イヤ〜、面白いねえ!
三作品ともレンタルで何度も見ていますが、飽きません。
映画全体に流れる緊迫感あふれる音楽、逃亡者の早足の様なテンポで進むストーリー展開、危機に際して鍛え上げたボーンの身体が勝手に動くのだろう、これまで見た事も無い流れる様なアクションシーン。
記憶喪失した秘密工作員にして暗殺マシーンという設定も面白かったですね。
お尻に埋め込まれたカプセルにはスイス銀行の秘密口座番号、自分が何者か判らないのに身体は勝手に反応して相手を倒してしまう・・・。
いったい自分は何者でどうしてこうなったのか・・・知ろうとすればする程組織の中核にせまり、組織を敵に回す事になる。
そんな寸秒も油断出来ない死線をかいくぐりながら、ジェームス・ボンドの様にむやみに敵を殺さないのもいいですよね。
アレは絶対死ぬでしょ!と言う様な派手なアクションも、身一つで必死に生き抜こうとしているボーンがやるとそんなに荒唐無稽に見えないのもそのせいかな。
この映画で新たなヒーロー像が造り上げられた、と思います。
アクションは『007カジノ・ロワイヤル』にも影響を与えてると思いますね。
三部作で終わりだそうですが、ファンとしては続編が見たい所です。