2010年6月22日火曜日

芝生の上の死闘!

例のブブゼラの音が耳障りで、観ていてイライラしてきますね、ワールドカップ。


 そんな中、今年もまたテニスのウィンブルドンのシーズンがやって来ました。
サッカーとは打って変わってマナーの良い観客に見守られて、審判の声と打球音のみがコートに響きます。
息詰まる緊張感が支配する静寂の空間・・・どちらの選手にも好プレーには拍手と声援が注がれる、スポーツマンシップとフェアプレーの精神に満ちた時間。
やっぱり紳士淑女のスポーツですね。
特にウィンブルドンは王室も関わってるから、よけいにそう思えるのかもしれませんね。


だからといって観客が全員正装では無いばかりか、普段着っぽい服装の観客が多いのもイギリス人らしいというか・・・。
全仏のローランギャロスの観客はもっとファッショナブルでセンスのいい服装で、ああフランス人ってお洒落だなあ〜と思ったもんです。


さて、男子シングルスは、フェデラーが今年も『芝の王者』の座を守るのか、新旧交代があるのか気になります。
どんなに追いつめられた局面でも冷静な表情を変えないフェデラー、大好きです。
去年の対ロディック戦、一昨年の対ナダル戦、共に決勝での試合に恥じない白熱した歴史に残る名勝負でした。
今年もセンターコートの芝は選手達の血と汗と涙を吸って、美しくイギリスの陽光に輝くのでしょうね。


・・・と思ったら、なんと王者フェデラーが一回戦でランキング60位の選手相手に苦戦!
格下の選手相手にいきなり2セットも先取されて、あわや・・というところから、流石に王者!という挽回を見せ、最後は疲れの出て来た相手を手玉にとっての勝利!
なんだか、わざと見せ場を作って会場を盛り上げてくれたのではないかとすら思える程、土壇場で強いフェデラーでした。
ものすごいプレッシャーだろうに、一体試合中何を考えてるんでしょう。


とは言え、いつもなら正確無比なショットを見せてくれるのに、今日はミスの多かったフェデラー。
決勝戦まで進めるのでしょうか・・・。
眠れない夜が巡って来そうです。



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