2010年5月19日水曜日

映画のタネ?

 どうもアメリカって国は、戦争の裏側を描いた映画を作って『戦争の虚しさ』みたいなものを訴えてる様に見えながら、映画界は戦争の度にそれをネタにして映画を作って世界中で儲けてますよねえ。


 ベトナムにしてもイラクにしてもアフガンにしても自分たちが仕掛けて行った戦争。
アメリカの国益のために一つの国家を滅茶苦茶にして、未だにその悲劇は終わる事なく続いてる訳ですが、それをネタにこれからも多くの映画が作られる事を考えると、実は内心アメリカの映画界は戦争賛成なんじゃないか、とすら思えます。


 これまで、反戦や国家の失策を暴く映画でも軍が撮影に協力する姿勢は、なかなか偉いなあと思ってましたが、『アメリカにも良心があります』という姿勢を広報するためにはもってこいですからね。
それに作ってる方も、娯楽作品だけ作ってるより『社会派』を名乗れるし箔が付くってもんです。


 そのうち迫真の映像の為、最前線には必ずハイヴィジョンカメラを構えた映画クルーが同行するようになるんじゃないかな。
作戦行動に撮影計画が組み込まれたり・・・。

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