読み始めたら止まらない!昨日の午後から読み始めて、とうとう徹夜してしまいました。
いやあ、堪能しました。
久しぶりに懐かしいボブ・リー・スワガーの世界。
彼のシリーズは『極大射程』『ブラックライト』『狩りのとき』と傑作が続いて、その後の作品は彼の父親や祖父をテーマにしていたりで、ちょっと初期の作品とは趣を異にしているので最近は本屋で見かけても買ってなかったのですが、この作品は『極大射程』と同じ匂いを感じます。
懐かしいのは良いのですが、逆にちょっと物足りない感じもします。
ストーリー展開がなんとなく読める様な・・・手慣れたテンプレートに従って作ったみたいな感じを受けるのです。
先に紹介した三作に『魔弾』を加えてこの作家の推薦作なんですが、この作品『蘇るスナイパー』をお薦めするかというと、まだ『極大射程』を読んでないならそちらをお薦めするし、読んだなら続く二作品をお薦めします。
その上で、ボブ・リー・スワガーのファンになったら、コレクションに加えるのも良いでしょう。
これ一作を初めて読めば、文句無く素晴らしい作品なんでしょうが・・・。
アクション・ヒーローのシリーズものって難しいですよね。
マンネリでもエスカレートし過ぎてもダメだし。
007シリーズが良い例です。
さて、次はアーチャーの新作。また寝不足になりそうです。
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