その時もなんだか気の抜けたマンガだなあ〜と思ってましたが、舞台が大阪市内、登場人物がみんな大阪弁の家族。そのうち独りはラリー好きでランチア・デルタに乗ってる、という設定につられてついはまってしまった作品が、『大阪豆ゴハン』サラ・イイネス
サラさんは年季の入ったWRCラリー好きで、専門誌にもチョコッとイラスト書いたりしてました。
作品の登場人物もラリードライバー似だったり・・・。
でもそれ以外の作者プロフィールはよく判りません。
なぜか唐突に終わってしまって、それもあって週刊誌も読まなくなってしまいました。
しばらくして単行本が出ているのを見つけて、初めて最初から読み通して改めてファンになってしまいました。
そのサラさんの新作がこれ。
いつのまにか名前も少し変わって、新たに新作の雑誌連載が始まっていたようです。
流石に今では週刊誌を毎週購読なんて出来ないので、時々出る単行本をAmazonでチェックして買っています。
今回は舞台が東京ですが、メインキャスト二人はいずれも離婚経験有りの大阪出身。
片や肉食系で若い娘大好き、もう一人は比較すると草食系になるのかな。
赤坂あたり(?)のデザイン事務所を舞台に、様々なキャラ(に加えて猫も)がユル〜く絡む毎回完結の短編。
特に盛り上がりもなく、のほほんとした日常が綴られていて、人畜無害な作品です。
多分雑誌に連載されている他の作品は殺伐としたテーマが多いんでしょうね。
そんな中にホッと息抜きみたいなページ、で価値があるのでしょう。
それに、出て来る女性陣が皆個性的で、男から見るとそれぞれに魅力があります。
いずれ恋愛に発展するのか・・と思わせぶりな展開も、はまってしまう原因かもしれませんね。
考えてみると、素敵な異性と出逢ってこれは恋に発展するかもしれない・・という時期が、一番微妙で毎日が新鮮かもしれませんね〜。そう言う年代の方は楽しめるかもしれません。
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