2009年9月29日火曜日

『ステージ101』

昔の話、その2

you tubeを検索していたら、懐かしい動画を発見!
NHKで放送されていた歌のバラエティ番組『ステージ101』の最終回映像です。

『涙を越えて』


『若い旅』


等が投稿されてます

この番組を知ってるだけで年齢が判ってしまいそうですが・・・。
私は中学生の頃でした。

 たしか日曜夜の放送で、当時同級生は民放の歌番組でアイドル歌手に熱中してましたが、私がヘソ曲がりで流行りものが嫌いだったのと、両親も歌謡番組が嫌いだったので家族で見ていた記憶があります。
今振り返るとNHKらしい”優良”番組ですね・・・親が子供と安心して見られる。

 番組のオリジナルソングには永六輔、中村八大ほか錚々たるプロが曲を提供しています。
良い曲が多いんですけど歌詞を読んでみると、かつて若者だった当時の大人が後輩の悩める若者に贈った応援歌に聞こえます。

決して若者から発信された歌では無いですよね、アレは。

 その後シンガーソングライター全盛の時代を過ぎて、今は普通の若者が自分の言葉で歌う様になりました。
 ただ、今の流行歌の歌詞は”私とあなた”、”ボクと君”の関係を歌ったものが多くて、オジサンの私は『ソレがどうした!』とつい思ってしまうのです。

 当時はすぐ近くでベトナム戦争が続いていて、日本から戦闘機や爆撃機が飛び立つなんて現実が身近だったせいも在るけど、昔の若者の歌は私達・僕達が主語で、世の中や周囲に訴えかける歌が多かった様に思います。
大人の世界の不条理と、それが引き起こした戦争をはじめとする悲劇に抵抗するのが若者の”正しい姿”だったはずなのに・・・。

 若者は恋愛にうつつを抜かすモノである・・・これが在るべき本来の姿で、平和って事なのかもしれないけど。

自分の身の回りにしか興味無いし、共感を覚えないんでしょうかね。

大人の一人としてオジサンにも責任が在るのかもしれないなあ〜!

 それにしても、あの振り付けは今見ると恥ずかしい

今時の少女アイドルグループの振り付けから見ると『児戯に等しい』とはこの事です。
やってる方が真面目なだけに、若い人が見ると笑いが止まらないと思います。




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