2009年9月4日金曜日

JJF・ジャパンジュエリーフェア



 今日は有明ビッグサイトまでJJFを見学に行って来ました。
毎年IJT国際宝飾展には行くのですが、ここ何年もJJFには行ってませんでした。

今回は生徒さんに『行かないんですか?』と声をかけられたので・・・。

IJTと比較するとスペースも半分、海外の出展社も殆ど無いしであまり興味を曵かなかったのです。

 やはり、IJTで見られるドイツ、オーストリアあたりの商品は『我が社はコレ!』という作品性が強く作家の個性が生々しく出ていて面白く、そんなデザインが一般商品として流通している状況が、羨ましく感じられるのです。
 エンドユーザーが個性的なものを選ぶ傾向があるから、オリジナリティの高いものが一般商品として流通するわけですから。
 加えて色彩感覚の違いも強く感じます。様々な色石の組み合わせなども日本人の感覚とは違ったもので、髪や肌の色の違いが影響しているのを感じます。

 それに比べると、日本の出展社は、沢山のメーカーが広いブースに様々な価格帯で似たような所謂”売れ筋”商品を並べているので総花的になってしまい、個性的なものが在っても埋もれてしまってる様に感じられます。

 やはり海外からでは、ブースも狭くなるし出品点数も少なくなるから、向こうはテーマを絞って出品してる・・というのも大きな理由でしょうが。

 逆にヨーロッパでやれば向こうのメーカーは向こうの人には総花的に見え、日本の出展社はやはり周りとは違って見られるのかも知れませんね。

 と言う訳で、冬にはIJTも開催されるでしょうから、ドイツ、オーストリア、イタリア、フランスの感性の違いを見に行くのが今から楽しみです。









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