2011年3月13日日曜日

復興

 地震発生以来、時間が経つに連れて被災した東北地方から悲惨な状況が次々に入ってきます。
なかにはまったく連絡が取れない地域もあるようだから、被災者も今後莫大な数に登るんでしょうね。
 一つの街が根こそぎ更地になってしまった有様は、悲惨を通り越して言葉も出ません。
海岸沿いに広がっていた美しい田園地帯も海水で水浸しに成ってしまって、これからまた耕作地として復旧するのは本当に大変だろうと思います。
農業者の高齢化が問題になっている昨今、このまま廃業になってしまう恐れもあるのでしょうね。
先祖代々営々と受け継いできた田畑を荒らされた皆さんの胸中、いかばかりか・・・。


 報道を見ていて思うのが、三陸と言えば過去何回も津波の経験があるでしょうに、港や海岸と同じ高さの土地に木造二階建て程度の家屋が密集しているという街の構造を、今回の被災で根本的に改める必要が在るのじゃないでしょうか。
 商業工業用地はともかく住宅地は高台に限定するとか、必ず鉄筋コンクリート作りにするとか、高台が無い地域は歩いて三分以内の所に頑丈な高層の避難所を幾つも作るとかしないと、また同じ事を繰り返しかねない。
役所や拠点病院は必ず高台に設置又は移転する事も必要ですね。
今回の様に大きな船迄流されて、それがぶつかって家々を破壊してる事を考えると、海水は流れ込んでもそう言う漂流物が流入してくるのを防ぐ為に、港と市街地との境に何らかの頑丈なバリアが必要かもしれませんね。


こんなときこそ政治主導でお願いしたい物です。

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