LPレコードなんて高くておいそれとは買えませんでした。
CDじゃありません、LPレコードですよ〜!
それにしても何故JAZZに興味を持ったのか今では覚えていません。
もしかしたらTVでやってた映画『愛情物語』『グレン・ミラー物語』『ベニー・グッドマン物語』あたりから影響を受けたのか・・・。
ともあれ、何故オスカーを選んだのか、何時買ったかすらもう忘れましたが、
始めて買ったJAZZのレコードが『MOTION & EMOTION』
http://www.youtube.com/watch?v=rgq_CYKjtGQ&feature=related
どちらかというとイージーリスニングに入るのかもしれませんね。
スタンダードな楽曲をジャズのテイストで味付け、オスカーの華麗なテクニックで仕上げました、というアルバムです。まあ初心者向けと言うことですね。
ディープなJAZZファンからはあんなのはJAZZではない!と言われそうですね。
今でもそうですが、多分ワタシはタキシードやドレスに宝石で着飾った紳士淑女が、白いテーブルクロスの食卓をはさんで和やかに談笑するなかタキシードで正装して演奏するピアノトリオ、といった雰囲気が好きなんですね。邪道というなら邪道ですかね。
静かなピアノに繊細なドラムのブラシワーク、控えめなベース。
だからオスカーや、ビル・エバンスと言った、叙情的な演奏家が好きなのかもしれません。
ビル・エバンスは白人だし、オスカーはカナダ生まれでクラシックピアノの素養もある人ですから、アメリカ生まれの黒人系JAZZとはやはり違って、確かなテクニックと生まれや育ちの良さから来るのか愛情豊かな感性を感じます。
旧来のJAZZにつきものの酒とタバコと麻薬等の危険で退廃的なな香りはしませんね。
http://www.youtube.com/watch?v=337hbXJD9vk
映像を見ていると鍵盤の上を風の様に軽やかに指が動いています。それでいてミスタッチは殆ど感じられません。
素晴らしいテクニック。正にヴィルトゥオーゾ!
そう言う所もワタシが彼に惚れ込んだ理由かも知れません。
http://www.youtube.com/watch?v=2HcV_azEf5A
この演奏のニールス・ペデルセンのベースソロも素晴らしいですねえ!
あの大きなウッドベースがまるでギターの様に弾きこなしてます。
初代のベーシスト、レイ・ブラウンとはまた違った巨匠ですね。
この演奏のニールス・ペデルセンのベースソロも素晴らしいですねえ!
あの大きなウッドベースがまるでギターの様に弾きこなしてます。
初代のベーシスト、レイ・ブラウンとはまた違った巨匠ですね。
こちらは偶然YouTubeで見つけた動画。巨匠カウントベイシーとの共演です。
肩の力がぬけたいずれ劣らぬJAZZ GIANT二人がピアノで会話しているようですね。
こんな風に楽器が演奏出来たらどんなに楽しいでしょう。
きっと世界中の誰とでも”話せる”んじゃないかなあ。
http://www.youtube.com/watch?v=XIs1vcoPQbw&feature=related
それにしても良い時代になったものです。
こんな名演奏が居ながらにして楽しめるなんて!
0 件のコメント:
コメントを投稿