2012年1月7日土曜日

1982年のロンドン

 先日から押し入れの整理を続けているのですが、懐かしいものがポツポツ出て来ます。


 今回は1982年の夏、つまり30年前に初めて海外旅行したロンドンのスライド写真。
今はもう製造されていないコダクロームというカラースライド用フィルムで撮影。
初めて海外旅行に行くからと購入した、オリンパスの一眼レフOM-2nでの撮影です。
 一眼レフも初めてなら、スライド用のポジフィルムも初めて。
今思えば、もっとフィルムをもって行けば良かった。


 自分で格安航空券を購入しての個人旅行。
当時は北回りと南回りの航空路があって、当然時間はかかるけど安い南回り。
香港、中東のバーレーンを経由しての長旅でした。
当時母の友人Mさんがご家族でロンドンにお住まいで、お宅に泊めていただきました。
お宅はロンドンの中心からちょっと外れたプリムローズ・ヒルという丘の近くにありました。
この丘を登ると動物園やリージェント・パークの向こうにロンドンの街が一望に見渡せます。
丘のいただきにはベンチが置いてあって、夏の遅い日没までの時間をゆっくり過ごせるのです。
ここはもう一度行ってみたいなあ〜。
前回2000年に行った時には、寒かったせいで行かなかったのが悔やまれます。
こちらがそのリージェント・パーク
楽隊が演奏しているのですが、ちょうどその前に爆弾テロがあったせいで誰も寄り付きません。
夏だと言うのにカーディガンのオバサンがいます。

当時もうミキモトに勤めていたので
やはり本場のジュエリーが気になります。
大英博物館、V&Aミュージアム等を見学した後
高級店が集まるボンドストリート界隈をウロウロしていました。
 こちらのアーケード、入り口に王室御用達のチョコレート屋さんがあるのです。
当時高級チョコなんて日本ではポピュラーではなかったし、ショコラティエなんて言葉も聞かれなかったから珍しくって、会社の同僚の女子にお土産にしました。
結局自分では食べて無いなあ。

 
こちらは正面が紳士用品の老舗ダンヒル。
たしか隣が紅茶等高級食材のF&M.
この左にアンドリュー・グリマという
当時好きだったジュエリーデザイナーのお店があって、
見学に来たのです。
モチロン入店は出来なかったけど・・・。

丁度黒いロールス・ロイスがやって来たり、角を曲がると真っ赤なフェラーリが停まっていたり、お金持ちの雰囲気が漂う街でしたねえ。

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