休み時間が30分しかないので外食は難しく、普段は妻がお弁当を作ってくれます。
妻も仕事で早い時もあるので、早起きしてお弁当を作ってくれるのは有り難いなあと思いながら、いつも食べているわけです。
ただ、妻はプチトマトが好きなので栄養のバランスを考えて入れてくれるのですが、50歳過ぎた私はチョット恥ずかしい・・・というのが困った所ですが、作って貰って贅沢は言えません。
土曜はお弁当の蓋を開けたら、妻の手作りミニハンバーグが入っていて、なぜか思わず心の中で
『やったあ!ハンバーグだ!』
と喜んでいる自分が居て、なんだか笑えてしまいました。
確かに妻のハンバーグは美味しいけど初めてではないし、特別ハンバーグが大好きでもないのに・・・。
『わーい、ハンバーグだあ!』って・・・・、
まるで小学生みたいじゃないですか!
これまでの人生でそんな事無かったのに・・・。
思い返せば高校生の頃部活の朝練で早朝家を出てゆく私に、母は暗い内から起きて毎日お弁当を作ってくれてた訳ですが、今妻に感謝してる様には感謝してなかったですね。
後年聞いたところ、毎回違うメニューを作ってたそうなんですが、母には本当に申し訳ないんですが、これといって記憶に残っていないんですよねえ。
モチロン不味かった訳ではないですよ。
でも二時間目の終わりには早弁してしまうので味わってなかった、という訳です。
今みたいにパッキング付きの弁当箱なんて無かったし、学生鞄に入れて持ってゆくとご飯にオカズの汁が混ざってしまう・・・冬は煮こごり状態、というのも一因。
小学生の頃遠足のお弁当に、マリネーしておいた骨付き鶏モモ肉をまるごと揚げたフライドチキンが入っていて、これは嬉しかった記憶は残ってるんですが・・・。
そんな私がなんで土曜はハンバーグで『やったぜ!』なんて思ったのか・・・・不可思議!
でも、おかげで昔の母の労苦を思い出したので、今度実家に帰ったら改めて感謝の言葉でも送りたいと思います。
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