古い立て爪タイプのリングから外した0.45ctのラウンドカット・ダイヤで、普段ずっとはめていられるリング、というご注文。こういう注文が一番厄介です。
デザインが立ちすぎてリングだけ目立ってもいけないし、かといって無難なデザインではわざわざオーダーする意味が無いし・・・。
お客様の雰囲気を引き立てて、よく見ると素敵なリングしてる
と思わせるデザイン。
シンプルなリングになればなるほど難しいですねえ。
と言う訳で・・・WAXでモデリングして指にはめていただき、デザインやリングの厚みや幅のバランスを確認しました。
実際は地金(今回はプラチナ)になると色も違うのでボリュウム感も変わってくるのですが、そこは経験値で補正します。
厚みや幅が微妙に変わっているのがお判りでしょうか?
リングのサイドから下にかけての厚みを厚く、トップの幅が広くなってます。
デザイン画でお見せするのが一般的で、最近は店頭で CAD の画面を見せる事も在る様ですが、シンプルなデザインならこの方法がお客様も立体感が解って良い様です。
もちろんこちらも微妙な厚みや角の落とし方等チェック出来るのがメリットです。
こちらも、完成したら画像で公開する機会を作りたいと思います。
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