前回のブログでは、WAX原型を仕上げて鋳造に出すところまで、紹介しました。
今回は925シルバーで鋳造されて帰って来た状態から、説明します。
今回は2点とも鏡面仕上げの予定だったので、鋳造後にバレル研磨を施してもらいました。
バレル研磨とは、字のごとく樽の中にステンレスの短いピンや小さな鉄球と一緒にいれてガラガラと回転させて表面を磨く方法です。
どんなモノを入れるかで仕上がりの程度が変わってくる様です。
鋳造後は白くザラザラしていた鋳肌表面の金属が締まって、ある程度光って来ます。
なんとなく銀色に光っていますが、まだまだ鏡面ではありません。
鋳肌をステンレスブラシで叩いた、と言う所でしょうか。
バレル研磨すると、軽量化の為裏を抜いた跡等、道具が入りにくい所でも在る程度磨けるので便利です。
これを様々な道具を使って磨いて行くのですが、道具についてはまた改めて。
いくつかの工程を順にたどって磨き上げたのがこの状態です。
喜んで戴けると良いのですが。
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