どうやら、BSで放送されたものの再放送らしいのですが、第二次大戦の白黒フィルムの画像を最新のデジタル処理でカラー化したものを使って第二次大戦を時系列にそって解説しています。
フランスの放送局との企画のようで、そのせいか再現された色彩がリアルというより、ほんのり絵画的です。
もっとも、これは最近寿命のせいか時々色がおかしい我が家のブラウン管TVのせいかもしれませんが・・・。
それにしても、ドイツ軍の侵攻にイギリスが参戦、兵士達が駅で妻や家族と抱き合ったりしてるのを見ると、無事に帰国出来たろうか、それとも戦地で命を落とし悲報が家族に届いたのか・・・等とこの人達の行く末に思いが巡ります。
戦闘のシーンでも弾に当たったのかバッタリ倒れる兵士が映されますが、彼にも二十数年の人生があり、故郷に父母、妻子、友人がいてその皆が悲しむわけです。
戦争って、それが兵士のみならず犠牲者の数の分だけ積み重なってる訳ですよね。
もし自分が出征するような事になり、駅で妻や両親と別れるなんて立場になったら妻はどんな思いだろうか、等と想像すると本当に
『戦争なんてゴメンだ!』
という気持ちになります。
これはカラー化がもたらした効果なのか、それとも結婚して『家族が共に暮らす』と言うシンプルな幸福を知ってしまったからなのか・・・・。
是非これからの世界を創って行くはずの若い人に見てもらいたいです。
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