2011年6月2日木曜日

First Lady of JAZZ!

 さて、エラ・フィッツジェラルドの話ですが、ワタシが今更言うまでもなく、女性ジャズヴォーカリストと言えば『いの一番』に彼女の名前が上がるのは、ジャズファンにとって常識なんだと思います。
百聞は一見にしかず。ともあれこの動画をご覧下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=Y_J-siDsG-o
どうです、始まりから1:35秒あたりから始まるスキャット、素晴らしいでしょう!
思わず身体が動いてしまいます。
4:06秒あたりでは、もうピアニストも『こいつは止まらないぞ〜!』って顔してますよね。
4:25秒あたりでは「Hard days night」まで始まってしまいます。
5:29秒からは「煙が目にしみる」の替え歌で「汗が目にしみるわ」なんてふざけています。
圧巻ですよね〜!参りました!

その素晴らしい声量、声の艶、リズム感、そしてなんとも暖かみのあるその声はアップテンポなスキャットだけでなく、スローなバラードでも耳障りよく聴く者を癒してくれるのです。
なかでもワタシが大好きなアルバムが、同じくJAZZ-GIANTルイ・アームストロングとの共演。
http://www.youtube.com/watch?v=fCsNg6XB3dg
いや〜意気がピッタリ合っていいですよね!
このアルバム『Ella & Louis』はワタシの愛聴盤です。
この曲以外にも素敵な曲がいっぱい入ってるのでJAZZは苦手と言う方にもお薦めします。

この二人が歌う歌が以前にも紹介した映画『恋人達の予感』の冒頭でも使われていて、それを聴いてワタシは上記のアルバムにたどり着きました。
それがこの歌。
http://www.youtube.com/watch?v=Dg2HKMFsers

ルイの暖かみがあってコミカルにも聞こえる声が曲の雰囲気にピッタリですね。
長年連れ添った夫婦の会話の様です。

それにしても、1957年録音ですから五十年以上前の録音なのに今なお古さを感じさせない、と言うのは本当に素晴らしい事ですよね。
『真に美くしいものは古く成らない』という言葉通りです。


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