2010年10月7日木曜日

金木犀の香り

ずいぶん、ご無沙汰してしまいました。


 八月の頭に腰を痛めて以来どうも体調がスッキリせず、猛暑が過ぎたと思ったら九月に入ってからの不規則な天気や急激な気温の低下に体調を崩し、その他にもイロイロ在ってなんだか何をするのも億劫になってしまっていました。
 最近ようやく天候も落ち着いて来て、本来の秋らしい気候になったせいか少しずつ気分もスッキリして来たので、またブログを再開しようと思います。


 さて、そんな中でも自然はマイペースですね。
何時の間にやらあたりに金木犀の香りが漂って来ました。
去年このブログを始めたころも金木犀が咲いてました。
アッと言う間に一年たったんですねえ。


 その間も世界はめまぐるしく動いている様で、尖閣諸島を巡る日中問題の様に国の根幹に関わる一大事に、現政権のどうしようもない不甲斐なさが暴かれてしまう、なんて大事件まで起きました。
ワタシ同様船長開放に驚き、TVの報道にやきもきしていた方も多かったと思います。
デモ結果として、武力衝突までには至らなかったのはヨカッタ!
そして、国際法や世界での信用より党のメンツが大事な、現在の中国共産党政権の実態が世界に知られただけでも、もうけモンでした。


 今は日本の弱腰が表面に見えてイライラしますが、日本は憲法で
『国際紛争解決に武力を用いない』
と表明している国ですから、カッコ悪くても今回はこれで良かったのかもしれません。

でも『今後は南西諸島の防衛を本格的に考えなくてはイケナイ』とか
『中国への資本投下はリスクが伴う』
『多額のODAや資金援助は考え直そう』
・・・なんて話題も
国内外で普通に語られる様になってきました。


中国という大国の正体を知り、日本国民の外交や防衛に対する意識も変わったと思います。
『友愛』
だけでは裏切られると言う事も学びました。


敵を知り己を知る』
のが孫子の兵法ではまず第一歩だそうですから・・・。
(これも中国から学んだんですけどねえ〜)
イザと言うときのは隠れて研げば良いのです。


だから今後はそんな相手に対して、日本に何が出来るかを考えて対処してゆく番です。
外堀から徐々に埋めて行きましょう。


他方、大国となったとたんに尊大さを増す姿勢に、国際社会での中国の信用はこれ迄以上に急速に低下してゆくのではないでしょうか。
そんな矢先、今日も南沙諸島でベトナム漁船を拿捕したという報道。
どうやら学習能力も低い様です。


今にもバブルが崩壊しそうだといわれる中国。
それでなくとも、共産主義を標榜しながら貧富の差がどんどん拡大するイビツな国家。
ソビエト共産党政権が崩壊した様に、多民族国家では一党独裁は長続きしないというのが自然です。
今に必ずどこかにホコロビが出来て、そこから一気に崩壊してゆくのではないでしょうか。
もしそうなったら、世界から尊敬されていない国を救ってくれる者は現れるでしょうか。

『損して得取れ』『負けるが勝ち』『驕れる者は久しからず』
なんて言葉を思い出した出来事でした。



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