクール寺院の前にやってきます。
ラストシーンがちょっとクサいのですが、エンジン音がBGMになってなかなか楽しめます。
・・・と、ここまで書いて来ましたが、実は撮影車両はフェラーリではなくメルセデスベンツ、エンジン音はアフレコというのが事実だそうです。ちょっとガッカリですが、ワタシはこれを見る時はその真実は忘れてあくまでフェラーリで飛ばしているつもりになって見ています。
そもそも映画って、上手く私達をダマしていい気分にさせてくれるものですからね。
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