2010年7月2日金曜日

だらしないゾ!

サッカー日本代表帰国の模様、記者会見がテレビでこれでもか!とばかりに流されてます。
まずは実力を出し切っての惜敗、残念でしたねというところです。
でもどうせ負けるならPK戦ではなく、スペインみたいな強豪相手に5-0くらいボロボロに負けて帰って来て欲しかった。
世界のサッカーとの実力差を、普段あまりサッカーを見ない日本の観衆にもハッキリ知らしめる事が出来て、これからどうやって世界との差を埋めて行くかという対策の土台になるから。

敵を知り己を知るのが兵法の第一ですからね。

 今の報道の仕方だと日本のサッカーはチームが仲良しで結束が固いから強かった、これが日本独自の強さでこの方向で良いんだ、と思っちゃうでしょう。
まるで太平洋戦争前の日本が、大和魂があるから日本は強いと信じ込まされてた様な感じがします。
そんな仲良しこよしのチームが、アルゼンチンみたいに『攻撃は最大の防御』と考えるチームに勝てるかな?

それにしても気になったのが、選手のネクタイ。
殆どの選手がきちんと締められてない。


シャツのトップボタンは外してるはネクタイはユルユルズリズリで、見苦しい事甚だしい!
機内ではルーズにしていても、オフィシャルスーツなんだから一歩機内から出たらきちんと締め直さないとダメでしょう。
ましてや合同記者会見までは時間もあったのだから・・・・。
先のバンクーバー五輪で、スノーボードの選手の着崩しが問題になったのモウ忘れたの?
アノときあれだけ彼を叩いたマスコミがナンにも言わないのも変。

どんな成績上げようとダメなモノはダメでしょうに。


 ましてや彼らはベスト4を公言して行った訳でしょう?
目標を果たせなかったのに、記者会見で物マネやっておどけてて良いのかなあ?


精一杯戦っての結果だから卑屈になる事はないけど、負けて帰って来てもあれで良いんだと思ったら、次回の出場選手には良い意味でのプレッシャーがかからないんじゃない?
負けて『帰国するのが怖い』くらいの気持ちじゃないと、必死のプレーなんか出て来ないでしょう。
『中途半端なプレーして負けて帰国したら、きっと只じゃ済まないゾ・・・!』
少なくとも強豪国の選手はそんな気持ちで戦ってるでしょうから。
 
唯一感心したのが本田選手のコメント。
『休んでる暇なんか有りません』
世界との実力差を身を以て知っている闘うアスリートならではのコメントで、優しく歓迎されて周りがホッとして浮かれている中で、彼は冷静に自分や世界を見ているなと感心しました。
でも、あのサングラスはねえ〜。
街のチンピラみたいにしか見えないんだけど・・・・。
オフでプライベートな時なら良いでしょうけど。


ナショナルチームなんだから、世界に出て行く時は選手には服装も含めたコーディネーターを雇った方が良いなあ。

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