2011年5月30日月曜日

♫ビリー・ジョエル『ストレンジャー』

 ひょんなことから作品展に来ていただき、Cafe de jewelryにも参加していただいたアヤさん。
そのアヤさんのブログ『凛々亭の徒然24時は毎回美味しそうな料理やセンスのいい写真で、楽しみに拝見させていただいてるのですが、懐かしい音楽の話題が出て来てワタシも昔を思い出してしまいました。
アヤさんの原点はEric Carmen「Never Gonna Fall In Love Again」なのだそうです.
五月の爽やかな空気にピッタリな曲ですね。
なんだか緑の芝生が広がる公園を歩きながら聴きたい曲です。
でも、アヤさんはまだお若いのにずいぶん懐かしい曲(1976)が原点なんだなあと思いつつ、
ワタシの、音楽の原点ってなんだろうと考えたのです。


 子供の頃から父親の影響でクラシック音楽ばかり聴いていて、おまけに中学二年までバイオリンも習っていたので、日本の歌謡曲やアイドルの歌う流行歌には全く興味がありませんでした。
でも、中学の途中くらいからこっそり聞き出したラジオの深夜放送でかかっていたPOPS等は耳にしていました。
その頃のワタシの原点は巨匠ヘンリック・シェリングが奏でる
J.S.BACH『無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番”シャコンヌ”』でした。
ワタシが聴いたのはモノラル録音のレコードの演奏だったので、この映像とは違う演奏でしょうが、
まるで教会の十字架の前で神に審判をゆだねるかの様な演奏に感動したのです。


 高校に入っても吹奏楽をやっていたので、やはり邦楽にはあまり興味がわかなかったのですが、ある時小学生からの幼なじみのCさんの誕生日にプレゼントを、ということになって何が良いか尋ねたら、その時流行っていたビリー・ジョエルLP、という希望だったのです。
二人でレコード屋さんに行って購入。早く聴きたいというので、彼女のお宅に伺って一緒に聴く事になった訳です。
 
 そうして流れて来たのが名曲『ストレンジャー』でした。

その時のイントロと口笛が結構鮮烈に記憶に残ってしまい、後年自分でもCDを買いました。
もちろん今でも『ストレンジャー』は思い出の曲ですが、そのアルバムに入ってる『素顔のままで』の方が今では好きな曲ですね。途中に入るSAXのソロも秀逸です。

と言う訳で音楽におけるワタシのもう一つ原点は、
ビリージョエル『ストレンジャー』です。

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