2011年3月11日金曜日

快挙!

 先頃、奇跡の生還で話題になった探査機『はやぶさ』が持ち帰った微粒子が、やはり小惑星『イトカワ』のものであったことが分析で実証されたそうです。月以外の天体から人類が初めて持ち帰った物質、と言う事ですので、アポロ11が初めて持ち帰った月の石同様、いや距離を考えたらそれ以上の快挙!関係者のこれ迄の努力に敬意を表したいと思います。


 太陽系や地球の生成過程を解明するためのデータが得られた訳で、これから新たに解明される事もあるのだろうと思うとワクワクしますね。
こういう知的好奇心を啓発し、同時に最先端技術を必要とする分野への予算は削減して欲しくないなあ。


 さいきん本当にイヤなニュースばかりのですが、それらの出来事が人間を中心にした”世界”で起きていると思うと、イロイロ事情も複雑に絡み合ってるから解決は大変だなあ〜と暗澹たる思いに成るんだけど、これが地球という生きている天体の上、しかもそのミカンの皮の様に薄い地殻の上で起きてる事だと思うと、その薄皮を取り合って喧嘩するなんて・・・愚かしい事だと思うよねえ。
皆もっと宇宙からの視点で自分達を見直そうよ〜、と言いたく成るなあ〜。


宇宙開発って宇宙の中での我々の立ち位置を探る物であったし、人類が如何に恵まれた存在かと言うのを気づかせてくれるモノだった筈ですよね。
そんな視点で見れば、残念だけど表面でうごめく人間なんて我々が蟻を見てるようなもんでしょう。大地震だって人間の新陳代謝同様、古い皮を新しい物に変えるための活動な訳だから。


 どんな経緯からか地球と言う星に産まれた我々人類は、タダで住ませてもらってる訳なんだから、お互いワガママばかり言い合わないで、せめて仲良くしようよ〜!



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