2010年7月5日月曜日

気がつけば十年!

土曜日は学校で授業でした。
いつもと変わらずに始まったのですが、途中で人事課から電話が・・・何事かとチョットドキドキして待っていたら、なんと勤続十年で表彰されました。
賞状なんか戴き、写真も撮られて・・・・。


それにしても、ここまで続けて来られたのは、なんといっても未熟な講師のワタシに我慢してくれた生徒諸君、サポートしてくれた助手、副手、実習生の皆さんのおかげです。


入校して二年目から現在のキャリア・カレッジコースを担当するようになり、特にCC-1(制作のみの特別集中一年コース)を担当するようになってからは、向学心に燃える生徒達に接するにつけ、『これは生半可な気持ちでは出来ない。彼らの人生がかかってるんだから、出来る限りの事をしなければ』と、こちらもムキになってやってきました。
 それが空回りして、ついキツい言葉を投げかけて泣かしてしまったり、傷つけてしまった事も何度かありました。
それにもメゲず立派に修了していった生徒諸君には、逆にこちらを育ててもらった様にさえ思います。


 大勢の生徒とのお互いが不安な出会い、やっとお互いが打ち解けて来た一年後に来る別れ。
毎年巡って来る修了式には、不覚にも涙を隠せませんでした。
中には社会で経験をつんで学校に職員として戻って来られた方も何人かいて、ワタシの性格を熟知している彼らにも、本当に助けていただいてます。


仕事を終えて夜六時半から九時半迄、週五日というCC-1の中でもハードなクラスを修了した生徒達は、クラスメイトでグループ展を始め、今年でもう三回目になりました。
回を重ねるごとにレベルアップしてゆくのがわかり、こっちも負けられないと励みに成ります。


 最近は社会人がメインのCCJM(フリーコース)のみを担当していますが、いつもワタシの与太話にお付き合い戴きながらの授業。
にもかかわらず、ワタシのクラスを選んで来て下さってる生徒さんには本当に感謝しています。
今後いつまでクラスを担当させていただけるか、一年契約の非常勤講師の身では判りませんが、これからも明るく楽しくチョット厳しいクラスを皆さんと創り上げて行きたいと思います。


最後に、この素晴らしい出会いの場を与えて下さった前校長の水野孝彦先生、前学部長の影山公章先生、ワタシをキャリアカレッジ担当にして下さった宮尾豊先生に感謝したいと思います。


なにしろ、人との出会いの最たるモノ、人生の伴侶との出会いまでワタシに与えてくれたのですから、足を向けて寝られません。





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