今回は、マドンナに吉永小百合を迎えた作品でした。
東京のOLの歌子(吉永小百合)は結婚を控えた友人との女同士の旅行で、ひょんな事から旅先の寅さんと出逢い暫し旅の空を共に楽しむのですが、彼女には何となく薄幸な印象が・・・・。
そして、久しぶりに柴又に帰って来た寅さんに歌子は会いにやって来ます。
実は小説家で頑固な父に、多治見で陶芸修行中の青年との結婚を反対されているのです。
そんな事は露知らぬ寅さんは、自分に会いに来てくれた歌子に心をひかれていきます。
まあ、お決まりのごとく今回もなかなかにあっぱれなフラレっぷりでした。
剣の達人に一刀のもとにバッサリ袈裟懸けに斬られた様なもんです。
まさに、流れ星の様にはかなく流れ去った恋・・・という感じですね。
それにしても、今を盛りと輝く吉永小百合のような美人に
『私、寅さんと出逢えて本当に良かったわ!』な〜んて、
あんなに屈託ない笑顔で言われたら寅さんならずとも誤解するよな〜!
育ちが良い美女って、悪気がないだけに時として残酷!
余談ながら、終わり近くに汗をかきながらかき氷をつくるオバチャン。
本当にリアルな自然な演技ですよねえ。
尚、タイトルの『バター!!』の意味する所は本編をご覧下さい。
尚、タイトルの『バター!!』の意味する所は本編をご覧下さい。
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