2011年11月23日水曜日

佐倉の夜・独身寮

イベント開催のため、11/14から18まで仲間と佐倉に泊まり込んでいました。
会場に成ったDIC川村記念美術館は企業の研究施設も併設して建っていて、かなりの人が働いているせいか、佐倉市内には社宅や独身寮がいくつも在る様です。


 独身寮には空きがあるためか、我々の様にギャラリーを借りてイベントを開催する人対象に宿泊サービスがあるのです。
一泊¥2000.と、かなり破格に安い料金で、独身寮の一室に宿泊出来ます。
前回は毎日車で往復することになって大変だったので、今回は利用する事にしたのです。
ホテルと違って独身寮。
バス、トイレ、キッチン付きで、ベッドもテレビもデスクも付いていますが、アメニティーは全くと言っていい程在りません。
かろうじてフェイスタオル、バスタオルが一枚ずつとシャンプー、ボディシャンプーはついていました。
キッチンには立派な電熱ヒーターのコンロもついていて給湯システム完備で、蛇口をひねればお湯も出ます。

が、しかし!ヤカンがないのでお湯を沸かしてお茶も飲めない。
それ以前にコップも皿もありません。
包丁もナイフも無いので果物も食べられない。
お風呂に入ればシャワーカーテンが無いので、シャワーを使うと洗面所は水浸し。
それなのに、バスマットも無ければスリッパも無い。
毛布や掛け布団は奇麗でしたが、マクラは極小で布団カバーも無かった。
メンバーの一人はマクラ持参で来てましたが、それが正解だったかも。
つまり赴任して来て初めて社員寮に入ったと同様なのです。


と言う訳で、荷物を部屋に置いて状況を確認して皆で買い物をしに近所の大型スーパーに直行。
小さな冷蔵庫はあるので、ミネラルウォーターのボトル、ティッシュBOX、入浴剤、タオル等を買い込んできました。
さすがにヤカン買うのは・・・・で、部屋で暖かい飲み物はあきらめました。まあ、四日間だけですからね。


ついでに夕食をすませて八時にはそれぞれの部屋に別れたのですが、TV見るしかやることがない!
諦めて寝る事に。


 ところが、エアコンを動かすと窓の外でガサガサ異音がする。
どうやら、外壁の補修工事の為に建物を覆う様にかけられたカバーが室外機のファンで鳴る様です。
気になって寝られないので、我慢してエアコンは切って就寝しました。


 このブログ読んでる方の中にも、まだ若くて一人暮らしでこんな部屋に暮らしてる方もいらっしゃるでしょうし『真新しくて綺麗なだけマシ』と言われるかもしれませんね。
 一人暮らしを始めたばかりの頃は、自由気ままに振る舞えるこういうシンプルな生活が別に苦にならなかったけれど、夜帰宅して誰も話す相手が居ないと言うのは自由な反面、今ではなんだか侘しいなあ〜。
昔、松山と名古屋に単身赴任していた父の事をちょっと頭に思い浮かべました。


こういうの『歳とった』と言うのかなあ〜。

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